MG デスティニーガンダム エクストリームブラストモード

バンダイ 1/100プラスチックモデルキット

通常版価格 5040円(税込み)

エクストリームブラストモード価格 7350円(税込み)

MG デスティニーガンダム(エクストリームブラストモード)
ガンダムSEED DESTINYの主役機、堂々のMG化!

ぼくのかんがえた、きゅうきょくがんだむふたたび
射手座サジタリアスのBP(射手座のロリ黄金聖闘士。最近再版された聖闘士聖衣神話サジタリアスのアイオロスを購入したが、手首パーツの硬さに業を煮やしている不器用な男。以下BP)「今日はMG デスティニーガンダムの紹介を対談でしたいんだけど、ki-pa氏は最近忙しいし、他に対談できる奴もいないんだよなあ。しょうがない、奴を呼び出すか。」

ヒカリライザー!!

説明せねばなるまい!勇者メカ好きなBPは、手持ちのダイアグラムを使うことで電光勇者超特急 ヒカリガインをHUYUの脳内から強制的に引きずり出すことが出来るのだ!

電光勇者超特急 ヒカリガイン(HUYU君の脳内に住むイマジン。いつまで経っても最小変形DXマイトカイザーを買わないBPのせいでパワーアップできずにいる。早くヒカリカイザーやグレートヒカリガインになりたーい。(「妖怪人間 ベム」風に)以下ヒカリ)「チェンジ!ヒカリガイン!!・・・ってあれ、お前が呼び出したのかよ!?」

BP「いやー、丁度良い対談相手がいなくてな。ちょっとダイアグラムで呼び出させてもらった。」

ヒカリ「貴様!俺らはお前たちの都合の良い対談相手じゃないんだぞ!!ギャラは出るんだろうな!?

BP「何を言っているんだね。君はHUYU君に作られた架空の人物で、創造主のHUYU君から君を借りる権利もいただいているのだよ。ちゃんと、ガンプラも貢いだしな!当然、タダ働きに決まっておろうが!

ヒカリ「ぬうううう。HUYUめ、奴は俺たちをどう思ってやがるんだ?ムッ!これは、MGのデスティニーガンダムじゃないか!しかもこれはスペシャル版じゃないか!!今日はこいつで対談するんだな!?丁度ほしい奴だから、今日は大目に見てやるよ

BP「・・・?思っていたより聞き訳がいいな。まあ良いや。」

ヒカリ(なんてな・・・!ギャラ代わりに、こいつを盗んでやるぜ!!

BP「デスティニーガンダムは1/100HGともに異常にすばらしい出来で神がおりていたというのは以前コラムでも書いたな?」

ヒカリ「一方のストライクフリーダムガンダムはMGが出るまでは逆の意味で神がおりていたんだけど、こいつは主役らしくものすごく出来が良かったって話だったな。」

BP「まあ、デスティニーガンダムの本編での扱いは悲惨そのものだったんだがな!こういう事情があるから、MG化はされないと思っていたんだけど、めでたくターンエーガンダムの次にリリースされることになったんだ。」

ヒカリ「前のコラムではMG化は不要といえるくらいに出来が良いと書いていたが、どこがどう変わったのかを見ていくわけだな。」

そんなにスペシャル版を出したいのか、あんたたちは!!
BP「その前に、このキットの背景事情に触れておこう。今回もMG ストライクフリーダムガンダムで見られた悪しきスペシャル版がリリースされたんだよ。」

ヒカリ「あのki-pa氏がショボイと言い切ったスペシャル版のことだな?前回と同じく無視して通常版を購入すれば良いんじゃないか?」

BP「そう行きたいところだったんだけど、そうは問屋がおろさなかった!ホビージャパンで報道されたスペシャル版の内容は以下のとおりだったんだ。」

・PET素材にラミネート加工を施した光の翼

・パルマキオフィーナエフェクトパーツ

・ブーメランを宙に飾れるエフェクトパーツ

・内部関節にはクロームメッキを使用

・アクションベースに飾れる1/20スケールのシンとキラのフィギュア(台座つき)

