METAMOR-FORCE パワーダグオン
千値練 METAMOR-FORCEシリーズ
定価:44000円(税込み)
剛力合体!
千値練のMETAMOR-FORCEシリーズにパワーダグオンが登場!
宇宙監獄サルガッソの凶悪な宇宙人たち・・・。
その魔の手から地球を守るため、
今日も戦い続ける高校生勇者、ダグオン!
彼らのさらなるパワーアップこそが、ダグファイヤーの剛力合体、
パワーダグオンである!!
(番組冒頭のあらすじ紹介より。ターボカイ、子安武人氏の声で読むべし!!)
地球氷河期5分前 宇宙皇帝 アーク星人登場
『勇者指令ダグオン』は、対象年齢が上がった勇者シリーズ後期の作品である。そのため、ロボットバトルはやりつつも、ダグオンメンバーのキャラクター一人一人に焦点を当てたエピソードが多く作られていった。一方、玩具の点数も増えていき、主人公の1号ロボ、合体するサブメカ2体に加えて、2クール目では武器メカが2体登場する。
人間ドラマをやりつつ登場するメカ(=玩具)の点数も増えていったため、2号メカの登場がほかのシリーズよりも遅れて31話からの登場となった。その1話前の30話、「地球氷河期5分前」では、強敵の宇宙人であるアーク星人が本格的に地球侵略に乗り出してきたエピソードである。アーク星人は武器メカの1体であるライアンの生まれ故郷を滅亡させた凶悪な宇宙人である。
自身の根城であるアーク城を用いて地球全体を氷河期に陥れる作戦を実行してきた。この手法はライアンの剣星を滅ぼしたものと全く同一のやり口である。
ダグオンは総力戦で臨み、アーク城に総攻撃を仕掛けた。しかしながら、全ダグオンのメカのエネルギーを結集して必殺の無限砲を至近距離で発射したにもかかわらず、アーク城は無傷なのであった。絶望するダグオンたちであったが、主人公のファイヤーエンはあきらめなかった。エンは最後の手段として、ファイヤージャンボをアーク城に特攻させた。ファイヤージャンボが衝突したアーク城は陥落したが、ファイヤージャンボも大破してしまい海に沈んでいったのしまったのである。
ファイヤージャンボは半年以上の時間をかけて様々な激闘を繰り広げてきた。ファイヤーベースになることからもわかるように、ダグオンの前線基地兼中核となるマシンであったため、感情移入してみていた子供たちにとっても衝撃的だっただろう。実際に、ファイヤージャンボを失ったエンがその場を立ち去るカットでこの回は終わるし、次の回ではガクがファイヤージャンボに花を手向けるシーンも描かれたほどである。
大人になった我々目線からすると、あとで修理されるだろうなとか後でパワーアップするだろうなと予測がつくものの、大きな喪失が描かれたわけである。勇者シリーズは基本的に1号メカ→2号メカの登場は物語の転機となる重要回となるため、大人の目から見てもハードなストーリー展開になるわけである。
剛力!パワーダグオン 宇宙女王蟻クイーンザゴス登場
続く31話では、ファイヤージャンボを失ったファイヤーエンが、新しい力であるファイヤーショベルを宇宙警察機構の女性刑事ルナから受け取り、2号ロボのパワーダグオンに剛力合体
するエピソードである。
奇しくもその相手は、2話でファイヤーダグオンと初めて交戦したザゴス星人の親玉、
クイーンザゴス!クイーンザゴスの力に苦戦するダグオンたちだったが、宇宙警察機構のルナは規則違反を承知で近くの建設現場にあ
ったショベルを元に、ファイヤーショベルを生み出した。
ルナ「緊急の場合です。規則違反ですが、あなたに新しい力を与えます!」
ダグファイヤー「新しい力・・・?」
ファイヤーショベルを受領したダグファイヤーは、その上に乗り、クイーンザゴスの前に立ちふさがった。そして、ファイヤーショベルが人型に変形しダグファイヤーがその胸の中にバケットから飛び込んでパワーダグオンに合体した。
ダグファイヤー「剛力合体!」
「パワーダグオン!」
「すげえや!体中に力がみなぎっているぜぇ!」
パワーダグオンはその名の通り、肉弾戦を得意とするロボである。右腕に備え付けられたショベルのアームを自在に操り、その圧倒的なパワーでクイーンザゴスを翻弄、とどめにアーム部をドリルに換装して繰り出す必殺技、パワードリルアームでクイーンザゴスを撃破した。
「よし、とどめだ!パワードリルアーム!!」
