RG Ζガンダム

バンダイ RGシリーズ

定価:3150円(税込)

RG Ζガンダム
1/144のサイズでついに完全変形実現!
ΖガンダムがRGで登場!!

製作者泣かせの完全変形
昨今、ロボット物のフィギュアは変形よりもアクション重視で造形されるようになってきた。当初は変形の両立を目指すと喧伝していたROBOT魂でも、最近のイージスガンダム等の複雑な変形をするメカは、変形が省略されて発売されるようになってしまった。HGUCでも、変形するMSであるリゼルやデルタプラスでさえ、変形用パーツに貼り合わせるHGUC Ζガンダム形式が流行っている。完全変形するキットを買おうとしたらプラモデルではMG以上のブランドでなければ入手できないし、ROBOT魂やスーパーロボット超合金では完全にアクション方面に傾いている。とにかく変形物のメカの製品は元気がない。

これは、キャラクターを変形させてガシガシ遊ぶよりは、ポーズを取らせて飾っておきたいというユーザーの心理と、変形機構を組み込むことで可動範囲、造形が制限されるという製造上の問題からとかく敬遠されがちであるからだろう。この昨今の情勢は変形・合体メカが好きな筆者にとってはさびしい情勢である。

しかし、その情勢に逆らうかの如くRGシリーズは新たな領域を広げようとしていた。変形MSの元祖であるΖガンダムを完全変形機構を盛り込んで1/144で再現しようという流れになったのである。というわけで、今回はΖガンダムのプラモデルの歴史を紐解きながら、RG Ζガンダムのレビューを行おう。

Ζガンダムと変形の関係は非常に歴史がある。富野監督は、アメリカでトランスフォーマーが流行したことと『マクロス』シリーズのヒットを受けて、ガンダムシリーズでも変形メカを取り入れたいと考えたのが、Ζガンダムの起こりである。この変形という概念はメカデザイン面でも商品化面でも制作を難航させた原因となり、Ζガンダムは本編の後半に入って初めて主役MSを交代するという形で登場した。

Ζガンダムはいかに劇中通りの変形をさせるかということがキット作成時の至上命題だったと言える。Ζガンダム放送時に発売された1/100キットは劇中通りの変形ができることが売りだったが、MSとWR時のプロポーションがガタガタで記号は押さえているが劇中のスマートなイメージからかけ離れたキットとなってしまった。 また、1990年に発売されたHGシリーズのΖガンダムは、設定どおりの変形をするとプロポーションの維持ができないということでウェーブシューターというオリジナルの形態に変形させるという苦肉の策で乗り切っていた。1980年代後半から1990年代前半のプラモデルの技術では変形するΖガンダムの製造は非常に難しいものだったのだと言える。

1990年代後半に入って、MGという高年齢層向けのブランドが誕生すると、Ζガンダムの完全変形への意欲が非常に高まった。初めて筆者が買ったΖガンダムのキットは1996年に発売されたMG Ζガンダムである。中学3年生から高校時代にかけて、Gジェネレーションシリーズで宇宙世紀系のMSにはまっていた筆者はMGで主役MSを買っていた。このMG Ζガンダムは完全変形し、なおかつLEDライトを発光させられるというギミックの塊のようなキットであった。

しかし、いかんせん当時の技術でこれだけの機構を組み込んでしまうと組みにくくなる上に、ポリキャップや薄いプラスチックに頼った変形機構は、複雑な上に定位置に固定させることが非常に困難だった。腕のなかった筆者は何とかMS状態のΖガンダムを組めたのだが、変形させることはついにかなわなかった。また、2000年に発売されたPG Ζガンダムは1/60というサイズでフレームと完全変形を実現してしまったがために、税込み価格21000円という恐ろしい値段と膨大なパーツ数を誇るハイエンドなキットとなってしまった。

MGの7年後の2003年にHGUCでΖガンダムが発売された。1/144のサイズで変形機構とプロポーションを両立させることを目標にしていたが、変形機構は別のフレームパーツに各パーツを貼り合わせるという物で、不完全変形 Ζガンダムと呼ばれていた。しかし、この手抜きに見える変形のさせ方が昨今の『ガンダムUC』に登場する可変MSのスタンダードな変形方法になってしまったのはこのころには誰にも予想が付くものではなかった。

さらに、劇場版Ζガンダムが公開された2005年に、MG Ζガンダムはver.2.0に生まれ変わった。このver.2.0は、初代のMGで課題だった可動と変形機構のロック機構を突き詰めたキットで、Ζガンダムのキットとしては非常に優秀なキットである。ただし、パーツの細かさと多さから、上級者向けキットであることには変わりがないのがネックであった。とはいうものの、完全変形するΖガンダムがPG以上に手軽にかつ従来のキット以上の完成度で手に入るのでこのver.2.0は結構好評だったと言える。