ヒカリ「ゲゲッ!誰もがデスティニーに求めるであろう光の翼は、このセットでしか手に入らないのかよっ!?」

BP「さらに始末の悪いことに、この光の翼の出来が異常にいいんだ。その話は後でするけど、こうなると通常版がどうなるかわかるよねえ?」

ヒカリ「みんなスペシャル版のほうに集まるわな・・・。」

BP「そう、そのとおり!(旋風寺舞斗風に)そんなわけで、まーた転売屋さんが跳梁跋扈しそうな感じだったわけですよ。」

ヒカリ「ストライクフリーダムと同じ現象が起こったわけだな!?」

BP「いや、今回に限ってはバンダイも学習したようで結構な数を出荷させたみたいなんだね。ネットオークションを見てもそんなに高い値段をつけていた人はいなかったしね。今回は転売屋さんの敗北だな。さらに12月にも再出荷するみたいだから、手に入らなかった人もちょっと待てば手に入るし。というわけで今回は、スペシャル版の紹介が出来たわけですよ。」

ヒカリ「でも、待てよ?通常版はどうなっているんだ?」

BP「鋭いね。何と、通常版はさほど売れてなさそうなんだよ。その証拠に、どこの店でもスペシャル版はどこも売り切れているのに、通常版は必ず1個か2個もしくは山積みで置いてあるんだわ。」

ヒカリ「ということは、通常版は不良在庫になりやすいと?

BP「そういうことになるわな。バンダイさんも小売店を泣かすようなことをしおってからに。メッキパーツとか、でかいシンとキラのフィギュアなんて要らないから、光の翼と各種エフェクトをつけた状態で発売すればよいものを。」

ヒカリ「スペシャル版なんてこじつけて出して、購買意欲をそそろうって戦法なんだろうなあ。」

BP「そうするにしても時期を逃した感はあるね。今、機動戦士 ガンダム00がやってるだろ?主力はHGや1/100のガンダムエクシアだのヴァーチェだのキュリオスだのに傾いていて、2年前に終了したSEED DESTINYなんてコアなファンかモデラーくらいしか、覚えているわけがないんだわ。

ヒカリ「MG ストライクフリーダムは通常版ですらリリース直後は売り切れたのに、デスティニーガンダムに関しては通常版の売れ残りが確かにそれを物語っているよなあ。」

BP「物語上での扱いも悲惨だったから、買う人間も限られてくるよね。出来はいいんだけど、先行きが不安なキットではあるな。」

郵政民営化ってやつはああああああ!
ヒカリ「そういえば、もう年末だって言うのに秋に発売されたキットの話をしようなんてお前らしくないよな。」

BP「秋の時期には色々あってな。卒業論文とかで忙しかったから、デスティニー製作にかかずらわっていられなかったんだわ。」

ヒカリ「そのくせ、聖闘士聖衣神話が徐々に増えている気がするがどういうことだ?」

BP買うだけなら、忙しくても出来る!

ヒカリ「おいおい・・・。」

BP「ただ、ちまちま気晴らしに作っていたのはいいんだけど、腰パーツの前垂れを片方なくしてしまってな!パーツ請求する羽目になっちゃたんだわ。」

ヒカリやーい、バーカバーカ

BP「このキット、一応作りやすいことは作りやすいけど腰パーツが鬼門でね。調整のために分解したときに、パーツが勢いよく飛んで行っちゃってなぜか大きい前垂れパーツが行方不明に。MG ∀ガンダムの小指も失くしたし、パーツ管理はきっちりしないとね。」

ヒカリ「お前が異常に鈍くさいだけだろ・・・。」

BP「忌々しいことに、郵政民営化のせいで定額小為替の手数料が10円から100円になってな。気軽にパーツ注文が出来なくなったんだわ。

ヒカリ「それはHUYUも言っていたな。」

BP「まあ、パーツ代と送料代の合計160円のために300円の手数料を払うのは、ばかばかしい。だから、300円の小為替を1枚だけ購入したよ。これで払う額は400円でまだ許せる範囲だし、パーツを4つまで頼めるからまだお徳だわな。」

ヒカリ「注文は一括でやったほうが良い訳だな。」

BP「しかし、郵政民営化のせいでガンプラを気軽に壊せなくなってしまったのは痛いな。MGは細かいパーツも多いから紛失率やら破損率が高いんだけど・・・。しかも、改造のためにパーツを頼む人もかなりいるみたいだしね。小泉元総理め、余計な真似をし腐ってからに!

