figma
フェイト・テスタロッサ(The MOVIE 1st Ver.)

発売元:マックスファクトリー

販売元:グッドスマイルカンパニー

定価:2800円(税込)

制服Ver.定価:2500円(税込)


figma フェイト・テスタロッサ
「ジュエルシード、いただきます・・・。」

※今回は諸事情(詳細は後述)により、劇中再現はお休みします。・・・折角、なのはと二人揃ったのにねぇ。

ライバルは黒い魔法少女

筆者とフェイトと、時々なのは@
筆者HUYU(代役:BLACK RX)「二人揃うと、可愛さも2倍、いや、2乗だな!」

なのは「えへへー。」

フェイト「ところで、なんで今回はRXさんなんですか?」

HUYU「フッ。それはな・・・」

筆者とフェイトと、時々なのはA
大人なのは「ディバインバスター!」

HUYU「リボルケイン!」

大人なのは「弾かれた!?」

HUYU「こういう時のためだったのさ。同じ手は二度も食わんよ!」
ロールオーバーで画像が変わります

説明せねばなるまい! 牡牛座タウラスのHUYUこと、バ仮面HUYUイダーは、カードをベルトにセットする事で自身がフィギュアで所有する仮面ライダーの姿にカメンライドする事が出来るのだ!!

筆者とフェイトと、時々なのはB
大人フェイト「でも、背後への注意は散漫だったようね・・・。」

HUYU「へ・・・!?」

ザシュッ!!

筆者とフェイトと、時々なのはC
大人フェイト「さ、いくわよ。」

なのは「っていうか、このお兄さん、今日はまだ暴言は言ってなかったんじゃあ・・・?」

大人なのは「どうせほっといたらその内言うんだから、良いんじゃないかな。」

ちゃんちゃん♪


手にした者の願いを叶える力を持つ、宝石状のロストロギア・ジュエルシードには、願いに込められた想いが重いと、暴走してしまうという副作用があった。そのことを身を以って知った高町 なのはは、ユーノの手伝いというだけではなく、自らの意思でジュエルシードの封印に取り組むようになった。

そんななのはの前に、黒いマントをなびかせて、もう一人の魔法少女が姿を現す。彼女の名はフェイト・テスタロッサ。彼女は母・プレセアの願いを叶える為、ジュエルシード収集に身を投じているのであった。

ファーストコンタクト
なのは「あの子は・・・!?」

フェイト「ジュエルシード・・・いただきます。」

そんな彼女は秘めた事情の多くを語ることも無く、いきなりなのはに襲いかかる。なのはとフェイトは敵対する事になるが、フェイトの悲しげな瞳と、ジュエルシードの暴走を止めるための幾たびの共闘を経て、なのはは彼女も話せばわかってくれると思うようになる。そして、そのためにはフェイトにあっという間にあしらわれないよう、強くなる必要がある、と、考え、ユーノを師として魔法の特訓を始めるのである。

アニメ2期『A's』や3期『StrikerS』ではなのはの頼れる仲間であるフェイトとは、ライバルとして出会ったのである。・・・強敵と書いて友と読む。少年漫画のお約束展開ですなぁ。

なのはVSフェイト@
「フェイトちゃんと仲良くしたい・・・」などと悩んでいたら、『心ここにあらず』状態なのを指摘され。
とはいえ魔法のことは一般人には秘密なので、相談する事も出来ず・・・。↓

なのはVSフェイトA
その所為で親友のアリサ・バニングスちゃんとは一時疎遠になってしまった事もありました。・・・人間関係て、難しいのぉ。

と、いうわけで、今回はfigma 高町 なのは The MOVIE 1st Ver.に続いてロリ素体で商品化された、フェイト・テスタロッサ The MOVIE 1st Ver.の紹介をしよう!

フェイト正面 フェイト背面
白を基調としたなのはの重装備っぽいデザインとは対照的に、
黒を基調とし、かつ、露出が高めなデザインのフェイトのバリアジャケット。・・・誰の趣味だ!?

【重装甲&遠距離砲撃戦仕様】であるなのはと違い、フェイトは【軽装&近接格闘戦仕様】であるため、動きやすさを考慮してか、バリアジャケットは相当な薄着である。というかこれは、水着か、レオタードか? 接近戦こそ防御力が重要になってくると思うのだが、『当たらなければどうということは無い』某赤い彗星的発想によりこうなっているようである。事実、フェイトは高速機動で敵を翻弄する戦術を得意としている。

劇場版仕様という事で、フェイトもバリアジャケットのデザインが変更されている・・・ハズなのだが、なのはほど大きな変化は見られず、筆者にはイマイチ、どこら辺が変わっているのかわからない・・・。

figmaのデフォルトの仕様というヤツで、笑顔パーツはなのはと対となる、右に視線を向けた物が付属する。・・・正面を向いている笑顔が欲しければ、3月発売のフェイト・テスタロッサ(制服Ver.)を買えということですね。わかります。