このように、Ζガンダムのキャラクターと変形は切っても切れない関係だったが、変形機構を追い求めると何かが犠牲になってしまうというピーキーな性質を帯びている。これが上級者向けのキットと呼ばれる所以なのである。

RGでΖの鼓動
2009年の1/1 ガンダム製作を受けて発売された新ブランド、RGシリーズはこの複雑な変形を誇るΖガンダムの完全変形を1/144で行おうという意欲的なキットであった。さらに、アドヴァンスドMSジョイントを駆使し、従来以上の組みやすさを追求したのだが、このキットもこのキットで大きな地雷を抱えることになってしまった。その詳細を細かく見ていこう。

RG Ζガンダム 前 RG Ζガンダム 後
従来のRGに比べてモールドがおとなし目のRG Ζガンダム
このサイズでギミックが集中しております

RG ガンダムMk-Uとの比較
RG ガンダムMk-Uと比べるとモールドの少なさが際立つ

RGでは、アニメの設定にない現実の兵器から逆算したパーツ分割とモールドが施されているのが売りだったが、Ζガンダムではオリジナルのモールドがおとなし目で、劇中のイメージに非常に近い。パーツ分割は1/144サイズであるにもかかわらず先に発売されたver.2.0以上に細かいパーツ分けになっており、素組であっても組み立てには非常に根気と時間がかかる。

全体的なプロポーションはスマートでΖガンダムらしいのだが、変形機構がある都合で胸の黄色い襟パーツが奥まっている上に、角度によっては隙間が目立ってしまうのが残念である。

胸パーツの形状
頭部を押しこむ都合上、襟部分がスカスカになってしまっているのが難点

今までに発売されていたRGのキットでは、アドヴァンスドMSジョイントのみを組み合わせればフレームパーツが完成したが、Ζガンダムでは変形する都合上アドヴァンスドMSジョイント単体での組み立ては不可能である。しかし、腕パーツのフレームはいつも通りに切り取るだけで組み上がるという点では従来のRGと同じである。

腕のフレームパーツ
腕パーツに関しては完成されたフレームに装甲を貼り合わせるという工程を楽しむことが可能

パーツの色分けに関しては、ビームライフルやシールドパーツの黄色い部分がリアリスティックデカール頼みであるのが非常に惜しいところである。また、オリジナルに施された四角いモールドパーツや、本体側にちらほらとある黄色いラインを使用しているところにはリアリスティックデカールを施しておきたい。塗装するよりも質感が出るからである。また、頭部のメインカメラにも緑色のデカールが付属しているので貼っておきたい。

脚部のリアリスティックデカール
台形状のモールドにはシルバーのデカールを貼りつける
金色のラインのデカールを貼りつけると、灰色のラインが追加されるのも特徴

また、筆者の好みで胸パーツにはVMsAWrsのロゴを貼っている。これはVariable Mobile-suit And Wave-rider system(モビルスーツとウェイブライダーに変形する機構)の略称で、MGのキットなどでしばしば胸パーツにあしらわれているロゴである。

本体の可動範囲は、変形機構を搭載しているにもかかわらず非常に幅広い可動範囲を実現している。ver.2.0でも30度程度しか回転しなかった腰パーツは、180度回転できるようになり、さらに左右に傾けることも可能となった。これは、アドヴァンスドMSジョイントの恩恵である。

また、太ももパーツのの接続はΖガンダム独自の物を採用している。通常のキットなら腰パーツの横軸に脚部を取り付ける仕様だが、Ζガンダムは後の腰アーマーに太ももパーツを接続する形を取ることで変形機構と脚部の可動範囲を両立させている。

足パーツの接続構造
腰アーマー裏に脚部を取りつけることで足を前に出すことが可能になる
ただし、後への可動が苦手

本体側のギミックは、劇中で見せたすべての物が再現されている。まず、1/144のサイズでコクピットハッチが可能であるという点は従来のRGのギミックを踏襲している。

コクピットハッチの可動
ロールオーバーで画像が変わります

コクピットの形状
1/144の大きさであるにもかかわらずコンソールパネルまで再現している

また、変形するときにコクピットの向きが前を向くようにコクピット裏にはコクピットの座席を倒すためのピンが用意されている。このピンを動かすことで、コクピットがWR時に前を向くようになるのである。

変形時の座席位置

手首パーツは、アドヴァンスドMSジョイントで切り取るだけで組み上がる可動指のほかに左右の握り拳、武器保持用の右手首、左平手パーツが付属している。従来と違う点は、握り拳が腕のアドヴァンスドMSジョイントに最初から付いてはおらず、通常のランナーに組み込まれている点である。

