1/100 ガンダムアストレイ レッドフレーム

発売元 バンダイ

ガンダムSEED 1/100スケール プラモデルシリーズ

定価2100円(税込)


1/100 ガンダムアストレイ レッドフレーム
「カリは必ず返す。死んだじいちゃんがよく言ってたぜ。」(byロウ・ギュール)

史上最強のお宝〜REDとBLUE〜
コズミック・イラ70、地球、プラント間の緊張は、『血のバレンタインの悲劇』によって、一気に本格的武力衝突へと発展した・・・。
・・・誰も疑わなかった、数で勝る地球連合軍の勝利・・・。
・・・が、当初の予想は大きく裏切られ、戦局は疲弊したまま、既に11ヶ月が過ぎようとしていた頃、中立国であるオーブ連合首長国の所有するコロニー、資源衛星ヘリオポリスで事件は起こった。

地球連合軍が、5機のモビルスーツ(MS)を開発していた事が、ザフト軍に発覚してしまったのである。
5機のうちの4機はザフト軍に奪われ、残された1機をめぐる戦いで、ヘリオポリスは崩壊してしまったのだった・・・。

―ヘリオポリスの崩壊から数時間後―

三機の改造作業ポッド、キメラがヘリオポリスへと向かっていた。
ロウ・ギュール、自律思考型コンピュータの8(ハチ)、リーアム・ガーフィールド、ヤマブキ・キサト
ジャンク屋である彼らの目的は、コロニー崩壊によって発生したジャンクを回収する事にあった。
コロニーの外、彼らの母艦、H.O.M.E(ホーム)に待機する女性、プロフェッサー(本名不詳)の指示により、三人はヘリオポリスの工場区へ進入に成功する。そこで彼らは、金色のMSの右腕を発見する。

「お宝のにおいがする!」
直感に従い、探索を続行するロウは、青いフレームと赤いフレームの、二機のMSを発見する。

レッドフレーム、発見!!
工場区の地下、秘密工場と見られるそこに、2体のお宝が眠っていた!!

その時、プロフェッサーから通信が入る。武装した傭兵のモビルアーマー(MA)・メビウスが、ロウたちのいる工場区に接近中だというのだ。
その通信は傭兵の仲間がホームに乗り込み、ロウたちに自分たちの存在を知らしめるために送らせたものだった。
「普通の人間ならば、圧倒的な力の差を知れば抵抗をやめる。」と、考えていたのだ。
しかし、ロウの思考は普通の人間のそれとは違っていた。ロウと8は青い機体―アストレイ ブルーフレーム―を起動させ、傭兵のMAに戦いを挑む。

が、ビームライフルをかわす傭兵に、正攻法では勝ち目がないことを悟ったロウは、奇策に打って出る。
それは、自分が囮となってコックピットの外に出て、ブルーフレームに接続された8が、傭兵の隙を付いて射撃を行う。と、いうものだった。
が、その策もむなしく、銃口から放たれたビームはかわされ、メビウスから飛び移った傭兵によって、ブルーフレームは奪われてしまう。

ロウは傭兵から、彼らに与えられた任務がMSの破壊と、それを見た者の始末である事を聞かされる。

傭兵「この状況ではどうする事もできまい?」

ロウ「まだわからないぜ。俺は宇宙一悪運が強いんだ。」

その時、8を通して、ホームで待機していた傭兵の仲間、イライジャ・キールから通信が入る。

イライジャ「大変だガイ!!依頼人がいきなり攻撃してきやがった。こっちは長く持ちそうにない!!戻ってきてくれー!!」

通信を聞いた傭兵、ムラクモ・ガイは、ブルーフレームのOSを自分に合うように最適化すると、イライジャの援護の為に飛び立っていった。

「傭兵たちも機体を見てしまった人間であるとして、始末されようとしている。」と、理解したロウは、貸したお宝にキズを付けさせないためにも、赤い機体―アストレイ レッドフレーム―を起動させ、ガイを追うために飛び立った。

飛び立つレッドフレーム
リーアム「待って、ロウ!!アナタはパイロットではないんですよ!!戦うなんて無理です!!」
ロウ「俺はメカの専門家『ジャンク屋』さ・・・。 ・・・だからメカに関することなら、この俺に不可能な事はないゼッ!!」