こうして、誕生したパワーダグオンは番組後半の主力メカとして活躍した。ポジション的には技のファイヤーダグオン、力のパワーダグオンである。番組の前半と後半でガラッとロボットのコンセプトが変わるのがダグオンの特徴である。
規則違反ですが・・・(縮尺も違反です)
このように、シリーズ後半で登場する主力2号ロボのパワーダグオンは玩具の方もギミックが洗練されていた。箱型ボディになりがちな2号ロボだが、極力箱にならないように工夫が施されていたし、非変形のプロポーション重視のダグファイヤーも付属して実際に劇中通りに胸部に収納することも可能であった。
アニメの演出も円熟期に入り、バンクシーンやBGMも格好よく迫力のあるものだった。特に、ショベルのバケットに乗って胸から飛び乗るシーンはキレッキレの作画と演出である。
しかし、そのケレン味を重視した演出は、アニメを見ている最中は全く気にならないのだが、立体化しようとすると矛盾が現れる。もしアニメ通りにパワーダグオンに合体しようとするとダグファイヤーとファイヤーショベルの縮尺が全く合わないのである。ダグファイヤーは10メートル前後の大きさであるが、パワーダグオンはおよそ18メートル。とてもではないがこの大きさだとダグファイヤーがパワーダグオンのバケット部に収まるはずがないのである。
ファイヤーショベルとダグファイヤーの比較
スーパーミニプラのダグファイヤーと千値練のMETAMOR-FORCEのファイヤーショベルが一番劇中比率に近い
この大きさ同士だと、バケットの上に乗るのは不可能である
この立体化の難しいところを、後発の製品はファイヤーダグオンと同じ手法で乗り切ってきた。すなわち、超小型の非変形ダグファイヤーを収録しているのである。この手法はバンダイのスーパーミニプラが先に行い、千値練のMETAMOR-FORCEでも取り入れられている。スーパーミニプラでは彩色されていない小さいダグファイヤーが付属し、千値練では彩色済みの小型ダグファイヤーが収録されている。
どちらもサイズは違えどダグファイヤーの収納が再現できるし、劇中で印象的だったバケットに乗ってポーズを決めるダグファイヤーのシーンを再現できるのである。
このシーンを立体化しようとすると、ファイヤーショベルを巨大化するかダグファイヤーを小型化するしかない
二次元の嘘バリバリの演出なのである
画像は千値練のMETAMOR-FORCEのもの
腕部が小型の軸で接続しているので可動する
また、腕組みした腕も付属し交換することで飛び込む前も再現できる
ファイヤーショベルは2号メカの宿命から、なかなか立体化が行われてこなかった。令和に入ってからの勇者シリーズの立体化ラッシュに乗じて、まずスーパーミニプラから立体化された。パワーダグオンへの変形合体はもちろん、のちの強化合体が行える仕様となっており、これだけでも満足度は高いものであった。
そして、これをさらにブラッシュアップさせて立体化したのが千値練のMETAMOR-FORCEである。こちらは巨大なショベルアームを再現しつつ、本体は重厚な塗装が施されている。また、ファイヤーダグオンと同じくダイキャストが随所に用いられており、ズシっとした感触が味わえるのである。
パワーショベルがモチーフのファイヤーショベル
この状態から差し替えなしで人型に完全変形する
また、劇中のもう少し車体の低いプロポーションを実現するために、補助パーツを用いてキャタピラと操縦席を接続する方式を採用することもできるようにしている。この際、干渉する上腕部を取り外しキャタピラの中に収納させることが可能で、余剰パーツが出ないように配慮されている。
補助パーツを使用すると、劇中通りのすっきりしたプロポーションになる
補助パーツを使う場合は上腕部をこのようにキャタピラに収納する
補助パーツをかませると劇中のシンプルなパワーショベルになるのだが、説明書の通りに変形させると肩の接続軸が干渉し、背中のウイングパーツが90度にならないのが難点である。ただ、変形工程はこちらの方がシンプルになるので、どちらにするかはユーザー次第である。
巨大なアームは、丁寧に塗装が施されている上にクリック関節が採用されているので、上下運動させても自重で落ちてくることはない。また、アームのシリンダーも連動して伸縮するギミックが採用されているので遊びごたえは抜群である。
俺の新しい力を受けてみろぉ!
