最小変形 グレートマイトガイン
最小変形 マイトガイン+最小変形 マイトカイザー
ついに完成!グレートマイトガイン!!
黒い戦慄!ヒカリカイザーvs魔王ゼロ
ここはHUYU君の脳内世界・・・。今日はイマジンたちはどのような活躍を見せてくれるでしょうか・・・?
電光ドリル超特急ヒカリカイザー(前回のコラムで颯爽と登場したヒカリガインの弟イマジン。兄と違って、プラモは嫌いで完成品ばかりを買い求める。以下、ヒカリガイン)「ふふふふ。ついにコラムのトップで紹介されるようになったぞ!馬鹿兄貴が消えてくれたおかげだぜ!」
???「う〜ら〜め〜し〜や〜」
ヒカリカイザー「むっ!この声は、馬鹿兄貴!!」
電光超特急○○○ガイン(HUYU君の世界に住むイマジン第一号。前回の戦いで、ヒカリライザーを失い実体がないので、名前が一部伏せられています。以下○○○ガイン)「その呼び方はやめろ・・・。頼む、早くヒカリライザーを修理してくれええ・・・。」
ヒカリカイザー「はっ、空も飛べないくせに何を言うか!!だから、ゼロリなんかにやられるんだぜ!!しばらくの間、名前に伏字を付けられているんだな・・・。」
○○○ガイン「くそお・・・。空が飛べるからって、そんな言い方ねえだろうが!弟の癖に生意気な・・・。」
ヒカリカイザー「フッ!ゼロリの野郎もいずれ見つけ出して倒してやるぜ!!」
○○○ガイン「あーあー、そんなこと言っていると、そろそろ来るぞ・・・。」
ズキューン!!
ヒカリカイザー「おっと、あぶねえ!誰だ、リニアカノンで散弾をぶっ放したのは!」
まじめにふまじめ怪傑ゼロリ(HUYU君の脳内に生息する腐女子イマジン。長らくその存在は消されていたが、美男子の力でパワーアップして帰ってきた。以下ゼロリ)「チッ!雷光の遠距離射撃を避けるとは、何て機動性!!」
ヒカリカイザー「おっと、カモがネギしょってやってきたぜ!丁度いい、この前は逃がしてしまったが、今度は容赦しねえぜ!ぶっ潰してやるよ!!」
ゼロリ「前回は油断したけど、今回は本気で行くわよ!悪役同化、魔王ゼロ!!」
説明しよう!魔王ゼロとは、『コードギアス』シリーズの漫画版である『ナイトメア・オブ・ナナリー』に登場するゼロである。このゼロは、生身の人間であるにもかかわらず、KMFの小隊を全滅させるほどの力を持つ!その強大なパワーの前にヒカリガインは敗れてしまったのだ!!
魔王ゼロ「只人が!魔王たるこの私にはむかうというか!」
ヒカリカイザー「へ!図体がでかいだけで空も飛べねえ癖に生意気な。これでも食らえ、カイザ〜スパイク!」
チュイーーーーン!!
魔王ゼロ「私に、そのようなチンケなドリルは通用せぬ。食らえ!!」
ヒカリカイザー「おっと、あぶねえ!空が飛べなければまともに食らっていたぜ!!ならば、ドリルクラッシャ〜!!」
ギュイーーーーン!!
魔王ゼロ「ふん、その技はすでに見切っている!」
ヒカリカイザー「何!?ドリルを受け止められた!何て、分厚い装甲なんだ!?」
魔王ゼロ「フッ、食らえ・・・。」
ガキーン!!
ヒカリカイザー「ぐわあああああ!クソッ!何てパワーだ!?このままではやられる・・・」
魔王ゼロ「フフフフ!一思いに止めを刺してやろう!!ガウェインッ!」
ドウッ!!
魔王ゼロ「フハハハハ!吹き飛びおったわ・・・フハハハハ!!」
○○○ガイン「あーあ・・・。言わんこっちゃない。」
魔王ゼロ「ムッ!何だ、この穴は!?」
○○○ガイン「これは、ドリルで開けられた穴・・・。そうか・・・!?」
説明せねばなるまい!ハドロン砲がヒカリカイザーを襲ったとき、ヒカリカイザーはとっさに電光ドリル超特急モードに変形、地中奥深くにもぐりこんでいたのである!!ハドロン砲の爆炎がカモフラージュになり、まんまとヒカリカイザーは逃げおおせたのであった!