コロニーの外ではガイとイライジャが依頼人の放った刺客に対して抵抗を続けていた。自分たちを裏切った依頼人をそのままにする事は、傭兵の世界では信用問題に関わるからである。
戦いの中、ガイはブルーフレームに対して、これまで感じたことのない、機体との一体感のようなものを感じていた。
任務にあわせて機体を乗り換える傭兵が、初めて愛機を手にした瞬間だった。

攻撃の網をすり抜けて、最後の一機がホームに突撃をかけようとしていた。エネルギー残量はビーム一発分。ガイはMA・メビウスに狙いを定める。

その時、メビウスにMSのシールドが激突した!
「まさか・・・」驚きを隠せないガイ。それはロウの操縦するレッドフレームが、メビウスに向けて投げつけたものだった。

ロウ「オレの船に、手ェ出すなーーーっ!!」

レッドフレームは背中から2本のビームサーベルを取り出し、メビウスを撃墜する。

ビームサーベル一閃!!
ビームサーベルの斬撃が、メビウスを捕らえる!
メビウスなんて持ってないので、代わりに1/144HG イージスを使いました。

ロウ「どうだい、最強だろ?オレの悪運は。」

ガイ「フン・・・。」

結果的に艦を守ってくれたガイに、ロウは「カリは必ず返す」という理由でブルーフレームを譲渡する。
ジャンク屋・ロウと傭兵・ガイ。
彼らはレッドとブルー、2体のアストレイに導かれ、激動の時代を駆け抜ける!

同時展開の番外編なんて、やっぱり無茶だったんだぁ(泣)!!
『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』(以下アストレイ)は、2002年に放送が開始された、『機動戦士ガンダムSEED』(以下種本編)と、同時期に連載が開始された、同時展開公式外伝ストーリーである。

『アストレイ』シリーズは、月刊少年エース、月刊ガンダムエースの二誌でコミック版。ザ・スニーカーで小説版。電撃ホビーマガジンでフォトストーリーと、それぞれが違う形式で展開された。
ちなみに、四誌のシナリオはスタジオオルフェ所属の千葉智宏氏が一人で手掛けている。

ジャンク屋として、目の前で壊れている機械は必ず直すという考えを曲げない、ロウ・ギュール
傭兵として、他人のために戦う事に全力を注ぐ、ムラクモ・ガイ
ジャーナリストとして、世界に自分の見た真実を伝えるために戦う、ジェス・リブル

などなど、見た目がカッコイイだけの種本編の登場人物 とは違い、『アストレイ』には性格や生き様もカッコイイ登場人物が多く、種本編の100倍(筆者脳内比)おもしろいぞ!

しかし、千葉氏の体力がもたなかったのか、本編のストーリーがあまりにもグダグダで、その影響を受けて人気が振るわなかったのか、理由は定かではないが、『アストレイ』はシリーズを重ねるごとに、掲載誌を減らしていくのだった。

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』(以下種運命)の前日談を描く、『DESTINY ASTRAY』(以下Dアストレイ)からは、少年エースが抜けて三誌に。
『種運命』、『ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』(以下スターゲイザー)と同時代を描く、『C.E.73 僖ELTA ASTRAY』(以下デルタアストレイ)からは、ガンダムエースでのみの連載となってしまった。(注1)

現在は、新作、『機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS』が、電撃ホビーマガジン誌上にて、ガンダムエース版で連載を手掛けた、ときた洸一氏によるコミック版と、フォトストーリーの同時展開という形式で連載されている。

プラモデルの方も、当初は『SEED MSV(モビルスーツバリエーション)』という形で積極的にキット化されていたが、肝心の本編の主人公機の出来がイマイチということで、売れ残りが多かったということがあったためか、『Dアストレイ』以降のシリーズに登場するMSがキット化されることはなかった。(注2)

そもそも、本編と同時進行で番外編を展開しているという事は、その番外編に登場する機体も商品化するという事になると、本編の商品化とあわせてスケジュールがより過密化するという事になる。
その当時、ただでさえ、まさかの主役交代によって飛び入りで商品化が決定したキット(注3)があったのだから、番外編のキット化が淘汰されてしまったのは仕方ないと言えなくも無い・・・、のかも知れない・・・。