このファイヤーショベルが人型に変形する工程をMETAMOR-FORCEでは完全再現している。パワーダグオンへの合体プロセスを見てみよう。
ファイヤーショベルをダグファイヤーが呼び出し、バケットの上に乗る。そして、剛力合体の掛け声とともに合体が開始される。
「剛力合体!!」
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ショベルの上側の二つの操縦席が左右に分かれて腕を形成する。
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胸部が起き上がり、下半身と接続される。
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キャタピラ部が展開して伸びていき、脚部を形成する。
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胸部が展開し、バケット上にいるダグファイヤーが、その内部に飛び込む。
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「はっ!」
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ダグファイヤーが収納されると、開いていた胸部が閉じて頭部の瞳に光がともり、パワーダグオンが完成する!
「パワーダグオンッッ!!」
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このように劇中のプロセスを見事に再現することができるわけである。ダグファイヤーをアップで使用しているカットはスーパーミニプラのものを使用しているが、他社製品と合わせることでさらに臨場感を高めることができるわけである。
付属の非変形のダグファイヤーは肩と下腕部が可動するようになっているので、腰に手を当てた状態も再現することができる。また、当時品の玩具と同じく脚部を背中側に折りたたんで収納状態にする。
非変形な分、造形により力が入ったダグファイヤー
小さいサイズながら、脚部と肩、腕が可動
サイズはファイヤーダグオン付属のダグファイヤーと同じ大きさで非常に小さい
合体時はこのように脚部を折りたたんで収納する
もちろん、このダグファイヤーはファイヤーダグオンに付属の変形版を使っても再現可能である。
今回は合体時のバンクシーンを再現するために、造形重視の状態のファイヤーショベルから変形を行っている。その場合、造形重視の補助パーツは余剰パーツとなる。完全変形を目指す人はキャタピラ内部に収納されている上腕部を取り付けた状態のファイヤーショベルから変形させると完全変形する。
プロポーションの向上のために、合体バンクでは描かれていない影のギミックも付与されている。ファイヤーショベル時、脚部が折りたたまれているのだが、その際太腿を収納する都合上、ふくらはぎに大きなスペースができてしまう。スーパーミニプラでは割り切られていたのだが、このMETAMOR-FORCEではキャタピラの裏の部分にパネルが折りたたまれており、それが展開することでふくらはぎを覆うことができるようになっている。
このままだと、このように太ももの分のスペースががら空きになってしまう
左足の様に装甲で覆うギミックが付与されている
カバーパーツがキャタピラの裏に折りたたまれて収納されている
その場所から展開することでふくらはぎの装甲になり、空いているスペースを覆ってくれる
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肩パーツの接続軸は複雑な折りたたみギミックが付与されている。このおかげで、差し替えることなく腕パーツを移動させることができる。
ダイキャスト製の肩パーツが打ち込み軸で収納することが可能
ただし、保持力が高めに設定されているので最初に動かすときは結構力がいる
周囲のパーツにこすれや干渉が起きないように注意
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ただし、筆者は複雑すぎて難しいと感じたので基本的に補助パーツを使用してファイヤーショベルにしている。この状態だとパタパタと肩関節を動かす必要がなくなるのと、移動時に胸の角パーツに干渉することを恐れているからである。この辺りはユーザーが遊びやすさなどを考慮して選んでよいところだろう。
強化合体時の腕パーツにもなる操縦席部分は、本製品では一度取り外して分解し、上腕部のパーツと再度組み合わせる必要がある。ジョイント部は折りたたんでブロックごと押し込む仕組みになっている。この際、薄くなっている先端部ではなく必ず根元をもって取り外さないと薄いパーツが破損する恐れがあるので注意が必要である。