ヒカリそれはお前が不器用なだけだろ!!民営化のせいにするな!!!!」

BP「バンダイさんにはぜひとも、請求方法の改善をお願いしたいところですな。」

悪魔の契約
BP「前置きが長くなっちゃったけど、本体のレビューに移りたいと思う。」

ヒカリ「これが、今回作ったMG デスティニーガンダム エクストリームブラストモードだな。」

MG デスティニーガンダム エクストリームブラストモード 前 MG デスティニーガンダム エクストリームブラストモード 後
チーフメカ作監の重田智氏の監修が入ったデスティニーガンダム

BP「全体的にMGストライクフリーダムガンダムのように、翼の大型化と脚パーツの延長が施されている。」

ヒカリ「1/100やHGも十分アニメでのスタイルだったが、より鋭角的に迫力が上がっているな。」

BP「ちょっと旧キットと比べてみようかな。」

1/100デスティニーとの比較
同じスケールなのに身長が高くなっているMG
そのほかにも、さまざまな部分が大型化されています

ヒカリ「同じMSとは思えないくらいに、各所にアレンジがされているな。」

BP「翼や武器がより大きくなったのが最大の変更点だな。アニメのケレン味あるシーンを再現するための変更だろうね。」

ヒカリ「でも、白い部分がなんか異様に暗くなってないか?」

BPグレーに近い白色に変更されたね。もうちょっと濃くすればレジェンドの色になりそうな感じだ。ラスボスっぽい色と思えば良いかな。気に入らない人は、普通の白で塗装するしかないね。」

ヒカリ「頭部パーツの色分けもバッチリだな。目のクマや、バルカン砲も色が変わっているし。」

BP「それだけじゃないぞおお。今回は、アンテナの部分に極小シリアルが刻まれているのだ!」

顔のアップ
ストライクフリーダムにはなかったシリアル!

ヒカリ「バンダイお得意のレーザー金型でこういうことも出来るわけだな!」

BP「そのほかにも、ストライクフリーダムで採用された背中のストッパーやコクピットハッチ開閉も当然ながら再現されている。コラムではあんまり紹介したことなかったから、この際だし紹介しよう。」

コクピットハッチ開閉
コクピットにはシンが座っています

ヒカリ「翼には何かギミックは仕込まれているのか?」

BP「まず、ストライクフリーダムで採用された翼展開ギミックが今回も採用されている。大きな羽を動かせば、中の小羽が連動して開くんだ。

翼展開
連動ギミック採用の翼
劇中イメージそのまま

ヒカリ「光の翼がなくても十分迫力があるな。」

BP戻すときは手動で小羽を動かさないといけないんだけどね・・・。その分、ストライクフリーダムほど複雑な構造ではないから、組みやすいし強度も十分ある。さらに、1/100で欠点だった翼基部の可動を広げるギミックが採用されている。」

翼基部
翼基部が横に広がることで、背中の武器に干渉しないようになっている
ロールオーバーで画像が変わります

BP「翼基部が伸びることでクリアランスを広げた結果、1/100よりも後ろに翼が回るようになった。しかも、前後の回転もできるようになっている。この発想は見事だね。」

ヒカリSDフルカラーのデスティニーと一緒だな。」

BP「さらに、股関節に用意されたレバーを動かすことで、股関節が大きく開くようになるんだ。これは重田氏のアイディアをフィードバックしたようで、タメのポーズがより決まるようになった。」

股関節のギミック
レバーを下げることで、股関節自体が大きく広がる
ロールオーバーで画像が変わります

ヒカリ「さっき、鬼門と言っていた部分だな。」

BP「発想自体はよかったんだけど、大型化されたフロントスカートやサイドアーマーのせいで結局可動が制限されちゃうんだ。劇中のプロポーション再現のためとはいえ、何でもかんでもでかくした弊害だね。」

ヒカリ「劇中イメージの再現と可動の両立って難しいんだな。」

BP「アーマーのスライドギミックや、首の可動にあわせた襟の可動も仕組まれている。さらに、肩関節を引き出すと連動して内部フレームが動く構造になっているんだ。」

ヒカリ「説明書によると、さまざまな武器を使いこなすために、より人間らしい動きが出来るようにするための処置とあるな。タダでさえ出来がよかったキットが、まるで悪魔の契約でさらに格好良くなったみたいだな!

