S.H.Figuarts EX 仮面ライダーBLACK RX
アクロバッター

バンダイ『S.H.Figuarts』シリーズ

『魂ウェブ商店』限定商品

定価:3990円(消費税、送料、代引き手数料込み)


S.H.F アクロバッター
『行くぞ、アクロバッター!!』

光の力で相棒も奇跡の復活!
クライシス帝国に拉致され、地球人類抹殺の協力を拒んだ事で、南 光太郎は仮面ライダーBLACKへの変身機能を破壊され、宇宙空間へと放逐されてしまった。

しかし、太陽光線を直にその身に浴びたことで、体内に埋め込まれていたキングストーンが進化。光太郎は新たに仮面ライダーBLACK RXに変身する能力を手に入れた。

この時、光太郎の身体から溢れ出した太陽エネルギーは、別の奇跡も起こしていた!

宿敵・シャドームーンとの戦闘で光太郎を守る為に自爆した愛車・バトルホッパーが残骸から再生し、新たにアクロバッターとして生まれ変わったのである!

盟友との再会
「バトルホッパー。お前も生まれ変わったのか!?」

BLACK RXはアクロバッターに跨ると、迫るクライシス帝国の刺客に戦いを挑むのであった!

と、いうわけで今回は、S.H.Figuarts仕様にリニューアルされたBLACK RXの相棒・アクロバッターを紹介しよう!

魂ウェブ限定でオモチャでも復活!
アクロバッターは元々、装着変身 仮面ライダーBLACK装着変身 仮面ライダーBLACK RXに対応した、装着変身EX バトルホッパー&アクロバッターとして発売されていた。

これはバイクが2台セットになっている商品、というわけではなく。バイクの素体にバトルホッパーもしくはアクロバッターの外装を装着することで両方のバイクを再現可能とした商品で、まさしく装着変身といえる商品であった。

・・・もっとも、進化の過程か、デザインの都合か、バトルホッパーのベースマシンはスズキ・RA125 で、アクロバッターのベースマシンはより大型のスズキ・RH250となっている為、「ベースが違うのに同じ素体で作るのは無理がある」と、電撃ホビーマガジン誌面でのインタビューで語られていたというのは、それはまた別の話。

まるで謀ったかのようなタイミングで『仮面ライダーディケイド』に登場、S.H.Fが発売された仮面ライダーBLACK RXは、あっという間に店舗からその姿を消した。この大好評ぶりを受けて2010年1月にBLACKとともに再販。これをさらに盛り上げる為の企画としてS.H.F仕様でアクロバッターとバトルホッパーをリニューアルし、ウェブ通販限定商品として発売したのであった。

なお、バトルホッパーとアクロバッターは今回は別売り商品としてリリースされており、お値段の高さから筆者にはアクロバッターにしか手が届かなかった。どうせ素体は共通なのだから、装着変身EX同様、外装を換装可能な仕様にしてくれればよかったのに・・・。

バトルホッパー(イベントにて)
予算があれば、買っていたんですが・・・。
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と、いう訳で、こちらがリニューアルされたアクロバッターである。

アクロバッター左前 アクロバッター右前

アクロバッター左後 アクロバッター右後
本体左側についているステップを起すことで、スタンドを使用せずとも単体でディスプレイすることも可能。

S.H.Fとフォーマットを統一する為に外装はメタリックブルーで塗装され、フロントカウルのハイパーアイはクリアーパーツで再現されている。

元々が装着変身なので、外装部分の着脱が可能なのかと思いきや、接着されているのか、外す事は出来なかった。が、フロントカウルの部分だけなぜか取り外すことが出来たので、クリアパーツの下がどうなっているか確認する事が出来た。

ハイパーアイの再現
シルバーで塗装された目の上に、クリアパーツを被せる事で複眼を再現している。
※筆者のは取り外すことが出来たが、もしかすると個体差でこうなったのかもしれないので、無理に取り外そうとしないように!

バイクは走行時、常にヘッドライトを点灯していなければならないはずなのだが、アクロバッターにはそんなものは付いていない。それどころか、左右の方向転換等を示すウインカーも無ければ、ナンバープレートすらも付いていない。もしかするとハイパーアイがライト及びウインカーの役割を果たしているのかもしれないが、ナンバープレートが無いのはマズイのでは?・・・仮面ライダーが乗っているからともかく、変身前の光太郎が乗っていたら、一発で警察のお世話になりそうな仕様である。一般公道走れないよ!?

変形したり分離したり、そんなギミックはまず設定からして存在しないが、ハンドルを左右にきれたり、サスペンションギミックで後輪が沈み込んだりと、バイクらしいギミックを内蔵している。

サスペンションギミック
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昭和仮面ライダーが乗るバイクの多くは一般車に変身する、いわゆる偽装機能を有しているが、アクロバッターにはそんな能力は無い。普段は光太郎のアジトである廃工場跡に待機しており、自らの意思を持つ彼は、BLACK RXの意思を察知して駆けつける。

アクロバッターを呼ぶRX
「来い、アクロバッター!!」

駆けつけるアクロバッター

停車してから跨るなんて野暮ったいことはせず、ジャンプして飛び乗る。

地面チョップ
ビシッ!
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ライダージャンプ
「とぉッ!!」

騎乗

デザインに問題があるのか、S.H.Fがスタイル優先で手足が長くなっている事に原因があるのか、はたまた、前屈できないRXのボディアーマー形状に問題があるのか。原動機付き自転車の運転教本に載っているような、正しい姿勢の見本のようなポーズしか出来ないのが残念である。

RXが乗ることで両者のエネルギーが融合、アクロバッターは真の力を発揮する。装甲に使用されている物質【ソーラジルコン】にエネルギーを充填し、放たれるアクロバットバーンと呼ばれる体当たり技で、ありとあらゆる障害物を破壊する。


アクロバットバーン!
技名があるからそれっぽく見えるが、ようは只のひき逃げ。
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アクロバッターに跨った状態から加速をつけてのリボルクラッシュという、派生技も存在する。

リボルクラッシュ@
「とぉッ!!」
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リボルクラッシュA
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バイクアクションをも必殺技に取り込むRXは、仮面ライダーはこうあってこそと思わせるカッコよさである。

アクロバッターをディスプレイする為の付属品として、【魂STAGE ACT SON OF THE SUN】が付属。RXのライドシーンをイメージしたデザインがタンポ印刷で施されており、こちらもかなりのカッコよさである。


付属の魂STAGE
「SON OF THE SUN」日本語に訳して「太陽の子」。上手いこと考えたものだ。

ギミック、付属品は少ないが、デザインはとてもカッコ良く、S.H.FのRXを乗せたときの一体感は本当に素晴らしいの一言に尽きる。高い金出して買った甲斐があるというものである。

やっぱり仮面ライダーはバイクに乗ってこそ!というワケで、仮面ライダーカブトのカブトエクステンダーや仮面ライダークウガのトライゴウラムなど、バイクもリニューアルして欲しい所である!・・・きっと次があると、信じてます!

次があるといいなぁ・・・。
魂フィーチャーズでの展示。開発者コメントより。
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