ヒカリカイザー(地中で)「危なかったぜ・・・。俺が地中でも行動できなかったら危うくやられるところだった。しかし、奴のパワーに対抗するには空を飛べるだけでは駄目だ!!もっとパワーと防御力を上げなければ・・・。よし、かくなるうえは・・・!!」
魔王ゼロのパワーの前に撤退を余儀なくされたヒカリカイザー!彼は魔王ゼロを打ち破れるのか!?そして、○○○ガインは、実体を取り戻せるのか!?後半に続く!
赤い霧の恐怖
マイトガインは飛龍との戦いにでロコモライザーを失ってしまい、しばらくの間はガインが単独で戦っていた。そんなある日、敵の一つである日本かぶれの外国人、ショーグン・ミフネらが仕掛けた赤い霧により、町中の機械が暴走する事件が起きた。いつものように、勇者特急隊が戦っていると、エースのジョーがウォルフガング博士の開発した、新型メカ轟龍で乱入してきた。
舞人「こ・・・このロボットは・・・!?」
轟龍はミフネ一派のロボットを一撃で粉砕すると、マイトカイザーに勝負を挑んでくるのだった。
舞人「すごいロボットだ・・・。パイロットも只者じゃない!まさか・・・!!」
エースのジョー「決着を付けに来たぞ。この轟龍でな!」
舞人「エースのジョー!」
轟龍は、マイトカイザーよりも一回り大きいにも関わらず、マイトカイザーを上回る運動性能と機動性能を誇る。それでも舞人は善戦し、轟龍のビームライフルをドリルクラッシャーで弾きながら突撃する荒業で反撃するのだが・・・。
ドリルクラッシャー!!
舞人「しまった!」
エースのジョー「見事な攻撃だったな・・・。しかし、これが最後だ!!」
渾身のドリルクラッシャーも轟龍のパワーの前にあっけなくかわされてしまい、手も足も出せなくなってしまう。そして、ジョーは轟龍の圧倒的パワーでマイトカイザーを追い詰める。
舞人「駄目だ・・・ビームライフルにドリルじゃ不利だ!」
一方その頃、ミフネの赤い霧の影響で人工衛星が通常軌道から逸れてしまい、隕石ドガンテスに衝突してしまう。その影響でドガンテスは地球へと落下する進路をとった。この隕石が落下してしまうと、ヌーベル・トキオはおろか地球全体が寒冷化してしまい、ほとんどの生命は死滅してしまうことになる。
この連絡を受けた舞人は、轟龍のビームライフルの攻撃の爆風をカモフラージュにドリル特急形態で地中に潜り、撤退するのであった。
エースのジョー「逃げたか・・・。しかし旋風寺舞人、貴様はこの俺が必ず倒す!」
基地に戻った舞人らは、ドガンテス破壊作戦を国連軍に連絡する。その内容はドリル特急とロコモライザーを連結させてロケットで打ち出し、グレートマイトガインに合体して、開発中のマイトガンナーを使用して超伝導砲を打ち出し、隕石を完全に破壊するというものだった。
だが、ロコモライザーの修理はまだ終っておらず、グレートマイトガインの合体テストすらも行われていない状態であった。しかし、隕石落下を阻止するために勇者特急隊は不眠不休の作業で、マイトガンナーの建造とロコモライザーの修理を敢行するのだった・・・。
まさか、グレートマイトガインなどというのではないだろうな!?(悪名高い意味で)
これまでのグレートエクスカイザー、グレートファイバード、グレートダ・ガーンGXは、1号メカをコアにバラバラになった2号ロボのパーツを「被る」形で合体していた。これにより、1号メカの腕をそのまま使っていたグレートダ・ガーンGX以外は、手足が変化した。また、3体とも共通して頭パーツにグレート時の頭を被る方式となっていたため、合体前と合体後では全く別のキャラクターになっていた。
しかし、4作目のマイトガインから、通称グレート合体は新たな変化を見せる事となる。マイトガインは2号メカのマイトカイザーと合体することにより、グレートマイトガインに合体する。ここまでは例年通りなのだが、このグレートマイトガインはマイトガインを中核にマイトカイザーのパーツが「装着」される形となっている。つまり、マイトガインの手足に増加パーツが付いて、頭もマイトガインのものをそのまま使い、それに角飾りを追加する形となったのである。
これまでのグレートメカは、1号ロボに追加パーツが被さった状態となるためパッと見の印象では元のメカがわからなくなってしまう。それでは、1号メカがパワーアップしたという印象がわかりにくいため、マイトガインからは装甲パーツの追加という形に合体方式を変更し、1号メカの印象をそのまま残してパワーアップさせている。
しかし、この方式に転換した悪影響がグレートマイトガインには見受けられる。まず、渋いイメージのマイトガインに色とりどりのメカが合体するため、渋いイメージがなくなってしまう。また、映像中はともかくとして玩具はゴテゴテとした置物状態となってしまうのであった。
それだけではなく、マイトガインの腕にマイトカイザーの腕となるカイザー2とカイザー3が装着されるので、体に対して腕が短く太くなってしまうのである。また、角に対して頭が妙に小さいため、全体的な体のバランスがおかしくなってしまっている。
しかも、たちの悪いことにグレートマイトガインの場合、合体時にマイトガインの腕部の色が変わっていたり、カイザーパーツが縮んだりしており、二次元のウソが多すぎるのである。こういう理由から、グレートマイトガインの合体する立体物は非常に出しにくく、格好いいグレートマイトガインは合体しないプラモデルやアクションフィギュアくらいでしか手に入れることは出来なかった。
