ROBOT魂 シナンジュ

バンダイ ROBOT魂(side MS)シリーズ

定価:5250円(税込)

ROBOT魂 シナンジュ
赤い彗星の再来、フル=フロンタル駆るMSがROBOT魂に登場!

宇宙世紀、穴埋め商法
平成の時代になってから、映像媒体のガンダムシリーズはVガンダム以降、宇宙世紀とは全く関係のない時代でガンダムが活躍するというスタンスを取っていた。後に平成アナザーシリーズと呼ばれる『Gガンダム』、『ガンダムW』、『ガンダムX』は∀ガンダムの黒歴史によって同一世界で行われた戦争の歴史の一幕という形で補完され、∀ガンダムより後の『SEED』シリーズや『00』シリーズも最後にはこの黒歴史に帰結するという形になっている。

一方、宇宙世紀も影でその歴史を着々と補完していた。宇宙世紀の歴史の特徴であるが、シャアの反乱ガンダムF91の時代の間とF91からVガンダムの時代の間にはそれぞれ30年ずつの空白期間が存在する。平成アナザーシリーズ真っ盛りのころには、ひっそりとクロスボーンガンダムがF91とVガンダムの間30年間の補完を行っていたが、2006年から始まった『機動戦士 ガンダムUC』は逆襲のシャアの直後の空白の歴史に着目し、そこで話の展開を行い始めた。

この「宇宙世紀、穴埋め商法」とでも言えるシリーズ展開方は、バンダイにも昔からのファンにとってもうま味があったのか、ガンダムUCシリーズの小説はブレイクした。さらに、小説を原作にしたOVAシリーズの映像媒体の売り上げは、この不況の中トップの売り上げをたたき出すほどになる。この『ガンダムUC』シリーズが始まってからというもの、昔からいるガンダムファンには宇宙世紀の空白期間を埋めるようなシリーズを、低年齢層向けには宇宙世紀とは関係ないアナザーシリーズで客層を得るという方針が固まったように思える。

ガンダムUCはファーストガンダム世代が好きそうな要素がちりばめられている。そのファクターの一人が、ネオ・ジオン残党軍のリーダーであるフル=フロンタルであろう。このフル=フロンタルは、「シャアの再来」と呼ばれる人物で、『ファースト』時代のシャアと同じく常に仮面をかぶっている。声も、記録媒体を見た物をして「まったく同じ」と言わしめるほどである。さらに、仮面を取った素顔の額にはシャアと同じくア・バオア・クーの激戦時についた傷が残っていた。

歴史上ではシャア=アズナブルは第二次ネオ・ジオン抗争時に、アムロのνガンダムとの激戦の末、二人とも消息不明となっているはずだが、どう考えても本人としか思えないような発言をたびたび行っており、それが往年のファーストガンダムファンの心を掴んでいるように思える。

彼の駆るMS、MSN-06S シナンジュは当然赤く染め上げられており、その機動性は通常のMSの三倍の出力を誇る。今回は彼の乗るMS、シナンジュを紹介しよう。

赤くて通常の3倍なら、ガノタが何でもシャア専用にしちまうのさ
シナンジュは、アナハイムエレクトニクス社がシャアの反乱以後に作成した試作機である。シャアの反乱後に開発されたということでコクピット周りにはサイコフレームが搭載されており、パイロットの操縦イメージをMSにダイレクトに反映することができる。このシナンジュはユニコーンガンダムの実験機として、これまでのMS以上の速さを出すために、無人の機械運用によるMSとして開発されたものが、輸送中にネオ・ジオン残党軍によって奪取され改造が施されて運用されている。機械運用前提のピーキーな機体をフル=フロンタルは見事に乗りこなし、サイコミュ兵器が搭載されていないにもかかわらず、圧倒的な性能を誇る。

