HGAC ウイングガンダム

バンダイ HGACシリーズ

定価:1575円(税込)

HGAC ウイングガンダム
オールガンダムプロジェクト始動!
第一弾はウイングガンダム!!

少女が見たガンダム
筆者の世代である20代のガンダム原体験は、『ガンダムSEED』であるという人が多いように思える。これは、21世紀のアニメブームがちょうど中学生〜高校生くらいのときに直撃していたからであろう。しかし、筆者の原体験は1995年に放送された『新機動戦記 ガンダムWウイング』である。この作品は筆者が小4のころに放送された作品なのだが、元来勇者メカ好きだった筆者が惹かれた最初のガンダムである。

勇者メカはこれまで紹介してきたように乗り物がロボットに変形したり合体したりするのが特徴である。その勇者メカの特徴である「変形」をガンダムWの主人公機であるウイングガンダムは備えていた。また、スーパーロボット的な圧倒的な強さを誇るガンダムに子ども心が見事にキャッチされてしまい、当時読み始めた月刊 コミックボンボンで紹介されていたこともあって放送を見始めた。思えばプラモデルを作りだしたのもこのころからである。

このガンダムWは、前作の『機動武闘伝 Gガンダム』の流れを組み、富野監督が原作を手掛けてきた宇宙世紀の時間軸とは違うアナザーガンダム第2弾として放送が開始された。その筋書きはアフターコロニー(AC)195年を舞台に、地球連合軍に抑圧されているコロニーから極秘裏に送られた5体のガンダムが秘密結社OZに戦いを挑むというものである。小学生だった筆者は主にメカに惹かれて見続けてきた作品であるが、この作品のガンダムのパイロットはほぼ全員が美少年であり、おもに中高生の女性陣の心をガッチリつかみ、ヒットしたのだった。

この「主人公が美少年」というコンセプトに「ヒロイン勢も美少女」だらけというファクターを追加したSEEDはガンダムを知らない若年層にヒット、21世紀のガンダム人気を不動のものにしたと言える。この経緯については古参のガンダムファンには一家言あることと思われるが、その原点ともなったと言えるのがこのガンダムWである。

また、メカの方面でも主役の5体のガンダムには古参のメカデザイナー大河原邦夫氏を起用し、量産機のメカデザインは後のMGやHGUC、近年のKa.Signatureのリファインを手掛けてきたカトキハジメ氏が手掛けている。特にカトキハジメのデザインにより、5体のガンダムもリファインされた上に、近年でもそのデザインでテレビ版をリファインした作品がコミックス化されている。メカ方面でも近年のガンダムに与えている影響は非常に大きいと言える。このようにガンダムWはガンダムがメカとキャラクターの両方で押していくという昨今の風潮を作ったと言える作品である。

ということで、今回はHGACというプロジェクトで発売された『ガンダムW』の主人公機、ウイングガンダムを紹介しよう!

プラモなんて安いもんだ・・・。特に俺のはな・・・。
この作品のころから筆者は本格的にプラモデルを作り始めた。特に大きな影響を与えたのが当時コミックボンボンで連載されていた漫画、『プラモウォーズ』である。これは往年の『プラモ狂四郎』の流れを組んだガンプラを改造しシュミレーターで戦わせる漫画で、自分だけのガンダムを作るというコンセプトが筆者の中で受けた。Gガンダム放送当時は主人公機のゴッドガンダムを改造し続けていたが、『ガンダムW』が放送され始めるとウイングガンダムを改造したプラモデルが登場するようになる。

小学校3年生だった筆者はGガンダムのプラモデルをチラチラ作っていたものの、当時の1/144のキットは色分けが厳しくまた強度も低く簡単にバラけたため、あまり筆者は気に入らなかった。しかし、ウイングガンダムからは設計が見直されGガンダムのころよりも色分けの技術が進んだ上に、腰部分の強度が飛躍的に上がりGガンダムのプラモデルほど簡単にバラけることはなくなった。しかも、500円という低価格ながら1/144のウイングガンダムはバード形態への変形も可能だった。そういうわけで、筆者はウイングガンダムを皮切りに次々とガンダムWのプラモデルに手を出し続けたのであった。