合体するロボットに更にロボットが合体するという方式は、カタルシスの一種になのだが、いざ現実でそれをやってしまうとプロポーションの破綻や可動の制限が伴うことになる。子どもの頃はそのようなことは一切気にせず純粋に遊んでいられたのが不思議なものである。このような性格のメカであるので、グレートマイトガインは非常に悪名高いメカとして名を轟かせている。
そういう意味で、勇者メカのグレートメカの鬼門であると悪名高いグレートマイトガインを出来るだけ格好いいスタイルにとどめて、合体させるべくスタジオハーフアイはどのような方策を採っていったのか詳しく見ていこう。
レッツ、マイトガイン!グレートダッシュ!!
グレートマイトガインが登場するようになってから、マイトカイザー同様にマイトガインも単体メカのように変形するようになった。これはロコモライザーを修理した際の新たな能力で、これによりガイン単体でマイトガインに合体し、敵メカに対応できるようになったのである。
せっかくなので、マイトガインとマイトカイザーが同時に登場するときのバンクをお見せしておこう。
チェンジ!
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マイトガイン!!
チェンジ!
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マイトカイザー!!
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勇者特急隊、見参!!
物語が進むにつれて、敵のメカも大型化していき、マイトガインとマイトカイザーでは歯が立たなくなってきだす。そのような時は、マイトガインとマイトカイザーは合体し、地上最強のロボット、グレートマイトガインに合体するのである。
グレートマイトガインへの合体は、マイトガインの合体の雰囲気を残しながら大幅にパワーアップしている。まず、マイトガインのときと同じく専用の挿入歌、『グレート・ダッシュ!!』が流される。この曲はマイトガインの合体曲である『レッツ・マイトガイン!!』よりも大幅にパワーアップしており、露湖藻雷蔵と海蔵が歌っている。今回も、歌詞付きで合体バンクを再現したいところなのだが、JASRACに怒られかねないので、BGMを脳内で再生してほしい。
まず、舞人がダイヤグラマーのボタンを押し、合体命令を下す。そうすると、マイトカイザーとマイトガインが空中に飛翔し、合体が開始される。
舞人「レーッツ、マーイトガイン!」
マイトガイン「グレートダッシュ!!」
マイトガインの「グレートダッシュ!」の掛け声とともに合体が開始される。まず、マイトカイザーが分解しカイザードリルとカイザーパーツに分離する。
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マイトカイザーのそれぞれのパーツがマイトガインの周囲を取り囲む。
まず、カイザー4とカイザー5が変形し下駄状のパーツとなる。
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マイトガインはカイザー4とカイザー5と合体するために太ももパーツ後部がスライドし、足の長さを伸ばした状態になる。
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足が延長されると、カイザー4が左足にカイザー5が右足に接続される。
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そして、カイザー2とカイザー3が両腕に装着される。このとき、実際の合体バンクを見てもらえばわかるがマイトガインの腕が黒くなっている。この黒くなった腕にカイザー2とカイザー3が合体することで、白い部分がアニメではなくなっている。
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その次にカイザー1が腰パーツに装着される。最小変形版では、単体のメカと腰の増加パーツとしての美しい形を両立するために、機首の後部が変形し、マイトガインとの接続ジョイントが出現するギミックが付与されている。
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続いて、カイザードリルの列車部分が左右に分かれて胸パーツと肩を形成する。ここのギミックは、昔の玩具ではドリルをはずして、カイザードリルを一度分割する必要があったが、最小変形版ではドリルがくっついたまま劇中どおりに変形させることが出来る。
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一方、マイトガイン側はガインとマイトウイングが一時的に分離する。
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そして、腕が分離した箇所を挟み込むようにドリルカイザーが装着され、マイトウイングとガインがカイザードリルに再び合体する。
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カイザードリルが合体すると、コクピットがマイトガイン側に移動する。そして、舞人がレバーを動かしグレートマイトガインを起動させる。すると、ドリルが展開しマイトガインのマークが出現する!