ROBOT魂 シナンジュ 前 ROBOT魂 シナンジュ 後
背中のメインスラスターとプロペラントタンクが目を引くシナンジュ

シャアの最後の機体であるサザビーが、巨体を誇っている一方でシナンジュはどちらかというとスマートな印象を受ける。しかし、背中には巨大なスラスターとプロペラントタンクが搭載されており、このスラスターによって圧倒的な機動性を誇っている。ROBOT魂では、このスラスターを展開させるとバーニアが連動してスライドするギミックが搭載されている。

バーニアの連動ギミック
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背面のスラスターのみならず、機体の各所にいたるところにスラスターが装備している。ROBOT魂ではふくらはぎの裏側と側面の装甲が展開し内部のスラスターを露出させることができる。

脚部スラスターの展開
スラスターにより、デブリ内でも速度を落とすことなく行動可能
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武装はグレネードランチャーが付いたビームライフルが一丁と腕部分に収納されたビームサーベル2本である。さらに、ビームアックスが内部に仕込まれているシールドも装備する。これらの武装は、サザビーが装備していた武装を踏襲しており、この点でもシャアとの関連性がわかる。

フル装備
初登場の際はビームライフルのみの装備で登場
自分の手足になる機体さえあれば、派手な武装は不要ということか

ビームライフルに関してはグレネードランチャーを取り外すことができる。この状態では腰の裏側にビームライフルを取りつけることも可能となる。

グレネードランチャーの取り外し
ビームライフルを取り付ける時は、グレネードランチャーをシールド裏に取り付ける

ビームサーベルの刃は2本分用意されている。さらに、ユニコーンガンダムと同じくビームトンファーとしてビームサーベルを運用することができる。ROBOT魂では、専用の装甲パーツが用意されており、それを通常の装甲と差し替える事によりビームトンファーを再現している。

ビームトンファー
元々はユニコーンの試作機ということで、ビームサーベルをトンファーとして使用することができる

シナンジュの持つシールドはサザビーの意匠を受け継いでおり上部にはネオ・ジオンの紋章があしらわれている。

シールド
腕のみならず肩のサイドアーマーに取り付け可能なシールド

内部のビームアックスを展開させることが可能である。

シールドから展開するビームアックス
ビームの刃はサザビー以上の大きさ

プロポーションを優先させるためなのか、シールドに取り付けるためのビームアックスの柄と手に持たせるためのビームアックスの柄が両方付属する。また、刃も最大展開時のものと、通常の斧の形をした刃が2つずつ付属している。このビームアックスは連結させることも可能である。

ビームアックス ビームアックスの連結

いかにして我々がプラモを作らなくなったのか
昔のコラムで「プラモデルで手に入るなら、よほどの出来でない限りはプラモデルを購入」という立場を取っていた筆者とHUYU君であったが、技術の進歩と時間の経過はその信念を揺らがせることとなってしまった。仕事を始めた二人にはじっくりとプラモデルを作るという時間がなくなった上に、ROBOT魂側の技術蓄積により自分の手を動かさなくてもそこそこのものが当たり前のように手に入る世の中になってしまい、我々はプラモデルを作るということをいつの間にかしなくなってしまった。

シナンジュも、本来ならばHGUCかMGのレビューを行っていたところであった。しかし、『機動戦士 ガンダムUC』に登場する袖付きのMS全般に言えることだが、HUYU君ほどのスキルのない筆者には少し敷居の高いものなのである。それは、腕や首周りの袖状の紋章を塗装するのが非常に困難なためである。

ネオ・ジオン残党軍である彼らのMSには、士気高揚のために人間の衣服に当たる部分に紋章(エングレービング)が施されている。この紋章が特徴になったため、彼らは「袖付き」と呼称されるようになったのだが、複雑な紋章はプラモデルの多色成型では対応することができず、この部分はシールで再現されている。しかし、この箇所は紋章と下地の部分で起伏ができており、それに合わせてきれいにシールを貼るのは非常に困難であった。