この箇所は当時品やスーパーミニプラではスライド機構で再現されていたが、上腕部が細くなりすぎるのと腕が巨大化してしまうのが難点であった。広い可動範囲を仕込む必要もあるため、以下の様に分解してはめ直す形になっているわけである。
画面上の奥の根元の部分をもって取り外すこと
手前側が薄くなっているので破損に注意
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内部のジョイントを収納しブロックを押し込む
こうすることでビークル状態と強化合体時の腕のバランスを取っている
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オレンジ色の操縦席のパーツには拳が収納されている。ふたを開けて内部の拳を起こす仕組みになっている。
肩のパーツの接続ジョイントはアーマーパーツを移動させることで隠すことができる。このパーツの移動は少々面倒だが、こうすることにより接続穴が各形態で隠れるように配慮されているのである。
横側にあるジョイント穴から装甲を取り外して移動させる
それぞれの状態の穴を隠す意図がある
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このように千値練の合体ギミックへの細かい配慮が行き届いた見事な製品となっている。
うっひゃああ!なんて造形と可動範囲だ!!
こうして完成したパワーダグオンが以下である。
右腕のパワーショベルのアームが目を引くパワーダグオン
肉弾戦を得意とするマッシブなプロポーションを再現しつつ、体型が箱になっていないのが特徴
合体後はファイヤーダグオンと同等の大きさのロボットが完成する
肉弾戦が得意ということでマッシブなプロポーションになっている。それでいて、箱型になっていないのも大きな特徴だろう。このころの勇者シリーズのメカは合体ギミックとプロポーションが洗練されていたので再現されやすいとはいえ、単体のロボットとして見れるように非常に力の入った造形となっている。
顔の造形も非常に格好よく、シャープな造形になっている。まるで劇中から飛び出してきたかのような造形だし、塗分けも丁寧である。
顔も非常にイケメンである
ただし、額の赤い角の取り扱いに注意
ただ、首を動かすときは額の角に触れないように気を付けよう。こちらは非常にシャープで薄いパーツになっている。つまり非常に格好いいが破損しやすい造形なのである。合体時に首を折りたたんだり、首を回転させるときは耳の銀色の部分をもって動かすようにし、額の角パーツに触れないように気を付けよう。
背中部は、鳥の造形が取り外せるようになっている。この鳥のエンブレムを取り外し、カバーパーツを被せると劇中ののっぺりした背部パーツも再現することができる。また、ファイヤーショベルの補助パーツも腰裏にセットしておくことが可能で、余剰パーツ対策がなされている。
ファイヤーダグオンと同じく、関節可動部や装甲にはダイキャストが使用されている。特に、肩の関節や足首の接続部がダイキャストパーツが振り分けられており強度が確保されている。
右腕に取り付けられているパワーアームの先端部はバケット以外にもドリルとアームパーツに取り換えることができる。これらのパーツはスタンドの空いているジョイント部に取り付けることが可能で、極力余剰にならないように配慮されている。
パワーダグオンのバケット部は取り外して別のパーツに差し替え可能
ドリルで攻撃したり、パワーアームでつかんで握りつぶすなどのアクションも可能
使わないパーツは付属スタンドに装着可能
劇中のパワーダグオンは右腕のショベルのアームを自在に動かすアクションを見せていた。その再現を行うためアーム部には回転軸が追加されている。この回転軸を利用することで合体時の位置にショベル部分を配置したり、ドリルで攻撃するときのアクションなどが再現できるわけである。
当時品は上下運動のみだったが、回転軸の追加により横方向にも開けるようになっている
さらに本体前にバケットを移動させることも可能
手首パーツは可動指のものも付属している。平手などにしたいときはこの可動指を使うようにしよう。また、ファイヤーダグオンに付属していたスタンドと同じものがパワーダグオンにも付属している。こちらは、追加パーツで土台部の面積が大きくなっており、強化合体時でも2体のロボットを並べられるようになっている。こちらを使用すると空中ディスプレイも可能となる。
土台部分が追加パーツでファイヤーダグオンよりも大きくなっているスタンド
このスタンドは強化合体時に使用できるようになっている
なお、中間形態であるパワータンクモードも再現できる。こちらは下半身を元に戻してキャタピラ状態にすることで完成する。
第34話で見せたパワータンクモードも再現可能
こちらは要塞内で移動するときに見せた姿である
タカラ側から出してほしいと言われた肝いりの形態だとか
このように、2号メカでありながら本体は充実した可動ギミックと保持力を備えているのが驚異的である。
よし、とどめだ!無限砲!!