BP「君の言うように、プロポーションや可動に関しては申し分ないし各種ギミックも見事といえる。ただし、スペシャル版には地雷が仕組まれているんだけど、その話はまた後で触れることにするよ。」

黒い波動
ヒカリ「今度は武装だな。そういえば、今までのデスティニーのコラムではすべての武装を紹介しているわけではないんだな。」

BP「容量の問題もあったし、納得できない武装もあったからね。この際だし、全部紹介しちゃおう。まずは、オーソドックスにビームライフルだ。」

ビームライフル比較 ビームライフル
デザインが一部変更になったビームライフル

ヒカリ「1/100の数少ない欠点その2のちゃんとグリップを握れないビームライフルだな。」

BP「HGではビームライフル用の手首を別に用意していたんだけど、今回は干渉する部分を小さくして問題を解決している。また、1/100で出来たようにビームライフルを後部にマウントすることも可能。」

ライフルマウント
ライフルを腰に取り付けることも出来る

BP「ただ、欠点としては1/100同様にスタンドに取り付けたときはマウントできない点が上げられる。今回もスタンドの取り付けは背中につけるんだけど、それゆえにどうしても腰と干渉してしまうんだ。」

ヒカリ1/100と違って専用スタンドにしているんだから、配慮して作るべきだろ!

BP「今回は、股関節が特製でスタンドに挿すことができないからな。しょうがないといえばしょうがないね。お次は、ビーム関連で高エネルギー長射程ビーム砲だ。」

高エネルギー長射程ビーム砲
ビームライフルと被ってしまう長距離ビーム砲

ヒカリ「前のと比べて長くなっているのが特徴だな。」

BP「長くなっただけじゃなくて、グリップ部を回転させればスコープがせり出すギミックが追加されたんだ。

長距離ビーム砲のギミック
グリップを手前に回すとスコープがせり出す
このギミックで太さも確保された
ロールオーバーで画像が変わります

ヒカリ「なかなか面白いギミックだな。」

BP「確かに、魅力あるギミックなんだけど強度が問題でして・・・。何回か弄っていたら、内部のABSが白くなっていたしね・・・。」

ヒカリお前の扱いが荒いだけじゃないのか?

BP(無視)「今度は今まで紹介したことがなかったフラッシュエッジだ。こいつはビームブーメランで、劇中でもよく2個同時に投げていたね。」

フラッシュエッジ
伝統に則って長短のビームがそれぞれ2本ずつ標準付属のビームブーメラン
ビームサーベルとしても使用できる

ヒカリ「これは何で紹介しなかったんだ?」

BP「ビーム部を切り取るのが、めんどくさくてですね・・・。」

ヒカリ「そんな理由かよっ!?」

BP「容量の都合もあったんだけどね。今回は、肩のブーメランがかなり下まで可動するようになったから、腕でつかむことが出来る。肩につかませるにはちょっとコツが要るんだけど、エフェクトパーツとあわせてこんなことも出来るぞ!」

ビームブーメランを投げる図
広大な可動範囲とエフェクトパーツのおかげでビームブーメランを投げる一連のポーズもお手の物
ロールオーバーで画像が変わります

ヒカリ「こういう動きに関しては、こだわるなあ。」

BP「それが、うちのコラムの味なんだよ!ちなみに、このビーム部はアサフレックス製なのか、お湯につけると曲げることが出来る。一度曲げちゃうと元に戻せないから、やってないけどね。

ヒカリ「そういえば、ビームシールドであるソリドゥス・フルゴールも紹介したことなかったよな?」

BP「紹介しようと思っていてついつい忘れてしまう奴だな。いつも思うんだけど、これがあるなら実体盾なんて不要なんじゃないか?劇中でももっぱら、ビームシールドを使っていたし・・・。」