なのはとツーショット
視線の向きが揃っているので、並べて飾るのに最適ですな。

交換用の表情パーツとして歯を食いしばった睨み顔が付属。また、なのはシリーズの恒例ともいえる、交換用の前髪パーツは風になびいているような形状となっており、睨み顔と組み合わせれば迫力のあるポージングが可能となっている。

睨み顔&交換用前髪、装備
戦闘モードを意識したパーツ構成。リボンでまとめられた髪の毛も、ボールジョイントで可動するので、ポージングに迫力がつく。

・・・しかし、なのは曰くの悲しげな瞳、いわゆる欝顔は付属しない。ので、今回は劇中再現が出来ませんでした。チクショウ、何故付けなかった!?

薄着であるフェイトが残り少ない良心(?)で身に纏うマントは、翻す事で敵の攻撃に対する防御手段となる。アクションフィギュアでマントを装備すると、本体の可動の妨げとなる場合が多いのだが、今回のフェイトでは巧みなパーツ分割とパーツの間に埋め込まれた可動ジョイントによって、腕の可動の妨げとなる事は少なくなっている。

マント装備時の腕の可動
動かした分だけマントの形が変になるので、正面から見る専用かなー、コレは。

マントは毎度のお約束である、figmaスタンドを固定する為の背中の穴に、専用のジョイントを用いて固定される。ディスプレイ用にfigmaスタンドのジョイントを通しても固定できるようになってはいるが、マントを間に挟む分スタンドの軸が短くなるので、ディスプレイ時の安全を考慮するなら別売りのdi:stageを使ったほうが無難っぽそうである。

マント装備の図
マントの穴にジョイントを通して背中に固定される。

マントは首周辺のパーツが軟質素材で出来ているので、容易に外す事が可能。マントを外すと薄着であるが故に素体にかなり近い状態となるので、肩や腕の可動ジョイントが目立ってしまう。これは人によっては受け入れられない場合もありそうである。

フェイト・マントなし正面 フェイト・マント無し背面
『無印』『A's』当時はまだ10歳にもなっていないからともかく、
もし『StrikerS』までこの服装だったら、えらい事になってそうである・・・

交換用手首は、武器持ち手が角度が付いた物とそうでない物で左右2種類、『添えるだけ!』な形状の手首と握り拳というお約束な配置の付属で、色々なポーズで武器を構える事が可能となっている。

交換用手首

フェイトと共に戦うインテリジェントデバイス・バルディッシュも劇場版デザインの物が付属する。

劇場版仕様バルディッシュ
なのはのレイジングハート同様、デザインが変更されております。

デザインが変更され、刃の形状は実在する同名の武器・バルディッシュに近い物となっている。また、アニメではこの形態はデバイスフォームと呼ばれていたが、アックスフォームという名称に改められている。・・・あくまで武器らしさを追及するつもりなのかね?劇場版は。

杖の刃部分が変形することで、バルディッシュは用途に応じた形態に変化する。figmaではこの変形を、パーツの差し替えで再現している。

バルディッシュの交換パーツ

変形した刃部分からビーム(?)の刃を生み出す、サイズフォーム(鎌)は近接戦闘用の形態である。近接戦闘用と言いながら、刃をチャクラム状にして飛ばすことも可能であり、中距離にも対応できる形態である。

サイズフォーム
フェイトの黒いマント姿とあいまって、死神っぽい威容である。

大出力の魔法を放つ際には、グレイブフォームという槍型の形態に変化する。

グレイブフォーム
「サンダー・レイジーッ!!」
大出力の魔法を撃つ為の形態。これでなのはのディバインバスターと撃ち合うという訳ですね。

アニメ版ではこれと似た姿の、ジュエルシードを封印するシーリングモードという形態があったのだが、劇場版では名称と設定が変更されているようである。シーリングモードがなかったら、どうやってジュエルシードの封印を行うのだろう・・・?

マントは可動し、バルディッシュはパーツ差替えによって、登場するすべての形態を再現可能。表情パーツ以外の付属品には大満足の出来である。

こういうマントができるのなら、今度は是非、ロリ素体+【夜傘】付属でシャナをリニューアルして欲しいものである。・・・いつまでも、待ってます!

フェイトとシャナ
フェイト「あの・・・なんでしょうか?」

シャナ「・・・うるさいうるさいうるさい!」
自分には【夜笠】が付属しなかったので、フェイトちゃんのことが羨ましいようです。

宿命が閉じるときなの
時空管理局の次元巡航艦・アースラの介入によって、フェイトのジュエルシード収集は難航しはじめていた。母・プレセアの願いを叶えるため、互いの所持するジュエルシードを賭け、フェイトはなのはに決闘を挑む!