パワーダグオンは基本的に腕のショベルアームを自在に動かし肉弾戦を得意としているが、必殺技は武器メカのガンキッドが変形する無限砲を使用する。これは初陣の後、宇宙警察機構に戻るギャラクシールナがファイヤーショベルに改造を施し、使用できるようになったものである。
パワーダグオン登場後のアイキャッチも、無限砲を構えるパワーダグオンに切り替わった。
主力メカが切り替わった後期アイキャッチ
立体でやろうとすると本体と無限砲の長さの都合で完全再現が難しい
この無限砲は2クール目中盤あたりから登場したのでファイヤーダグオンも使用している。ただし、ファイヤーダグオンで扱うには威力が大きく発射の時は後ろに引きずられていく描写がなされている。一方のパワーダグオンでは、右腕のショベルアームを地面に打ち立て、アンカーとして使用している。そのため、無限砲の反動にもびくともせず発射することが可能となった。パワーダグオンの力強さがこの絵からもわかるようになっている。
立体物の方は、スーパーミニプラでライアンとともに立体化されている。スーパーミニプラのガンキッドは、飛行形態、ロボット形態、無限砲形態の3種類に変形させることができる。一方、千値練のMETAMOR-FORCEではパワーダグオンに非変形の無限砲が付属している。こちらは変形しない代わりに、無限砲のフォルムを忠実に再現している。
パワーダグオンに付属している無限砲
変形しない分、ディティールやフォルムはばっちり
無限砲はパワーダグオンやファイヤーダグオンよりも長大である
大迫力の高火力必殺技になるわけである
パワーダグオンの無限砲発射プロセスを見てみよう。劇中ではルナの改造により、肩パーツから接続パーツが内蔵されている。この接続パーツが左肩から展開し、ガンキッドが合体する。
パワーダグオン「無限砲!」
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パワーダグオンと接続したガンキッドは、エネルギーを充てんし、弾を装填する。さらにパワーダグオンが、ショベルアームを地面に打ち立てアンカーとする。
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ガンキッドがターゲットロックを行い、標的を定め、パワーダグオンが無限砲を発射する。
ガンキッド「ターゲットロック!」
パワーダグオン「ファイヤー!!」
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このように変形合体モデルでありながら、見事に劇中の動きを再現できるわけである。当時品やスーパーミニプラでは、接続ジョイントがパワーダグオン側に内蔵されているが、METAMOR-FORCEではダイキャスト製の接続パーツを肩のジョイントに取り付ける仕様に変更されている。
巨大な無限砲を保持するためにダイキャストパーツを後付けする
パワーダグオン本体と同じくらいの大きさのキャノン砲が肩につくので、その迫力は随一である。
無限砲自体は大きめだが、プラ製なので比較的軽い
本体側のダイキャストパーツにより、スタンドがなくても安定して保持可能
この無限砲は、もちろんファイヤーダグオンにも使用することができる。ファイヤーダグオンに追加するためのアタッチメントパーツが付属しており、腰裏と両腰のサイドアーマーに取り付ける。パワーダグオンと同じく、ファイヤーダグオン用の接続ジョイントもダイキャスト製である。
この3つのパーツをファイヤーダグオンに取り付ける
当時玩具と違い、分割されているため腰裏パーツはある意味不要である
ファイヤーダグオンは腰に抱える形で無限砲を保持する
スタンドがなくても保持はできるが、無限砲の後部の穴にスタンドのジョイントを取り付けて補助することもできる