おそらくバンダイはこれから先、新番組である『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』に登場するMSや、非常に今更感が否めない、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するMSのHGUCでのキット化で忙しくなるであろうから、『アストレイ』に登場するMSのキット化は、もはや望むべくもない。それでもオレは、「いつの日か、マスターグレードで発売される日が来るに違いない。」と、信じてやまない・・・。
注1『デルタアストレイ』;電撃ホビーマガジン誌上でフォトストーリーが数話掲載されたが、タイトルがスターゲイザーの方を冠しているので、ここではカウントしない事にした。

注2『Dアストレイ以降のMSの商品化』;ストライクノワールや、ケルベロスバクウなど、スターゲイザーにも共通して登場するMSは商品化されているが、肝心の主人公機がキット化されていない現状に対して、こう言いたい。
『我慢ならんっ!!』

注3『主役交代によってキット化が決定したMS』;ストライクフリーダムガンダムのこと。詳しくは『ストライクフリーダムガンダム』のコラムを参照のこと。

ASTRAY〜王道を外れた者〜
おうしざのごおるどせいんとHUYU(仮面ライダーの持つ正義を愛する心に触れ、一時はロリ黄金聖闘士から足を洗っていたが、『灼眼のシャナU』の放送開始に伴い、返り咲いた・・・どころか、より悪化し、名前の表示が平仮名になってしまった、超絶ド阿呆。以下HUYU)「やあみんな、元気かな?今回は対談形式で、ガンダムアストレイ レッドフレームの1/100スケールキットについて紹介するつもりなんだけど、電光勇者超特急ヒカリガインは、テレビアニメ『School Days』の最終話を見て、ショックを受けて引きこもりになってしまったしまじめにふまじめ怪傑ゼロリは、ブラック・マジシャン君執筆のコラムに出張したら、ペガサス流星拳を喰らった上に、腹を斬られてコキュートスに落とされてしまったので、今回は対談相手がいないんだ。
でも、対談じゃないとやりにくいし、しょうがない・・・。

オラァッ、さっさと出てこいや!!この糞(ファッキン)ヒッキーイマジン!!」

電光勇者超特急ヒカリガイン(HUYUの脳内に生息するイマジン其の一。『School Days』のそのあまりにも壮絶な最終話にショックを受け、ひきこもりになってしまった超絶阿呆!!以下ヒカリ)「もういやだ!この世の全てに絶望した!!対談なんて二度とやらない!!」

HUYU「馬鹿野郎!!アニメのラストが酷かったくらいでなんだ!!そんなことでいちいち引き篭もってんじゃねえ!!それに今回はお前しか相手がいないんだよ!!」

ヒカリ「こんな・・・、オレでも良いって言うのか・・・?」

HUYU「当たり前だろ・・・。」

ヒカリ「わかったよ・・・、俺、立派に対談相手を務めて見せるよ!」

HUYU(ふう、こんなやつ、本当はどうなっても構わないんだが、これでキットのレビューがしやすくなったぜ!)

ヒカリ「さてと、気を取り直して、コレが今回紹介する、ガンダムアストレイだな。でもこんなガンダム、種の本編に出てきたっけ?確か、なんとかアストレイっていうのが本編にたくさん出ていたような気がするんだが?」

レッドフレーム正面 レッドフレーム背面
細身なようで、手足はがっしりしている、「アストレイらしい」体型がしっかり再現されている

HUYUM1(エムワン)アストレイのことだな。M1アストレイはオーブ連合首長国が、中立を守るという理念を守るために開発したMSなんだ。レッドフレームはその為のプロトタイプだったのさ。」

ヒカリ「へぇ〜、そうだったのか。」

HUYU「キットでは元のデザインが優れていたのか、可動範囲はかなり広くなっている。設定画にあるアクションポーズだって、割とそつなく決まるぞ。

肘撃ち ライダーキック
撮影のために、バンダイプラモデル アクションベース1と2を組み合わせて使用しております。

ヒカリ「おおー。」

HUYU「可動範囲を広げるような改造はしてないから、キットのままでもこのポーズは再現できるぞ。」

ヒカリ「なかなかの可動範囲だな。それはそうと、オーブって中立を守るとか偉そうな事言っといて、結局地球軍のMS開発してるんだから、説得力の欠片も無いね。

HUYU「あのなぁ・・・、利益も無いのに外国に協力するなんてマヌケな国は、日本ぐらいなものっだつうの。普通の国は利益が得られなかったら、協力なんてするわけ無いだろ。」