エングレービング
プラモデルではこの部分はシールで再現されているがきれいに貼るのは非常に困難

このことから、先に発売されていたMGのシナンジュはかなりの上級者向けのキットとなっており、敷居の高いキットと言われていた。これは後に発売されるHGUCも同様で、MGよりも小さい分塗装の手間がよりかかってしまう。

一方、完成品のROBOT魂はこのエングレービングは元から塗装されている。昔のMS IN ACTIONシリーズでは塗装の精度に難が出てしまう箇所だったが、最近は機械による塗装に切り替わったのか、商品間の個体差はさほどない。

胸のエングレービング 腕のエングレービング
自分で塗装しなくても、ここまでの精度を誇る最近のROBOT魂シリーズ

この手軽さにより、筆者たちのモデラースピリッツはどんどん侵されていった。本来ならば、自分で手を動かしできたときの達成感を味わえるのがプラモデルのだいご味だったはずが、そんな考えはどこ吹く風。我ながら思うが、人間、楽な方に流れてしまうのは早いものである。

赤い彗星
小説を題材にしたOVAシリーズは、現代のアニメ映像の技術をおしみなく投入したなかなかの快作である。シナンジュは、OVA第2話から登場し、バナージのユニコーンガンダムの前に敢然と立ちはだかる。その模様を製品を使って再現してみよう!

父、カーディアス=ビストからユニコーンガンダムを託されたユニコーンガンダムを託されたバナージは、インダストリアル7に襲来してきたネオ・ジオンのMSであるクシャトリアと交戦した。NT-Dを発動させ、デストロイモードに変身したユニコーンガンダムは圧倒的な機動性でクシャトリヤを撃退した。

クシャトリヤが退いた後、ユニコーンガンダムは元の一本角のMSに戻り、連邦軍の戦艦、ネェル・アーガマに収容された。厳重なロックがかけられたコクピットハッチを何とか開くことに成功したネェル・アーガマクルーたちは、コクピットの中で気絶している彼の姿を見て驚きを隠せなかったのだった。

一方、ラプラスの箱の鍵であるユニコーンを取り逃がした袖付きは、リーダーであるフロンタル自らが出撃することを決め、かつてのネオ・ジオンの旗艦であるレウルーラをネェル・アーガマに向けて出港させたのだった。

医務室で意識を取り戻したバナージは、エコーズ所属のダグザ=マックール中佐に尋問を受けていた。民間人であるダグザは「連邦軍のMSであるユニコーンガンダムを私物化し、戦闘状況に介入した」としてバナージに尋問を行い、彼の「カーディアスからユニコーンを託された」という言をにわかには信じられないでいた。

そんなさなか、ネェル・アーガマは暗礁地帯で襲撃を受ける。デブリ地帯にいるにも関わらず、異様な速度で接近するMSがいた。それこそが、フル=フロンタル駆るシナンジュであった。

接近するシナンジュ
オペレーター「先頭の1機は後続機の3倍の速度で接近中!!」

シナンジュのコクピットの中でフロンタルは不敵な笑みを浮かべて、こうつぶやいた。

ファーストガンダムのオマージュその1
フル=フロンタル見せてもらおうか、新しいガンダムの性能とやらを!
ロールオーバーで画像が変わります

長い平和により、艦長のオットー=ミタス大佐以下、練度が低いネェル・アーガマクルーの対応は後手後手に回り、シナンジュの接近を許してしまう。シナンジュの正確なビームライフルの射撃により、ネェル・アーガマの機銃はことごとく破壊されていった。

ネェル・アーガマを狙撃するシナンジュ
オットー=ミタス「対空防御、何やってる!?」

オペレーター「予兆速がまだ・・・」

オットー=ミタス「良いから撃ちまくれ!」

MS隊の発進準備がようやく整い、ネェル・アーガマのカタパルトから艦載機のジェガンとリゼルが発進していった。しかし、発進のわずかな隙をフロンタルは見逃さなかった。発進最中のリゼルの1機をシナンジュは狙撃、狙撃されたリゼルは爆発し左舷のカタパルト が大破してしまう。仲間のあっけない死に、狙撃直前に発進に成功したリディ=マーセナスはリゼルのコクピットの中で戦慄を覚えるのだった。