ガンダムWのプラモデルは筆者にとって思い出深いプラモなのだが、テレビ版のガンダムのデザインは放送当時以降からはなかなか立体化されなかった。モデラー達はカトキハジメデザインのEW版をあがめたてまつり、大河原デザインのテレビ版はおもちゃ然としているという理由から人気が出なかったのである。プラモデルで優先的にMG化されたのはこのEW版のデザインのガンダムで、映像に登場しなかったパワーアップ前の機体ですら優先的にMG化されていったというありさまであった。

2010年には申し訳程度にテレビ版のウイングガンダムがMG化されたが、ほかのTV版の主人公機はなかなかプラモデルでは立体化されていない。

精力的にテレビ版の立体化をしていたのはROBOT魂シリーズである。これは言わずと知れたロボット系のアクションフィギュアであるが、ROBOT魂ではこれまで立体化されてこなかったテレビ版の機体を優先的に発売。これまで日の目を浴びてこなかったテレビ版のウイングガンダムゼロの立体化を皮切りに、当時上級モデルシリーズでしか出なかったリーオーや立体化されなかったエアリーズを発売した。しかし、立体化されてこなかった機体を優先したため初期に登場したガンダムがおざなりにされ、初代の主役機であるウイングガンダムは2013年現在ですら立体化されていない。(注1)

このようにプラモデルではいまいち影の薄いTV版の機体だが、2013年に入ってから思わぬ形で脚光を浴びるようになった。まず、バンダイは2013年10月から新番組『ガンダムビルドファイターズ』を放送することを発表した。この番組は、これまでのガンダムシリーズとは違いガンプラをテーマにしたアニメである。上でも述べた『プラモ狂四郎』や『プラモウォーズ』の流れをくむアニメで、改造したガンプラを実際に戦わせるというコンセプトのアニメである。しかも、これまで映像化されていなかったMSやガンダムが劇中に登場する上に、ストライクガンダムやウイングガンダム、ガンダムXなどの平成ガンダムシリーズの改造機が登場するということが発表された。

この作品に合わせ、バンダイはオールガンダムプロジェクトと銘打ち、これまでHG化されてこなかった主役ガンダムをHGでキット化することを発表した。この発表により、MGでしか発売されなかった小型MSのガンダムF91VガンダムがHGでキット化されることが発表。さらにオールガンダムプロジェクトの第一弾のMSとしてHGAC ウイングガンダムの発売が発表されたのだった。
注1 ただし、2013年夏に香港で開催された魂Features vol.7ではROBOT魂版のウイングガンダムの参考出品が行われた。
思春期を殺した少年の翼
ウイングガンダムは平成ガンダムシリーズの礎の一部を築いたガンダムであるため、この抜擢は誰もが納得のいくものだった。しかもガンダムビルドファイターズ内でもウイングガンダムフェニーチェとしてリニューアルされることが確定されており、フェニーチェへの流用も狙ってのことであることが容易に予想できる。かくしてオールガンダムプロジェクト第1弾となったHGAC ウイングガンダムはプロジェクト第1弾の重責に見事に応える出来のキットとなっている。

HGUC ウイングガンダム 前 HGUC ウイングガンダム 後
18年前の1/144のキットよりも格段に進歩している

当たり前と言えば当たり前だが、昔の500円だったプラモデルよりも格段に進歩している。18年もの歳月を経ているわけだから当然と言えば当然であるが、子どもの頃にウイングガンダムを作っていた筆者からするとこの技術の進歩は時の流れを感じさせるものである。

まず、従来のHGUCシリーズに比べて値段が安くなっている。最近のHGUCでは2000円以上するのが普通になってきたが、このウイングガンダムのキットは1575円とお得な仕様となっている。