舞人「グレートマイトガイン、起動!」
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そして、マスクパーツが閉じてコクピットを保護し、頭パーツにマイトカイザーの胸飾りが装着されて角パーツを形成する。
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そして、いつの間にかくっついていたウイングパーツが展開し、ポーズを決めてグレートマイトガインが完成する!
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グレートマイトガイン、完成!
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ここまでが、合体バンクで確認される表のギミックだが、プロポーションが悪いことで有名なグレートマイトガインをよりスタイリッシュにするために影のギミックが採用されている。
まず、マイトカイザーは真っ二つになるということで、簡単に割れないようにロック機構が採用されている。機体下部後方のジョイントをあげなければ、カイザードリルが分割できないようになっているわけである。
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また、マイトガインへの接続はカイザードリル側の肩の接続ジョイントを上げれば空間が出来るのでその空間に差し込むようになっている。こうすることで高い保持力を維持している。
足首の合体だが、劇中では足の裏に接続ジョイントが用意されていたが、最小変形では足首をカイザーパーツの穴にスライドさせてはめ込むようになっている。こうすることで、足首の可動が殺されることはなくなっており、グレート合体しているにも関わらず可動範囲はマイトガインと同じである。
こうすることで、足首が曲がるようになっている
ちなみに、カイザー4とカイザー5はマイトガインの下駄となる都合で、安定した設置のために本体が斜めに少し傾いた形に設計されている。
更に、マイトガイン側にもギミックが隠されている。なんと、ボディパーツ内部に設けられているヒンジを伸ばすことで身長が延長されるのである。
地味なギミックだが、これでグレートマイトガイン時の寸詰まった感じがなくなる
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このギミックのおかげで、グレートマイトガインになったときに胴体が短くなってしまい、スタイルが悪くなるという欠点が克服されることになる。今回はグレートマイトガインになるときも考慮に入れた設計になっており、高島氏のアイディアの高さが伺える部分である。
また、腕の二次元のウソに対する対策もバッチリ用意されている。マイトカイザーのコラムで見たように、カイザー2とカイザー3はそれぞれ展開できるようになっているが、そのギミックをフル活用した新たな合体解釈が取り入れられている。マイトカイザーに接続する部分のパーツにマイトガインの手首パーツをくっつけ、マイトガインの腕部を展開したウイングパーツを被せることにより、腕の延長と色の変化を同時に再現している。
二次元のウソの克服とスタイルを改善するためのギミック
腕の分割機能と展開機能フル活用したアイディアに脱帽
尚、今回も合体手順を劇中にあわせたものを紹介しているが、説明書ではカイザードリルを装着してからカイザー1を取り付けるようになっている。こうしないと、カイザー1とカイザードリルが干渉してしまい、取り付けにくくなるので気をつけよう。
このように、合体すると体のバランスが悪くなるというグレートマイトガインの欠点を最小限に抑えた豊富なアイディアのギミックがマイトカイザーに付与されていたことがわかる。このために、パーツ数が多くなってしまいDX扱いとなったと考えられる。
飛び立て!Gマイトガイン
それでは、今度はグレートマイトガインの全体的なプロポーションを見てみよう。
合体する製品にもかかわらず見事なプロポーションを維持している
グレートマイトガイン時の状態を優先的に設計したのか、見事にまとまったプロポーションである。旧玩具では大きすぎた角パーツも小型化されているし、腕のカイザー2とカイザー3もマイトカイザーの腕がない分、程よい大きさになっている。
ただ、劇中に比べてバックパックが大きすぎるように見えるのが欠点だろうか。とはいっても、全体的にゴテゴテしたデザインのメカなので、設定画や劇中のイメージから離れてみると、あまり気にならない。むしろ、背中の迫力をより引き立てている。大きさも、同シリーズのグレートエクスカイザーと同じ大きさなので並べることも出来る。
可動範囲のほうは、マイトガインの関節は全て生きているので、理屈の上では幅広い可動を誇る。しかし、デザインの都合から、色々な箇所が干渉してしまい結果的に可動範囲は狭まってしまっている。腕を上に上げるときは、一度胸のエンブレムを取り外す必要があるし、色々なパーツがくっついているため、安定して立たせるには各関節のネジを増し締めしておくことは必要不可欠である。
マイトガインと同様に、合体後にはいつもの名乗りを上げる。台詞こそ一緒なものの、サクラ吹雪が舞ったり、スポットライトが当たったりと演出が強化されている。というわけで、名乗り口上を見てみよう。
敵「ふっ、グレートマイトガインのお出ましか・・・。」
舞人「そう、そのとおり!」
銀のつばさに
のぞみを乗せて
灯せ、平和の青信号!