武器パーツは、値段を抑えるためにハイパーメガランチャーが付属していないのが残念な点である。その代わり、ビームライフル、シールド、ビームサーベルは当然のことグレネードランチャーや劇場版のみで使用されたシールド裏のグレネードランチャーまで付属している。また、ビームライフルは腕の予備のグレネードパックを取りつける部分に取り付けてけん引することが可能である。

ビームライフルを腕に取り付けたところ 予備のグレネードドランチャーを取りつけたところ

グレネードランチャーはしっかりと展開することができるし、ビームサーベルは設定どおりに腰サイドアーマーに収納させることが可能である。これはHGUCのころは出来ていなかった点なので、同スケールでMGと同じギミックを組み込めたのは技術の進歩のたまものである。また、WRになっても腰サイドアーマーは展開可能なので、劇中通りに牽制用のビームを発射する状態にもできる。

グレネードランチャーの展開 ビームサーベルの収納
HGUCのころは再現できなかった細かい部分の展開も出来るようになった
ロールオーバーで画像が変わります

ビーム砲展開
WR時はビームサーベルは牽制用のビーム砲にもなる
ロールオーバーで画像が変わります

HGUCから進歩した点は、ビームライフルにサーベルの刃を取りつけることが可能になった点である。ビームサーベルより短いサーベル刃が二本付属し、ビームライフルに取り付ける。

銃剣モードのビームサーベル
HGUCでは改造しないと再現できなかった銃剣が再現可能
平手と可動手首を組み合わせれば両手持ちも再現できる

ビームサーベルはクリアピンクの刃が2本付属し、MG並みの長さを誇っている。HGUCでは一体成型だった部分だったが、上位ブランドに上がったためこの仕様変更は当然だろう。ちなみに、このサーベル刃はビームライフルには取り付け不可である。

ビームサーベル

このように、本体のギミックだけでもお腹いっぱいの出来栄えなのだが、Ζガンダムの魅力はやはり変形ギミックにある。RGでは、1/144のサイズにして設定どおりの変形を行うことが可能なことが売りなので、実際に劇中のΖガンダムの変形シーンを再現してみよう。

アーガマのカタパルトから発進するときはMS形態で射出される。射出後、Ζガンダムはウェーブライダーへとわずか0.5秒で変形し、MA並みの高速機動を得るのである。

Ζ、出撃!
カミーユ「Ζ、行きます!」
ロールオーバーで画像が変わります

WRへの変形@
ロールオーバーで画像が変わります

WRへの変形@
ロールオーバーで画像が変わります

劇中のWRへの変形は上の様な感じで、様々な部位が同時に変形し短い時間でWRとMS形態に変形する。ビームライフルを背中のバインダーに自力で取り付けたりする点がリアルな変形描写である。

上の動きではどういう風に変形しているかわかりにくいため、各部位の変形を細かく見てみよう。まず、頭部の角は機体内部に頭部を収納するために、角を閉じ頭部を押しこむ。この角の収納ギミックはMGで再現されていたが、このギミックを1/144のサイズで再現しているのが芸が細かいところである。

頭部の変形
角を閉じて頭部を下へ押し込む
ロールオーバーで画像が変わります

角パーツのロック
角の赤い部分を手前に引き出すことで角の開閉ロックが外れる

その次にコクピットブロックを起こし、胸パーツを手前にスライドさせてから、上に起こしていく。胸を起こした後、腹部パーツを内側に引き寄せ、頭部パーツをさらに下にスライドさせる。この時、角パーツが胸パーツに引っかからないように注意しながら動かそう。

胸パーツの変形
変形に気を遣う場所その1
ロールオーバーで画像が変わります

この次に、腰裏パーツを上にスライドさせロックを外し、腰のフレームを左右に展開させ脚部を大きく開く。

腰パーツの移動
腰裏パーツがロック機構になっているおかげでMS時に腰が勝手に開かないようになっているのが良いポイント
ロールオーバーで画像が変わります

その次に、肩の基部を胸の内側に折りたたみ腕パーツを体内部に収納する。その後、サイドアーマーを写真のように展開する。

肩から腕にかけての収納
ロールオーバーで画像が変わります

機体下部にシールドパーツを取り付け、背中のバインダーパーツを展開させる。バインダーパーツを展開しウイングパーツを出現させると、バインダーのロックが外れるのでバインダーを回転させ機体下部に移動させていく。