決闘はなのはの勝利に終わるが、フェイトがジュエルシードを引き渡そうとした瞬間、プレセアが転送魔法を発動し、フェイトが所持していたジュエルシードを全て強奪していった。この時、アースラでは転送先のトレースを行っており、これによりプレセアの潜伏先である時の庭園の所在が明らかとなった。

アースラに連行されたフェイトは、プレセアと、彼女に自首を薦めるアースラ艦長、リンディ・ハラオウンの通信から、フェイトがプロジェクトF.A.T.Eによって生み出された人工生命体であり、事故で失った娘・アリシアの代わりでしかない、という、辛い事実を突きつけられる。信じていた母に突然「いらない子」だと告げられ、心の拠り所を失ったフェイトはその場で意識を失い倒れてしまう・・・。

プレセアは死者蘇生の秘法を求めて、ジュエルシードによって得られる膨大な魔力を用いて、忘れられし都・アルハザードを目指していた。が、なのはと管理局の介入によってジュエルシードは集まらず、プレセアは最後の手段としてジュエルシードと同等のロストロギアである時の庭園の駆動炉を暴走させ、無理矢理アルハザードへと向かおうとする。しかし、この方法では周囲の次元に甚大な被害をもたらす可能性がある、ということで、管理局はプレセアの逮捕に乗り出す。なのはもこれに同行する事を決意する。

多数の傀儡兵に取り囲まれたなのはの窮地を救ったのは、フェイトであった。フェイトはもう一度母と会ってその真意を確かめるべく、駆動炉の封印をなのはに任せて、プレセアの元へと向かった。

「・・・貴女に、話があって来ました」プレセアと対峙したフェイトは、母に自分の想いの全てをぶつける。

フェイトの想い
「私は、アリシア・テスタロッサじゃありません。貴女が作り出した、ただの人形なのかもしれません。
だけど、私は・・・フェイト・テスタロッサは、貴女に生み出してもらって、育ててもらった、貴女の娘です!」

フェイトの想いA
「貴女が望むのなら、世界中の誰からも、どんな出来事からも、貴女を守る。
私が貴女の娘だから、じゃない。貴女が、私の母さんだから!」

母に向かって手を差し伸べるフェイト。しかし、プレセアはそれをあざ笑うかのように、魔力を地面に叩きつけ、自ら床を破壊。アリシアの亡骸と共に虚数空間の彼方に落下していった。それをただ呆然と見つめるフェイト。・・・時の庭園は徐々に崩壊し始めていた。

なまえをよんで
虚数空間に落下しかかっていたフェイトの危機を救ったのは、なのはであった。ディバインバスターで駆動炉のあった上層部からフェイトのいる下層部までぶち抜き、救出に現れたのである!・・・なのはが無茶をしたから時の庭園の崩壊が早まっているんじゃないか、などと、くれぐれもつっこんではいけない。

こっちに跳んで!
なのは「フェイトちゃん! 跳んで、コッチに!!」

もう一度プレセアの消えた虚数空間の彼方に目をやったフェイトは、母への想いを断ち切り、なのはの手を取った。

なのはの手を取るフェイト

次の瞬間、時の庭園は完全に崩壊した・・・。

それから数日後。ジュエルシードの暴走によって引き起こされた次元震が収まり、なのはは自分の世界―海鳴市へ帰れるようになった。別れの挨拶を交わすなのはたち。しかし、事件の重要参考人であるフェイトは拘留中の身である為、その場には現れなかった・・・。

さらに数日後。日常に戻ったなのはの元に、時空管理局から連絡が入る。フェイトの処遇が正式に決まったというのである。本局に移送後、取調べと裁判が行われるが、執務官、クロノ・ハラオウンの尽力もあって、無罪はまず間違いないのだという。

しかし、裁判はかなりの時間がかかるもの。そこで本人の希望もあって、移送される前に面会できる事になったのであった。

駆け寄るなのは
なのは「フェイトちゃーん!」

フェイトがなのはとの面会を希望したのは、かつてなのはがフェイトに言った、「友達になりたい」という言葉の返事をする為であった。しかし、どうすれば友達になれるのかがわからない彼女は、なのはに教えて欲しいのだという。そんなフェイトに、なのはは簡単な答えを示した。