ヒカリ「と、いうことは、連合のMS開発に協力した事で得られた、利益があるってわけだな?」

HUYU「その通り。ビーム兵器の小型化の技術は、地球軍の方が進んでいてな、オーブは協力したおかげで、ビーム兵器の技術を入手する事に成功したんだ。で、アストレイにも装備されている、ビームライフルとビームサーベルが、その成果ってワケ。」

ビームライフル ビームサーベル
地球連合軍様のおかげで、こんなに良い物が出来ました。

ヒカリ「でも地球軍が、素直に自分たちの保有する技術を公開するとは思えんのだが・・・?」

HUYU「当然。そんなの非合法に入手したに決まってるじゃないか。つまり、パクったってワケね。
あと、ストライクガンダムを参考にして、バックパックには様々な追加装備を搭載できるように、ジョイントが設けられているぞ。」

背面ジョイント
バックパックが可動して、空いた空間に追加装備を搭載できる。
残念ながら商品には追加装備は付属しないがな。
ロールオーバーで画像が変わります

ヒカリ「オーブも思い切ったことするなぁ。と、いうことは、フェイズシフト(PS)装甲(注4)も搭載されているのか?」

HUYU「設定によると、PS装甲は開発中に解析する事は不可能だったらしく、アストレイには装備されていないんだ。」

ヒカリ「地球軍もオーブを完全に信用していたわけではないという事だな。ってことは、装甲はザフト軍の量産型MS・ジンと同じ、通常の装甲になってるのか。」

HUYU「でもそれだと、対MS戦闘の時に防御の面で不安が残るだろ。だから開発チームは逆転の発想を取り入れた。

ヒカリ「逆転?防御を捨てるって事か?っておい、まさか・・・。」

HUYU「そう。防御力を得られないのなら、回避能力に重点を置けばいいと考えたんだ。だから軽量化のために、装甲の面積が減らされているんだよ。アストレイの手足の赤い部分、あれ、内部フレームが露出している部分なんだよ。」

ヒカリ「あぶねぇなァ、オイ。それって、一発でも攻撃当たったら命取りじゃないか!?」

HUYU「だろうね。と、いうわけで、開発チームの良心というか、何というか、唯一の防御装備として、対ビームコーティングの施されたシールドを装備しているぞ。」

シールド
レッドフレームの左肩と同様のマークがシールドにも描かれております。

ヒカリ「ストライクに装備されているシールドと、同じデザインなんだな。開発元は同じ組織だからかね。それはそうと、レッドフレームの左肩にあるのと同じマークが付いてるな。コレはどういう意味なんだ。」

HUYU「種の世界にはジャンク屋組合(ギルド)っていう組織があって、このマークはギルドの所有物である事を表すマークなのさ。」

ヒカリ「じゃ、この『LOWE』ってサインは?」

HUYU「それは、ロウが自分の所有物である事を示すために書き入れたものなんだ。ただの自己満足で書いたものだから、何の効力も無いぞ。」

ヒカリ「子供みたいなヤツだな・・・。」

HUYU「キットには、そのロウの1/20スケールのフィギュアも付属するぞ。

1/20スケール ロウ・ギュール&8
ロウの頼れる相棒、8も付属。
ナチュラルであるロウがアストレイを操縦できるのは、8のおかげ?