ただ、無限砲の接続軸を腰サイドアーマーに取り付けるとがっちり固定されるため、抜くのが困難である。筆者は抜けなくなってしまったため、そのままでパッケージに入れている。左右に違いはないので一度取り付けて外れない場合は無理せずつけたままにしておいても差しさわりはない。
ファイヤーダグオンの無限砲発射プロセスを見てみよう。まず、ガンキッドから追加のアタッチメントパーツが発射され、腰に取り付けられる。
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腰の横のアタッチメントパーツに無限砲が接続される。
ファイヤーダグオン「無限砲!」
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照準を合わせ、「ファイヤー」の掛け声とともに無限砲を発射する。
ファイヤーダグオン「ファイヤー!」
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この無限砲は、のちの強化形態であるスーパーファイヤーダグオンでももちろん保持することが可能である。
剛力課金!予算全開!この請求、受け止めろ!
オプションパーツも非常に充実しており、2号ロボでありながら非常に満足度の高い製品となっている。造形もシャープで、塗装もきれいだし、各部の保持力もしっかりしているのでアクションも上記の様にバシバシ決まるのが良い点である。
ただし、ここまでこだわった仕様であるため、やはり値段が非常に上がってしまっている。巨大な無限砲が付いている影響からか、前作のファイヤーダグオンよりも値段が上がっているのである。造形が良くシャープであるということは、裏を返すとパーツが薄くて細くて鋭利であるということである。つまり、脆い箇所があるので要注意である。
先にも述べたように、頭部の角飾りには触れないようにしたいのと、胸の恐竜の横についている角飾りも要注意である。変形時やポージングを取らせるときは極力このパーツには触れないようにしたい。
恐竜の顔の横にある角飾りと頭部の角飾りは要注意
これらのパーツには触れないように操作する必要がある
また、胸飾りは強化合体時に抜く必要があるのだが、これは説明書に従い先端部は持たないように気を付けよう。
強化合体時にこのパーツは引き抜くことになるが、先端ではなくジョイント側の部分をもって抜き差しすること
昨今の玩具の宿命で、値段が高い=壊れやすいという図式を必ず頭に入れたいところである。4万オーバーの製品であるため、単なる玩具ではないわけである。操作は指先を使ってちまちまゆっくり慎重に行った方が良い。
この2体を揃えると、およそ9万円近くになるので、筆者も何とか割引で手に入らないかということで苦心した。この時期、Amazonで予約した人が在庫を確保できず商品が発送されずに難民になったという話も出ていた。筆者はAmazonで予約を入れたが、ちゃんと発送されたものの、予約して手に入らないというのがあからさまになってきたのである。
メカスマのTHE合体もそうだが、この手の変形合体を再現した高額商品を確保する場合は、これからは公式オンラインショップの方が無難であろう。割引を狙って結果発送されずに手に入らないくらいならば、予約を入れて発送日までに貯金していくシステムにした方が全く無難である。
ファイヤーダグオンとパワーダグオンがそろったことで、勇者シリーズお約束のグレート合体を行うことができる。ファイヤーダグオンとパワーダグオンが「禁断の超合体」を果たした姿、スーパーファイヤーダグオンを次のコラムでは紹介する!乞うご期待!!
そして禁断の超合体!
スーパーファイヤーダグオンのコラムへ
トライダグオン!(スーパーミニプラ ファイヤーエン&ダグファイヤーのコラムへ)
火炎合体!(METAMOR-FORCE ファイヤーダグオンのコラムへ)
すげえや!体中に力がみなぎっているぜぇ!(もどる)