勇者特急、マイトガイン!
定刻通りに
ただいま到着!!
動きが少なくなってくれているおかげで、撮影がやりやすかった。演出のおかげで、名乗り口上はまさに「有無を言わさぬ」状態になっている。
尚、この名乗り口上を再現するためにスタジオハーフアイの特典として、グレートマイトガインにもディスプレイセットが付属している。これはマイトカイザーのディスプレイセットを展開することで出現する。
マイトカイザーのアートボードは二つ折りになっているので、それを開くようになっている
グレートマイトガインに対応するためにかなり大き目のディスプレイセットになっている。
また、通販特典としてサクラ吹雪が入っている。
説明書の入っているクリアボードに挟まっているサクラ吹雪
まぶしてしまうと、回収するのが大変なので使っていません
これは、手作業で1枚1枚切り出した物のようで、これをグレートマイトガインの上にまぶすようになっている。これほどあればうれしく、なくても困らない通販特典はないだろう。このように、お馬鹿な方向にも力を入れるところがスタジオハーフアイの良いところである。
グレートマイトガインの武装は、マイトガインの武装をパワーアップしたものを使用する。特に、主な武器はグレート動輪剣である。昔の玩具ではマイトガインと共用だったが、それでは迫力に欠けるということで、大型化されたグレート動輪剣がマイトカイザーに付属している。
通常の動輪剣の2倍の長さを誇るグレート動輪剣
グレートマイトガインに持たせよう!
初回のマイトカイザーには、通販特典として刃の部分がクリアパーツになっているグレート動輪剣も付属していた。これにより、ダブル動輪剣を再現できるようになっていた。
このグレート動輪剣を使用して繰り出されるのが真っ向唐竹割りである。グレート動輪剣にエネルギーを送ることによって、刃を延長し敵にそのまま切りつける。この歯は、最大最大2キロメートル伸びるようになっている。
では、必殺技の一連のプロセスをお見せしよう。
舞人「動輪剣!」
グレートマイトガイン「ふんっ!」
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グレートマイトガイン「グレート動輪剣!」
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舞人「真っ向唐竹割り!!」
グレートマイトガイン「でえええええええいっ!」
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このように、様々な工夫を凝らしたギミックを搭載したおかげで、最高に格好いいグレートマイトガインが誕生する!ポージングをする際に、パーツが外れてしまいやすい以外は非常に遊びやすく、弄り応えのある製品に仕上がっている。(もちろんガレージキットの性質上、デリケートな扱いが必要になるが。)
しかし、グレートマイトガインがマイトガインの最強形態ではない。その真の力を発揮するにはマイトガンナーが必要となる。次回は、マイトガンナーを紹介し最強のグレートマイトガインをお届けしたいと思う。
乞う、ご期待!
超融合発動!グレートヒカリガイン
ゼロリ「オーッホッホッホ!魔王ゼロにさえなれば、ヒカリカイザーもたやすいもの!!これで、ヒカリガインもいないし、コラムはこの私のもの・・・。小狼きゅんのフィギュアなどのレビューをHUYUに書かせてやるわよ〜♪ウフフフフ・・・。」
ヒカリカイザー「そうは、問屋がおろさねえぜ!」
ゼロリ「あらあら、わざわざやられに来てくれたのね、ヒカリカイザー・・・。良いわ、魔王ゼロで貴方なんて粉砕よ♪悪役同化!」
ヒカリカイザー「ふっ・・・。魔王ゼロが現れたな。」
魔王ゼロ「今度は逃がさんぞ!貴様など、この私が粉砕してくれる!!」
ヒカリカイザー「フフフフ。これを見よ!!」
魔王ゼロ「何だ、それは!?」
ヒカリカイザー「フフフ。これは1年前から禁止カードから解除された死者蘇生のカードだ!!」
説明せねばなるまい!「死者蘇生」とは、遊戯王ファイブディーズオフィシャルカードゲームの魔法カードである。その効果は、自分もしくは相手の墓地からモンスター1体を選択し墓地から特殊召喚するというもの。長らく禁止カードに指定されていたが、1年ほど前から禁止指定が解除された遊戯王OCGの代表的カードである!!