ソリドゥス・フルゴール
もはや定番のPET素材で出来たシールド

ヒカリ「黄色い部分がせり出すようになっているんだな。」

BP「黄色いパーツにある爪パーツに引っ掛けて取り付ける。もうお約束だけど、PET素材のシールドにはグラデーション塗装が施されています。ビーム発生器部のジョイントパーツを折らないように注意だね。

ヒカリ「次はパルマフィオキーナだな。1/100のときは表情がなかったけど、こっちではどうなんだ?」

BP「こちらは専用の手首が左右用意されている。ブーメランのエフェクトを取り付けるときは、この手首パーツを使うんだよね。」

パルマフィオキーナ
ゼロ距離から放つ光の槍

ヒカリ「こいつにもエフェクトパーツが付いているんだよな?」

BP「付いていることは付いているけど、右腕にしか取り付けられないんだ。表現としてはこうなるんだろうけど、ゼロ距離でしか撃ってないから違和感が出るね。」

パルマフィオキーナ発射
ドラゴンボールのエネルギー弾みたいなエフェクトパーツ
ロールオーバーで画像が変わります

BP「また、成型色が無色透明だから、クリアブルーなどで塗装しないといけない。」

ヒカリそれなら、別に要らないパーツのような気がするな・・・。

BP「そしてトリの武装は、アロンダイトビームソードだ。これは劇中でもシンがよく使用していて、そのたびに壊されたのが印象的だったね。

ヒカリ「こいつにも伸縮ギミックが追加されているのな。」

アロンダイトビームソード
劇中の印象的なポーズもお手の物!

BP「見よっ!このポーズ。アロンダイトには専用の持ち手手首が右手に付属しているので固定もバッチリだ。最初の画像みたいに逆手もちも出来るし、それを利用して箱絵のポーズもお手の物なのだああ!」

ヒカリ「異様にテンションが高いな。」

BP「これに限っては欠点らしい欠点もないからね。でかい剣はやっぱり迫力があるよ。」

ヒカリ「確かにな。そういえば、もったいぶってないで早く光の翼を見せろよ。」

BP「そう慌てるな。せっかくだから、ロールオーバーでこのシーンを再現してみたぞ。」

光の翼展開
大迫力の光の翼
BGM「黒い波動」を流しながらお楽しみください
ロールオーバーで画像が変わります

ヒカリ「アロンダイトを引き抜いて、光の翼を展開して突貫するシーンか!」

BP「翼はピンク色が基調なんだけど、光の加減で虹色に発光する。これは、現物を見ないと分からない魅力だね。光の翼自体もでかい割りに軽いのでバランスを崩すこともないぞ。」

ヒカリ「至れり尽くせりの出来やな。」

BP「欠点だけど、取り付けパーツが小さい上に外れやすいんだ。失くさないように注意だね。後、光の翼を取り付けないときの取り付け箇所の穴が気になるね。ここは埋めるパーツが必要だったんじゃないかな。

ヒカリ「ちなみに、この翼は1枚いくらなんだ?」

BP片方で1500円だよ。さらに取り付けパーツなんてのも別ランナーで必要だから、800円だろ。送料込みだとMGが1個買える値段になるから、別途で送ってもらおうなんて考えないことだね。

ヒカリ「結局、エクストリームブラストモードを買えということだな・・・。そういえば、キラとシンのフィギュアは紹介しないのか?」

BPそんなモン紹介すると、奴が出てくるだろうが!!だから画像紹介はなし!こいつらはエフェクトパーツと同じく透明パーツで作られているから塗装は必須だね。やっぱりなくてもよかったような気がするんだけど。

関節フレームがメッキだから、可動と強度が!
ヒカリ「そろそろ総括に移るけど、買うならやっぱりエクストリームブラストモードが一番だな。」

BP「甘い!綿菓子を砂糖水と一緒に食べるより甘いぞ!!」

ヒカリ「どういうことだ!?」

BP「エクストリームブラストモードの関節パーツが入っているKランナーはクロムメッキが施されているんだけど、重要な関節部分にもメッキパーツを使っているんだ。だから、適宜メッキを落としてやらないと硬すぎてパーツが壊れそうなんだわ。しかも、個別注文できないから壊せないんだよ!