値段は落ちたものの、色分けの面はこれまで通りのHGクオリティを維持している。まず、昔のキットではシールで再現されていた翼の黄色い部分は黄色の別パーツで再現されている。また、胸のダクトは黄色い箇所が独立したパーツとなっているため、内部のダクトの色分けも再現されている。

塗装が必要な箇所は肩の黄色い丸上のパーツ内のディティールの黒色、赤いウイングの一部の白色、そして頭部のバルカンの黄色である。そのほかにも脚部の三角形の部分の黒や股間の上側のグレーの部分も塗装が必要だが、この箇所はシールでカバーできる。

胸パーツのアップ
胸の丸い部分はシールとクリアパーツで再現する
ダクト部分が独立しているので塗装が非常にやりやすい

また、低価格路線を実現させたのが、今回のウイングガンダムから採用されたポリキャップと手首の共有であろう。これまでのキットでは、キットの大きさによってポリキャップの種類が変わっていたが、このウイングガンダム以降からはすべて同じポリキャップと手首を使用することになった。これはビルドファイターズの「改造」というコンセプトから手足を簡単に交換できるようにという配慮のために始まった取り組みで、素体の部分が共有化されているため新しいキットを安くで作りやすくなった。

ポリキャップの共有化で筆者は可動範囲が落ちないか心配したが、そこはこれまでの可動技術が使われており、1/144サイズで肩の引き出しも実現している。

肩の引き出し機構
ロールオーバーで画像が変わります

同時に、ポリキャップの共有化はプロポーションに大きな影響を出さないか懸念されていたが、肘の部分はポリキャップを使用せずに新規に開発されている柔らかいプラスチックを採用、これによりVガンダムやF91などの小型MSの開発も可能となった。

ウイングガンダムの象徴ともいえる背中の翼パーツの可動範囲も飛躍的に向上している。旧キットでも外側の白と黄色の翼と内側の赤い翼は可動することができたが、今作では根元も上方向に可動させることができるようになった。それゆえ、バードモードに変形した時の見栄えが良くなり、翼の表情もより豊かになった。

翼の可動
1/144にしてここまでの可動を実現
ロールオーバーで画像が変わります

また、サブタイトルの背景のポーズも可能である。

タイトルシーンのポーズ

ギミック面では、これまで大型商品でしか再現されてこなかったシールド内へのビームサーベルの収納が再現されている。シールド内にはビームサーベルが1本格納されており、シールドが折れ曲がることで格納されているビームサーベルが現れる。この恩恵を受けてか、旧キットでは赤色一色だったシールドは白と赤に色分けされている。

ビームサーベルの格納
ロールオーバーで画像が変わります

ウイングライフルの武器であるバスターライフルは、モナカ割の構造である。よって、合わせ目が目立ってしまうのが残念であるが、これは価格面を考えると仕方がないだろう。その代わり旧キットではシールで再現されていたくちばしを模したディティールは別パーツで再現されている。

バスターライフル
シンプルな構造になっているバスターライフル
モナカ割のためこだわる人は合わせ目を消そう

バスターライフルは機体に対してかなりの大型だが、ポリキャップとひじ関節の保持力は良好でバスターライフルを保持したまま長時間ディスプレイすることが可能である。

バスターライフルを構えたところ

そしてウイングガンダム最大の特徴であるバードモードへの変形機構も再現されている。過去のキットでは、1/144にして手首を取り外す必要がある以外は完全変形していたが、HGACでも同じ要領で変形させることができる。

旧キットよりも進歩した点は腕の部分の爪が色分けされた上に可動箇所が1か所増えている点である。

爪部分の可動
劇中の爪が下を向いているところを再現するために爪が2段階で可動する
ロールオーバーで画像が変わります

基本的にウイングガンダムは、バード形態で登場してMS形態に変形するという勇者メカ的な登場シーンが多かったため、変形プロセスを見る前にバード形態から見てみよう

バード形態 前 バード形態 後
翼を大きく広げるため、1/144でも大迫力のバード形態

バード形態全体のプロポーションは全く文句なしである。腰裏のカバーを取り外せばスタンドでディスプレイすることも可能で飛行している状態でディスプレイすることも可能である。また、シールドとバスターライフルの固定はスライド式の固定によりがっちり固定される。ただ、惜しむらしくは脚部のバーニア部分がアニメほど付きでなくなった点である。この部分の変形は可動範囲の確保のためなのか、MGでも省略されておりこの1点に限っては旧キットに軍配が上がってしまう。