艦内をわけありげにうろついていたオードリーを確保したダグザは、彼女がザビ家の遺児、ミネバ=ラオ=ザビであると看破したダグザは彼女を人質として交渉の材料に利用する。シナンジュのコクピット内のフロンタルは、ダグザの勧告に一時攻撃を取りやめる。

通信で聞こえてくるフロンタルの声はシャアの声そのものだった。ブリッジのクルーは、シャアの亡霊が攻めてきたのではないかと不安に駆られた。ダグザ中佐は、ミネバの身の安全と引き換えに撤退をフロンタルに申し出る。しかし、フロンタルはネェル・アーガマにいるミネバが本物かどうか確証がないとダグザの申し出を却下する。

一方のフロンタルは、以後の安全と引き換えにインダストリアル7から回収したユニコーンを引き渡すようにダグザに持ちかける。考えるための時間を3分与えたが、ネェル・アーガマ内では結論が出ず、結局フロンタルはネェル・アーガマの撃沈を決定してしまう。

攻撃を再開したシナンジュに、リディのリゼルが攻撃を仕掛けるが、その攻撃はことごとくかわされてしまう。あわやのところをノーム=バシリコックのリゼルがシナンジュにサーベルで切りかかったことでリディは窮地から救われるが、彼をかばったノーム隊長はシナンジュの性能差により逆に返り討ちにあってしまう。

隊長を撃破されたリディは、ビームサーベルを構えシナンジュに攻撃を仕掛けようとしたが、その時ネェル・アーガマのコクピットから何かの気配を直感で感じた。ネェル・アーガマのカタパルトデッキでは押収したユニコーンガンダムが出撃の構えを取っていた。

出撃の構えを取るユニコーンガンダム
リディ「・・・!ガンダム!?」

ユニコーンの中には専用のパイロットスーツを着たバナージが乗っていた。彼はオードリーを守るために、同乗していたアルベルト=ビストの手引きでユニコーンガンダムに乗り込んだのである。アルベルトからNT-Dについての説明を受けたバナージは、ユニコーンガンダムを出撃させる。


バナージ「発進準備、完了!」

ユニコーン出撃!
バナージ「強制解除!!

隕石の裏側に隠れたシナンジュを捉えたバナージは、ユニコーンガンダムの武装であるビームマグナムを放った。

ビームマグナムを放つユニコーン
バナージ「・・・見つけた!」

ユニコーンから放たれたビームマグナムは、MSの2倍の大きさの隕石をあっけなく粉々に砕いてしまった。その威力に驚きながら、バナージはマグナムを連射する。

マグナムを連射するバナージ
バナージ「すごい・・・。」

しかし、その攻撃はことごとくシナンジュによってかわされてしまう。しかし、マグナムの流れ弾は付近にいた袖付きのMSをビームがかすれただけで撃破する。その威力は、付近でシナンジュの戦いを見守っていたアンジェロ=ザウパーを狼狽させた。彼は、フロンタルに心酔しており、彼の戦いに手だししないつもりでいたが、思わず戦闘状況に介入してしまう。

しかし、当のフロンタルはいたって冷静であった。どんなに威力があるビーム攻撃でも当たらなければ意味がない。往年のシャアの様に彼はそう判断していたのである。

ファーストガンダムのオマージュその2
フロンタル当たらなければ、どうということはない!