Kランナー
問題のKランナー

ヒカリ「それは、お前が鈍くさいからであって、一般的に言って問題じゃないんじゃないのか?」

BP「甘いな。股関節の接続や脛部分はヤスリなどで調整しないと組んでる最中ですら、壊しかねないんだわ。現に、前情報もなく組んだ人は壊している人が結構いたぞ・・・。」

ヒカリ「ふーん。ランナー1枚いくらするんだ?」

BP「聞いておどけ!1枚4000円だよ・・・。

ヒカリたけええええええええ!

BP「このランナーを買うくらいだったら、聖闘士聖衣神話の黄金聖闘士を1個買ったほうがまだマシだ。これだけ値段が張るくせに、アンダーゲート処理すらもしないバンダイもバンダイだな。肝心なところで手を抜きおってからに。ブーメランをつかむギミックが採用されているけど、このメッキ関節のせいでテンションが高すぎてやりにくいんだ。だからコツが要るわけだね・・・。」

ヒカリ「でも、このキットは問題なく組めているようだが?」

BP「前情報で知っていたからね。けど、股関節が異様に硬くてしょうがないから分解してヤスリで削ったよ。そのまま動かしていたら、内部機構が壊れそうだったからね。そしたら、今度は逆に左股関節がプラプラになっちゃってね。右足は上手く調整できたからかろうじて立てるんだけど、撮影するときに苦労したよ。問題の箇所は良く見ると、長距離ビーム砲に引っ掛けてあるだろ?平面だからごまかせているんだけどね。そのままやるとこういうポーズしか取れない」

保持力なき左股関節
脚の保持力が皆無に等しくなり、おとなしいポーズしか取れません
パーツが壊れるよりよっぽどマシだけど・・・

ヒカリ「やっぱり馬鹿だな。」

BP「このメッキには色々疑問が残る。そもそも、デスティニーには関節が発光するなんて描写はゼロだったじゃないか!ストフリさんでは採用されたから、合わせるためかもしれないけど、要らない設定をでっち上げおってからに。これでファンが喜ぶと思っているのか?やっぱり、おとなしくフィギュアとメッキ以外の特典をつけた物をそのまま売り出すべきだったね。少なくとも通常版とスペシャル版という区分で分ける必要性はゼロ。

ヒカリ「光の翼に釣られて買ったら泣きを見るわけだな。」

BP「劇中どおりにやりたければ、通常版も買えということですな・・・。全く、あざとい商法だこと。基本的な出来はよいが、こういう背景があるので総合評価は75点ということにしておく。物は悪くないだけに残念だ。あっ、でもこれで通常版にも意義が出るわけだな。

ヒカリ「よほどのブルジョワじゃないと、両方買う奴なんていなさそうだけどな。まして、両方作る奴はいるのか?あーあ、盗もうと思ったけどこれじゃ要らないや。所詮、BPはアホというオチだったわけだな・・・。

BP「さっきから黙っていればいい気になりやがって!しかも、盗もうなんて考えていたのか!!今回は吹き飛ぶオチはナシにしてやろうと思っていたが、やめだ!アロンダイトで串刺しにしてやる!!行け!デスティニー!!

ヒカリ「げっ。余計なこと言ってしまった・・・。」

アロンダイトを構えるデスティニー

光の翼展開
ロールオーバーで画像が変わります

デスティニー突撃
シン「あんたって人はああああ!!

ヒカリ「うわああああ、こっち来んなああああああ!!!」

ヒカリを串刺しにするデスティニー
ドブシッ!!

ヒカリ「腹貫かれてもうた・・・。とりあえず、こう言っておこう」

ひでぶっ

チュドーン!!!!!

BP「消し飛んだか・・・。私のようなミスをしたくない人は、ミニ四駆などに付属しているグリスを使ってもスムーズに動くようになるからお試しあれ。何はともあれ、パーツは大事に取り扱おう!!

フリーダム!?何だよ・・・、そんな!!(MG ストライクフリーダムガンダムのコラムへ)

あんたが悪いんだ!あんたが・・・、あんたが裏切るからああああ!!(もどる)