「簡単だよ。友達になるの、すごく簡単。なまえをよんで。はじめはそれだけでいいの。」

「なのは・・・ありがとう、なのは。」


互いの名を呼び合い、初めて友達となれた二人。しかし別れはすぐに訪れる。なのははそれが悲しくて涙を流し、フェイトもまた涙を流した。

再会の誓い
フェイト「ありがとう、なのは。今は離れてしまうけど、きっとまた会える。そうしたら、また君の名前を呼んでもいい?」

なのは「うん・・・うん!」

フェイト「会いたくなったら、きっと名前を呼ぶ。だから、なのはも私を呼んで。
なのはに困った事があったら、今度はきっと、私がなのはを助けるから・・・。」

なのはとフェイトの別れの時が近づいていた。
「思い出にできる物、こんなのしかないんだけど・・・」

「じゃあ、私も・・・。」


二人は自身の髪を結わえていたリボンを解くと、お互いに差し出した。それは再開を願う、二人の約束の証であった・・・。

魔法少女、学校へ行く(その2)
ある日、なのはは突然、魔道書・闇の書とその主を守護する騎士・ヴォルケンリッターの襲撃を受ける。この謎の襲撃者に対抗する為、アースラのスタッフは出張のような形で海鳴市に居を構え、管理局の嘱託魔道師となったフェイトもなのはと同じ学校に通う事となる。figmaで発売となったフェイト・テスタロッサ(制服Ver.)は、この姿を再現したものである。

フェイト(制服)正面 フェイト(制服)背面
『一期』の最終話でなのはと交換した、ピンク色のリボンで髪を結わえております。
・・・フェイト(制服)はストッキング装備です。

・・・ちなみに、この姿で登場するのは続編『A's』からになるので、『一期』を元にした劇場版とは関係ないのだが、そこら辺は生温かい目でスルーして欲しい。

長い髪をツインテールにしたキャラクターのお約束で、髪の毛の根元はボールジョイント接続となっており、MOVIE 1st Ver.同様、ポーズに色々と表情をつけることが可能。

風になびくツインテール
とりあえず、ツインテールが風になびく様子。

なのはの制服Ver.同様、パーツ交換で交換前のリボンをつけた状態も再現できる。ボールジョイントは抜くのが難しいので、パーツ交換も大変そう・・・と、思いきや、髪の房がボールジョイントから簡単に外れるようになっているので、

髪の毛を取り外したところ
通常はパーツの根元で接着でもされているところなのでしょうが、今回は接着されておりません。

髪パーツにセットされているリボンを交換し、もう一度、ツインテールを頭に取り付ければ、この通り。

交換前リボン
なのはと交換したはずなので、制服姿で黒リボンは時期的には無いはずなんですがね。

交換用手首は持ち手を含む、右手4種、左手3種が付属。

交換用手首

スタンバイフォームのバルディッシュを持った手首も含まれているので、交換用表情パーツである瞑想顔とあわせて、変身前の呪文詠唱中みたいなシチュエーションで飾る事も可能である。

呪文詠唱中
このポーズでなのはと二人並べてもいいかも。

変身魔法で子犬化したフェイトの使い魔・アルフも付属する。『一期』の頃は普段は大型犬(というより狼?)の姿だったのだが、『A's』からはフェイトが学校に行くという事で、周囲に騒がれないよう人前では子犬の姿をとるようになった。


アルフ(子犬形態)
フェイトといつでも一緒、どこでも一緒な子犬形態のアルフ。
普段の姿では姉さん口調なのだが、この形態だとなぜかチビッコ口調になってしまう・・・不思議だ

小さい方が魔力の消費も抑えられ、結構ラクであるらしく、ほとんどクセになってしまっているようである。

付属する通学用鞄は、今回は手提げ風に手に持たせる方式である。肩紐の形状がなのは(制服Ver.)に付属する鞄とは違っているので、背負わせる事は出来ない。

通学フェイト
フェイト「じゃあ、行ってくるね、アルフ。」

アルフ「いってらっしゃ〜い♪」
鞄を持って通学風景の図

で、こうなると、当然なのはとツーショットしかないよね。って事で。

二人一緒に学校に行こうの図
なのは「早くしないとバスに遅れちゃうよ!」

フェイト「待って、そんなに急がなくても・・・。」
・・・ヤバ、ニヤニヤが止まりません

なのは同様、表情パーツに互換性があり、二人セットで買ってねという魂胆丸見えな仕様だが、今回も出来はよろしいので大変満足。・・・憂鬱顔が付属しない事以外は。

なのはにフェイトときたら、次は脇役も商品化して欲しい!というのが人情というもの。と、いう訳で、ユーノ君やアルフの人間形態もfigma化して欲しい所である!・・・クロノ君は、別にいいや。(←オイッ!)

「ジュエルシード・・・いくつかは、あの娘が持っているのかな・・・?」(figma 高町なのは The MOVIE 1st Ver.のコラムへ)

「・・・大丈夫だよ。迷わないから・・・。」(戻る)