ビームマグナムを連射することしかできないバナージのユニコーンに対して、フロンタルはビームサーベルを抜き接近戦を仕掛けた。

ビームサーベルを抜くシナンジュ
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迫りくるシナンジュにバナージは叫びを上げるが、寸でのところでシナンジュの剣戟をかわすことに成功する。

迫りくるシナンジュ
バナージ「うわああああああああ!」

剣戟をかわすユニコーン
バナージ「動いてくれるのか!?」
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しかし、かわしきったところを、今度はアンジェロが放ったビーム攻撃がユニコーンに発射された。その攻撃をユニコーンはシールドを展開し、Iフィールドを展開し、防いだのだった。

Iフィールドを展開するユニコーン
フロンタル「Iフィールドか!?」
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攻撃を受け切ったバナージは、マグナムのカートリッジを装填し、尚もビームマグナムをシナンジュに向け発射した。それを受けてフロンタルはシナンジュの背面のプロペラントタンクを切り離した。

プロペラントタンクを切り離すシナンジュ
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切り離されたプロペラントタンクにマグナムが当たり、プロペラントタンクが大爆発する。その様子を見たバナージはシナンジュを撃破したと勘違いする。

勘違いするバナージ
バナージ「やった・・・?」

バナージが油断している隙にシナンジュはユニコーンに急接近、強烈な蹴りを食らわせる。

シナンジュ急接近!
バナージ「!?」

ファーストガンダムのオマージュその3

強烈な蹴りをくらったユニコーンは背後の隕石にたたきつけられ、その衝撃は中のバナージに鼻血を出させた。シナンジュは止めを刺そうと再度ビームサーベルを引き抜き、コクピットを貫こうと機体を勇躍させた。その様子を見たバナージはオードリーのことが頭によぎった。

ビームサーベルを抜くシナンジュ
バナージ「オードリー・・・。」

彼の想いに、ユニコーンのNT-Dが反応し、一本角のユニコーンが角を二本持つデストロイモードへと変身させた。

デストロイモードへ変形!
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デストロイモードとなったユニコーンはシナンジュの剣戟を瞬時にかわし、目にもとまらぬ速さでシナンジュの前から姿を消した。機動性重視のシナンジュの機動性にあっけなく追いつくほどの驚くべき機動性をユニコーンは見せた。

シナンジュに追いすがるユニコーン
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そのユニコーンの圧倒的な性能にバナージは思わず息をのんだ。

息をのむバナージ
バナージ「見える・・・。これがガンダム・・・。」

デストロイモードのユニコーンに追いつかれそうになったシナンジュは、隕石をばねにして急速に切り返しユニコーンにサーベルを振りかざした。そのサーベルをバナージは瞬間的にトンファーで受け止めた。

切り結ぶユニコーンとシナンジュ
フロンタルほう、また敵となるか!ガンダム!!

バナージ「下がれよ!下がってくれないと、オードリーが・・・。

交戦のさなか、リディのリゼルが二人に追いつき加勢した。挟み込まれたシナンジュに初めてビームマグナムがかすり、シナンジュの右足のスラスターを破壊することに成功した。
窮地に追い込まれたシナンジュに、横から先の戦いで破損したクシャトリヤが介入、バインダーに仕込まれた隠し腕でユニコーンガンダムを捕縛し、そのままマニピュレーターでユニコーンガンダムのコクピットを殴りつけた。バナージはNT-Dの負荷が蓄積していたのか、その衝撃でバナージは嘔吐し、コクピット内でコクピット内で気を失ってしまう。

バナージが意識を失うと、ユニコーンガンダムのサイコフレームの輝きが失われ、元のユニコーンモードに戻ってしまう。そのままユニコーンガンダムは袖付きに捕縛され、バナージはパラオに連れ去られてしまう。バナージは薄れ行く意識の中、オードリーの事を気にかけていた。

・・・バナージの運命やいかに!?

プルトゥエルブ・・・。それが彼女の名だ。(HGUC クシャトリヤのコラムへ)

我々はユニコーンに仕掛けて、NT-Dの発動を促す!(ROBOT魂 ユニコーンガンダムのコラムへ)

それが大人の特権だ。(もどる)