ヒカリカイザー「このカードを発動し、ヒカリライザーを復活させる!」
魔王ゼロ「何!?」
電光超特急ヒカリガイン「チェンジ!ヒカリガイン!!ふう、ようやく実体を取り戻せたぜ・・・。」
魔王ゼロ「貴様、わざわざヒカリガインをよみがえらせて何をする気だ!?」
ヒカリカイザー「俺だけの力では、貴様を倒すことが出来ない。というわけで、馬鹿兄貴を蘇らせたのさ・・・。それに、兄貴が実体を持ってその場にいてくれないとさびしいしな・・・。」
ヒカリガイン「おお、弟よ・・・。口は悪いが、ゼロを倒すために俺を蘇らせてくれたというのか・・・。」
ヒカリカイザー「そういうわけさ。さあ、力を合わせて魔王ゼロを倒そう・・・。」
ヒカリガイン(あれ・・・?こいつ、こんなに素直だったかな?)
ヒカリカイザー「手札より、魔法カード発動!超融合!」
説明せねばなるまい!「超融合」とは、同じく遊戯王ファイブディーズオフィシャルカードゲームに登場する速攻魔法カードである。その効果は、決められたモンスターを墓地に送り、エクストラデッキから融合モンスターを融合召喚するというもの。しかも、このカードの発動に対して、魔法・罠・効果モンスターの効果を発動する事はできないので、安心して融合召喚を行うことが可能となるのだ!
魔王ゼロ「そのカードで、ヒカリガインとヒカリカイザーが融合するというのか!」
ピキーンッ!!
「超電光特急合体!!グレートヒカリガイン!!」
魔王ゼロ「2人が合体しただと!?」
超電光特急合体グレートヒカリガイン(ヒカリガインとヒカリカイザーが合体したイマジン!以下グレートヒカリガイン)「そう、これが地上最強のイマジン、グレートヒカリガインだ!!もちろん、空中戦にも対応しているぞ〜!」
ヒカリガイン(って・・・。あれ?俺の意志はあるのに体が動かない・・・。)
ヒカリカイザー(このグレートヒカリガインで、魔王ゼロを粉砕してやるぜ!)
グレートヒカリガイン「でええいっ!」
ガキーン!!
魔王ゼロ「ぬあああああああ!なんというパワーだ!!この私が吹き飛ばされるだと!?」
ヒカリガイン(あれ・・・。体が勝手に動く・・・。もしかして、俺の体を操作しているのって・・・。)
ヒカリカイザー(フハハハハハ!今頃、気づいたか馬鹿兄貴め!)
説明しよう!元ネタのグレートマイトガインの操作は、マイトカイザーのパイロットである舞人が行っている。その影響で、グレートヒカリガインの体のコントロールは全てヒカリカイザーのものとなっているのだ!
ヒカリカイザー(俺が、タダでお前を蘇らせるわけないだろう!グレートヒカリガインにさえなれば、お前の体は俺のもの。しかも、パワーアップして俺が最強イマジンになれるって寸法だ!!)
ヒカリガイン(くそお・・・。せっかく、実体を取り戻せたのにこのざまかよ!!)
魔王ゼロ「おのれええ。かくなる上は・・・。ガウェイン!!」
魔王ゼロ(ひとまず、ガウェインに任せてこの場は退却だ・・・)
ドウッ!!
グレートヒカリガイン「その程度のビーム砲では、このグレートヒカリガインはびくともせんぞ!今度はこちらの番だ。グレート動○剣!!真っ向唐竹割り!!」
ズバッ!
ヒカリカイザー(フハハハハハ!やったぜ!!この体さえあれば、俺は無敵だああ!!)
ヒカリガイン(くそお、俺の体を返せええ!!)
ついに合体したヒカリカイザーとヒカリガイン!しかし、魔王ゼロを倒せたわけではない。果たして、グレートヒカリガインは、魔王ゼロを倒すことが出来るのか?そして、ヒカリガインの運命は!?
待て、次回!!
グレートマイトガイン、パーフェクトモードだ
!(最小変形 マイトガンナーのコラムへ)
これが地上最強のロボット、グレートマイトガインだ!(もどる)