それではロールオーバー画像を利用してウイングガンダムの変形プロセスを見てみよう。まず翼が格納され、機首になっているバスターライフルとシールドが折れ曲がり、腕へと移動する。

MS形態への変形@
ロールオーバーで画像が変わります

次に、脚部パーツを伸ばし腰パーツを回転させる。

MS形態への変形A
ロールオーバーで画像が変わります

そして90度になっている腕を伸ばし爪パーツを上げて手首パーツを取り付け、頭部を前に回転させればMS形態への変形が完了する。

MS形態へ変形完了!
ロールオーバーで画像が変わります

このように、ウイングガンダムの変形はΖガンダムよりもよっぽど簡素だが、変形すれば見事に「鳥」のように見える戦闘機になるのだから驚きである。シンプルな変形だからこそ、1/144でも完全変形させることができたのだからなかなかの良変形と言えるだろう。

流血へのシナリオ
ガンダムWにおけるガンダムたちは、宇宙でしか精製できないとされている特殊金属ガンダムニウム合金でできている。このため、従来のMSをはるかに超えた強度を誇り、さらにある程度のステルス機能まで有している。序盤ではリーオーやエアリーズといった実弾主体のMSに対してはまさにスーパーロボットマジンガーZ的な圧倒的な強さで、ほぼ負けなしであった。

その中でも主役級のウイングガンダムの戦闘能力は圧倒的に描かれていた。まず所持しているバスターライフルの威力は絶大で、ライフルから発射される極太ビームが複数のMSを瞬く間に蒸発させてしまうのは子ども心に強力なインパクトとして残っている。また、ウイングガンダムに付与された変形機構により敵基地への強襲および急速離脱が可能となっていることが描かれている。強力なビーム兵器と圧倒的な機動力で即座に敵基地をせん滅させることができるため、序盤のウイングガンダムは強力であった。

バスターライフルを発射するウイングガンダム
1話ではエアリーズ2機をバスターライフルで瞬時に蒸発させてしまう
エアリーズ2機を撃墜したヒイロは高笑いをあげる

ただし、高出力のバスターライフルは最大出力で3発までしか撃てないという設定で、エネルギーを使い果たした場合はデッドウェイトになるためライフルを投げ捨てシールドに隠されたビームサーベルで戦うことになる。

パイロットで主人公であるヒイロ=ユイは、15歳の少年でかなりの美少年である。お姉さま人気も高く、昨今では当たり前になっている寡黙な美少年主人公の走りである。幼いころから戦闘訓練を受けてきたため、超人的な身体能力を誇り脳波をコントロールする高層ビルから落ちても骨折だけで済む骨折は自分で治すなどの人間離れした描写が目立った。(注2)

また、あくまで任務優先であり、自分の姿を初めてみたヒロインのリリーナ=ドーリアンに対し、「お前を殺す」というぶっ飛んだ発言まで飛び出すほどである。彼のエキセントリックな言動やほかのキャラクターの濃い性格も作品の人気に貢献していると言えるだろう。

そんな彼であるが、少年らしい優しさも持ち合わせている。それがあらわになったのが第7話「流血へのシナリオ」である。このエピソードではOZの高官がすべてニューエドワーズ基地に集まるという情報を受けたヒイロ達がニューエドワーズ基地をガンダムで総攻撃し、初めて5機のガンダムが一堂に会する。