ヒカリ「おまえさ、MSの塗装はしっかりやったんだから、ロウもちゃんと塗装してやろうぜ・・・。」

HUYU「言わんといてくれ。以前コラムに書いた、ランスロットを完成させたときに、同スケールで付属のスザクの塗装に挑戦したんだが、アレで失敗して以来、もう人物のフィギュアはコリゴリなんだよ・・・。」

ヒカリ「まー、無理に塗れとは言わんがな・・・。」

HUYU「さて、カミングアウトが済んだ所で、話を戻すが、アストレイというMSには致命的な弱点があったんだ。」

ヒカリ「えぇ!?装甲以外にもまだ弱点があったのか!!」

HUYU「ビーム兵器の搭載に成功したのはよかったんだが、その結果エネルギー消費が多くなってしまってな、エネルギー切れでピンチに陥る事もあったんだ。」

ヒカリ「種の本編でも、キラががむしゃらにライフルを乱射した結果、エネルギー切れになってピンチになる話があったけど、アレと似たようなもんか。」

HUYU「で、ロウはレッドフレームを使ううえで、エネルギー消費の無い武器の考案は必須だと考えるようになった。そこで辿り着いたのが、MSサイズの日本刀、ガーベラ・ストレートだ。

ガーベラ・ストレート 刃の部分の文字
刀身は銀メッキで再現されている。鞘に収めることも可能だ。
刃の部分には、文字も再現されているぞ

ヒカリ「MSに日本刀って・・・、斬新だな・・・。」

HUYU「確かにな・・・。でもまぁ、アストレイだからねえ。」

ヒカリ「どういうことだ?」

HUYU「"ASTRAY"ってのは地球軍の技術を盗用して開発されたという経緯から、"王道を外れた者"って意味で、名付けられた名前なんだが、装甲が薄くなっているとか、従来のガンダムとは一線を画しているだろ。だから、『ガンダムとしての王道』からも外れているって意味で名付けられた名前でもあるんだ。」

ヒカリ「たしかに、歴代のガンダムは、何らかの理由で防御力が高い連中が多かったからな・・・。」

HUYU「そういうわけだから、日本刀に関しても、思い切って王道から外れた結果って事なんだろうね。」

ヒカリ「なるほどな・・・。」

HUYU「と、いうわけで、オレとしては、M1アストレイのバックパックを転用したフライトユニットや、火星圏での活動を視野に入れた装備・マーズジャケット。ザフトの水中用MS・グーンの装甲を転用した水中用装備。全長150メートルの巨大ガーベラを振るために開発した強化アーム(もちろん巨大ガーベラ付きで。)などなど、王道を外れた装備の数々の商品化を希望してやまないぞ! バンダイさん、頑張って!!」

ヒカリ「フライトユニットやマーズジャケットは可能としても、水中用装備や強化アームは、まず不可能だろ・・・。売れなさそうだし・・・。
注4『フェイズシフト装甲』;原理はよくわからんが、色が変化する事で硬質化する装甲。物理攻撃に対してほぼ無敵となる
怒り爆発!スーパーサ○ヤ人だ、おうしざHUYU!!
HUYU「それにしても、レッドフレームは本当にカッコいいなあ・・・。」

ヒカリ「本当にねぇ・・・。」

まじめにふまじめ 怪傑ゼロリ(HUYUの脳内に生息するイマジン其の二。コキュートスに落とされ、氷漬けになっていたが、たまたま持っていた美少年のフィギュアをアテナの聖衣と偽り、冥闘士(スペクター)・ハーピィのバレンタインと交渉し、脱出に成功。星矢よろしく小宇宙(コスモ)を燃やし尽して激闘を制し、地上へ舞い戻ってきた、忌々しい糞腐女子。以下ゼロリ)
「ちょっとアンタ達!酷いじゃない!!」

HUYUヒカリ「「はぁ?」」

ゼロリ「こちとらコキュートスに落とされて、死に物狂いで帰って来たっていうのに・・・、二人だけで楽しそうな事しやがって!!」

HUYU「だったらどうだっていうんだ!?」

ゼロリ「冥界帰りの私の能力で、貴方達もコキュートスに落としてあげる・・・。受けなさい!私の能力、悪役同化!!」

悪役同化」とは、ヤンデレ同化と同じ原理で著名な悪役と同化することで、その悪役と同じ能力・容姿を得ることが出来るゼロリの特殊能力である!!

ヒカリ「フリーザと同化した!?」

フリーザ「死になさい・・・。」

ヒカリ「うわわ・・・、体が浮いてる・・・!?」

HUYU「やめろ!フリーザ・・・じゃなくて、ゼロリ!」

ヒカリ「うわぁぁー!HUYUーー!!」

ドカァァァ・・・ン

HUYU「あ、ああ・・・!」

フリーザ「すぐにアナタも殺してあげますよ・・・。あの惨めなイマジンのようにね・・・。」

HUYU「あの惨めなイマジン・・・?それはヒカリの事か・・・。ヒカリの事かぁぁー!!(奴がいないとキットのレビューがやりにくいんだよおおおおおおおおお!!←本音)」

フリーザ「な!?」

HUYU「俺は怒ったぞ・・・!ゼロリィィィーーー!!今、俺の中で新たな能力が目覚めた!プラモシミュレーター!レディ・・・ゴォーッ!!

説明しよう!!『プラモシミュレーター』とは、HUYUがこれまで製作してきたガンプラを具現化、これに搭乗する事により、ガンプラを思いのままに操縦する事が可能になる能力である!!

HUYU「出でよ!ガンダムアストレイ レッドフレーム!!」

レッドフレーム参上!

フリーザ「ホォーホッホッホッホ。流石は下等種族・・・。そこまでおバカだとは思いませんでしたよ・・・。」

HUYU「どういう事だ!?」

フリーザ「自らの能力の弱点にも気付いていないとは・・・。一つだけ特別に教えてあげましょう。その能力を使う事が出来るのは、アナタだけではないという事です・・・。

HUYU「なっ!?」

フリーザ「プラモシミュレーター!レディ・・・ゴォーッ!!」

再び説明しよう!このギアス能力を使った者は、相手と対等の条件で戦う事を強制される。つまり、相手も同じ能力を使う事が可能になるのだ!!

HUYU「畜生、ありがとう天の声!なんてこった・・・。そんな落とし穴があったとは・・・。」

ゼロリ「私が具現化するのはコレ。ダブルゼータガンダムよ!!」

ダブルゼータ参上!

ゼロリ「コイツの大火力で、アンタを捻り潰してア・ゲ・ル(はぁと)。喰らいなさい!ハイパービームサーベル!!」

ハイパービームサーベル

HUYU「うお、危ねぇ!反撃のビームライフルだ!!」

ビームライフル連射!
ビームライフル連射!

ゼロリ「無駄、無駄、無駄、無駄ァッ!!ダブルゼータの堅牢な装甲に、そんな豆鉄砲が通用すると思っているの!?コレで吹っ飛びなさい。ミサイル全弾、発射!名付けて、シェルブールの雨!!

ミサイル発射
シュババババ・・・、ズドドドドドドォーン!

HUYU「ふぅ・・・。シールドで防ぐのが遅れていたら、今のは危なかった・・・。」

ゼロリ「でもそのシールドももう、使い物にならないわ・・・。
一思いにコレで決めてあげる!!
ハイメガ・キャノン、発射!名付けて、プライムローズの月!!

ハイメガキャノン
キュバァッ
ロールオーバーで画像が変わります

HUYU「負けて・・・、たまるかっ!!」

ゼロリ「なんですって!?刀でハイメガ・キャノンを受け止めている!?・・・い、いや、受け止めているんじゃない・・・。ビームを斬っている!?

ガーベラ・構え
ズバァァァーーーンッ!!

ゼロリ「まさか、その刀には、ビームコーティングが施されているとでもいうの・・・?」

HUYU「違うな・・・。例え相手が、超高温のビームの塊であろうとも・・・、斬れると思えば!斬れるっ!!

ゼロリんなムチャな!!?

HUYU「さ〜てと、お返しだ・・・。これはヒカリの分!!」

ダルマにされるダブルゼータ@
ロールオーバーで画像が変わります

ゼロリ「きゃあ!」

HUYU「最近出番のない、ブラックマジシャン君の分!!」

ダルマにされるダブルゼータA
ロールオーバーで画像が変わります

ゼロリ「ひええ・・・!」

HUYU「そしてこれが、友(都合の良いレビュー道具←本音)を失った・・・!オレの怒りだぁぁぁーーーっ!! 一・刀・両・断ッ!!」

一刀両断
ズッバァァァァーーーーンッ!!!