指令を受けたヒイロはデュオ=マックスウェルガンダムデスサイズとともに基地を強襲した。

基地を攻撃するウイングガンダム
ヒイロ「10倍以上だ・・・。予想数値をはるかに上回っている!」

想定以上の防衛ラインであったが、ヒイロ達はガンダムの性能で防衛ラインを次々に突破していく。

基地襲撃の報を受けた連合軍上層部では、密かに脱出の準備が行われていた。しかし、その脱出準備はOZ総帥のトレーズ=クシュリナーダによって連合軍穏健派の高官たちがOZが用意したシャトルに乗せられてしまう。OZのシャトルが発進したことを感知したヒイロは、ウイングガンダムをバードモードに変形させ、発進したシャトルを一刀両断してしまう。

シャトルを一刀両断するウイングガンダム
ノベンタ元帥「早まるな・・・若者よ・・・!」
ロールオーバーで画像が変わります

したり顔のヒイロ
ヒイロ「任務・・・完了・・・!」

シャトルを両断し、OZの高官を皆殺しにしたと思っていたヒイロに、5人目のガンダムのパイロットである張 五飛が現れ、OZの高官ではなく連合軍穏健派を皆殺しにしてしまったと告げられ、大きくショックを受けてしまう。

この事件を受け、責任を感じたヒイロはノベンタの遺族を訪問し謝罪するなどの巡業を行い、罪を償おうとするなどのテロリストらしからぬ行動に出るようになる。このように、寡黙で時折ものすごい言動をする彼であるが根はやさしく純粋であることが作品の中で描写されている。
注2 このことから、初代Gジェネレーションでは強化人間扱いでキャラクター登録されていた。
ヒイロ閃光に散る
序盤ではシャトルを撃墜したりするなどのドラマを作り、圧倒的な戦闘力を見せるウイングガンダムであるが、作品全体でみるとその扱いは燦々たるものである。上記のような圧倒的な強さを見せつけることもあったものの、1話目にしてリーオーの特攻により海の中へ撃墜されてしまう。さらに、機密保持のためにパイロットであるヒイロ=ユイによって自爆させられかけたり、自爆装置が壊れているとなると魚雷で破壊されかけたりと序盤からトホホな扱いであった。

また、OZの謀略によってコロニーが人質に取られた際には、ウイングガンダムガンダム開発者でヒイロの指令役でもあるドクターJの「降伏はするが、ガンダムは渡さない」という言葉を受け、ヒイロはウイングガンダムとともに自爆してしまう。

ドクターJの言葉を聞いたヒイロ
ドクターJ「降伏はする。しかし、ガンダムは渡せん・・・。」

ヒイロ「任務了解・・・。」

崩れ落ちるウイングガンダム
ロールオーバーで画像が変わります

自爆して投げ出されたヒイロは、死亡したと思われたが、トロワに保護され1ヶ月間意識不明になるだけで済んだ。(注3)この後ウイングガンダムは再戦を望むゼクスによって修復され、そのままヒイロの手に戻った。

しかし、宇宙に向かったヒイロはまたしてもウイングガンダムを放棄し、10話以上登場することはなかった。その間に、二号メカであるウイングガンダムゼロが登場し、再登場した33話では新型のMDであるビルゴに脚部を損傷させられヒイロによって再び放棄されてしまった。最期は最終決戦の際、レディ=アンが鹵獲したウイングガンダムを駆り、巨大戦艦リーブラの主砲からトレーズをかばい、大破した。

このようにパイロットであるヒイロにはほぼ機体に対する愛着はゼロで自爆させられるか放棄されるかのどちらかである。このように、立体化の境遇と劇中での境遇は悲惨なものであるウイングガンダムであるが、ガンダムビルドファイターズで改造機であるフェニーチェがどのような活動を見せるか非常に楽しみである。この作品を機に是非とも過去の平成ガンダムの人気が再燃してほしいと願ってやまない。
注3 目を覚ました本人いわく、「死ぬほど痛いぞ・・・」とのことだった。ふつうは痛いを通り越して死んでいるレベルである。
俺は・・・死なない・・・!(ROBOT魂 ウイングガンダムゼロ(TV版)のコラムへ)

未来は見えているはずだ!(MG ウイングガンダムゼロ(EW版)のコラムへ)

任務・・・完了・・・!(もどる)