ゼロリ「キィー、クヤシーッ!!ビームが斬られるなんて、計算外だったわ!!次回こそは見てらっしゃい!!
今日は一人なので、声優つながりでこれよ。バイバイキーーーーンッ!!」

ちゅどーん!  ゼロリ「ひでぶっ!!」
 
HUYU「おやおや、アレはゴッドライジンバズーカの爆発か。ブラック・マジシャン君の援護射撃だな。ヒカリの仇はとったし、最後にもう一個、ストーリー紹介して終わりにしますか。」

デブリ海の歌姫
『アストレイ』では、種本編で、消化し切れなかった設定、エピソードを補完している。(丸投げされているともいう。)
本編全50話を、最初から見ている暇があったら、種とか運命のスペルエディションで本編のツボだけ押さえて、後は『アストレイ』を読破した方が、本編だけを見るよりも、遥かに面白いと思えるに違いない。

と、いう訳で、ここからは補完されたエピソードの一つを紹介しよう。

グレイブヤードでガーベラストレートを手に入れたロウたちは、ジャンク回収のため、デブリ海(注5)を訪れていた。
そこで彼らは、戦争の直接の引き金となった『血のバレンタイン』の悲劇の地、農業用プラント、ユニウスセブンの残骸を目の当たりにする。

ロウ「嫌いだぜ俺は、この場所は・・・。俺はモノを直すのは好きだが、壊す理屈はわからねえ・・・。」

ロウは嫌悪感をあらわにする。

そのとき、眼前で戦闘が始まる。プラントの民間船に対し、地球連合軍が攻撃を仕掛けていたのだ。
その船にはユニウスセブン追悼慰霊団代表として、プラントの歌姫、ラクス・クラインが乗っていた。
船長はラクスに、脱出を急がせる。

ロウ「や・め・ろぉーーーーっ!!」

ロウは攻撃をやめるように地球軍に呼びかけるが、地球軍側の返答は『未確認のプラント船籍を臨検中である』という、いいかげん極まりない答えだった。
それがロウの怒りに火をつける。レッドフレームはガーベラストレートを抜き放つと、地球軍のMA、メビウスの軍団に立ち向かっていく。

刀を抜くレッドフレーム
ロウ「オレの・・・怒りの炎に油を注いじまったゼ!!」
リーアム「・・・キサト、帰ったほうがよさそうですよ・・・。」
キサト「ひえぇぇ・・・。」

この攻撃は、自分の予想を上回る行動をするロウに興味を持った情報屋、ケナフ・ルキーニが、ロウを観察するため、地球軍に嘘の情報を流し、仕掛けさせたものだった。

レッドフレームとメビウスが戦闘している間に、民間船から救命ポッドが射出される。
メビウスが全て撃墜されると、地球軍の戦艦は撤退していった。

メビウス、一刀両断!

地球軍の攻撃により、航行不能となった民間船に、生存者はいなかった。
戦闘中に射出された救命ポッドは、何処へ流れていったのか、所在不明となっていた。

ロウ「S.O.S発信してるハズさ・・・。デブリ海の中では通じにくいけど、出ればきっと大丈夫だろう・・・。」

その後、ラクスを乗せた救命ポッドは、補給のためにデブリ海を訪れた地球軍の戦艦、アークエンジェルに回収される事になる。
この時、ロウが地球軍艦に戦いを挑まなければ、キラ・ヤマトとラクスが出会うことは、無かったかもしれない・・・。(注6)
注5『デブリ海』;宇宙開発時代から廃棄され続けた宇宙のゴミ(デブリ)が地球の引力に引き寄せられ、集まっている地帯。様々なデブリが浮遊しており、作業には危険が伴うため、ここでジャンクを回収することは、ジャンク屋にとってひとつのステータスとなっている。

注6『キラとラクスの出会い』;この後、地上に降下したロウは、オーブ近海でキラの操縦するストライクとアスランの操縦するイージスの戦闘の現場に遭遇。負傷したキラを回収し、マルキオ導師に預けた。
もしもロウがいなかったら、キラがフリーダムを操縦する事は無かったかもしれない・・・。

ブルーは最強の傭兵が使ってる、無敵のコンバットマシーンだ(ガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドLへ)

ゴールドは威厳ある姿で、天から世界を見守っている(ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ)へ)

「見つけたぜェ、お宝をな!」(戻る)