バインダーの変形@
ロールオーバーで画像が変わります

バインダーの変形A
複雑な動きをするバインダーの可動箇所はアドヴァンスドMSジョイントでできているので、切り取るだけで完成する
ロールオーバーで画像が変わります

ver.2.0と同じく、取り付けたシールドにバインダーのジョイントをはめる仕様になっているので、旧MGとは違い定位置でフライングアーマーをロックすることができる。

足首を折りたたみ、脚部を図のように折り曲げる。

足首の変形
隙間ができないようにかかとブロックを移動するようになっている
ロールオーバーで画像が変わります

脚部の変形
ロールオーバーで画像が変わります

脚部パーツは、膝関節内部に隠されたブロックが変形に応じてスライドし膝のパイプ部分を内部に収納するようになっている。

膝ブロックの連動
ロールオーバーで画像が変わります

腰サイドアーマーを前方へ移動させ、背中のスタビライザーを伸ばしビームライフルを取り付ければウェイブライダーの完成である。

サイドアーマーの移動
ロールオーバーで画像が変わります

スタビライザーの展開
ウェイブライダーへの変形完了!
ロールオーバーで画像が変わります

以上の様な複雑なプロセスを経てウェイブライダーへの変形を行っているのである。設定上ではムーバブルフレームの発達とガンダリウム合金の登場によりこの複雑な変形を短時間で行うことを実現したということになっているが、手動で変形させるのはやはり神経を使うものである。また、かなりタイトな変形になっているため少しでも位置がずれると変形不能になってしまう。よって取扱説明書で変形位置と可動方向をよく確認しながらゆっくり変形させよう。

ウェイブライダー時のプロポーションも抜かりはなく、非常に薄い航空機らしいプロポーションになっている。

ウェイブライダー 前 ウェイブライダー 後

ウェイブライダー 横 ウェイブライダー 裏
内部に頭部や腕が収納されているとは思えないくらい薄く出来上がっているウェイブライダー形態

コクピットハッチの展開
ちなみに、WR状態でもコクピットハッチは展開可能
ロールオーバーで画像が変わります

WR形態でもスタンドでディスプレイするには、専用パーツを股間パーツにかませてアクションベース2に接続する。MS形態時でも当然アクションベースに接続することが可能となっており、アクションベースに飾りながら変形プロセスを堪能することも可能である。

「取り扱いは慎重に行ってください」by取扱い説明書
このように、1/144のサイズに様々なギミックを詰め込んだRG Ζガンダムなのだが、そのギミックの多さゆえに非常に組み立てと取扱いが難しくもなっている。接着剤が不要で、説明書通りに組んでいけばちゃんと完成するようにはなっているのだが、ギミックや可動がひしめき合っているため非常に繊細な作業が求められるのである。

まず、組み立て時に難しい箇所は腰と太ももの接続パーツである。腰と太ももはABS製のCリングな様な細かいパーツであるF24を使って接続するため、一度取り付けてしまうと取り外すことが難しくなってしまう。また、取り付ける時もよく気を付けて取り付けないと一発でリングが割れてしまう。

太ももの接続
Cの字をしたF24パーツをはめ込み接続軸を固定する
このパーツは細かいため紛失と破損に要注意

さらに腰のパーツは薄い板状のパーツの集合体なため破損しやすい箇所でもある。この箇所は動かすとすぐにプラスチックが白くなってしまいがちなところで、油断すると破損する恐れがある。変形のときに移動させる時は、どの位置にどのパーツを移動させるかよく確認し、腰パーツを変な方向にひねらないようにしよう。

また、背中パーツも組み立てにくい箇所がある。背中パーツはABS製のF37に通常のプラスチックである青いI10パーツをはめ込むのだが、F37からのびる4本の爪パーツと胸の可動軸を支えるジョイントパーツを同時に取り付けなければはめることができない。4本の爪パーツが一気にはめるのが非常に難しく、筆者は爪のうち1本をニッパーで切り取り、3本での爪固定にした。この箇所は変形時にバラけないように堅牢に作ろうというのが製作者の意図なのだろうが、それゆえ組み間違えたときの分解や、修理時の分解ができなくなってしまうのが難点である。

さらに、組み立てが完了した後も油断することができない。このキット最大の難点は、アドヴァンスドMSジョイント自体に存在するのである。腕のフレームを構成するB2とB12パーツは、WRに変形させる際に最も破損しやすいパーツなのである。WR時に腕を内側におる際に、プラスチック部分に負担がかかり、その結果テンションに耐えきれなくなった部分が折れてしまうのである。アドヴァンスドMSジョイントは1つのパーツを頼むだけで700円かかってしまうところで、このパーツを壊してしまうとΖガンダムのすべてがオジャンになってしまう危険をはらんでいる箇所なのである。

対策としては組み立て時に、可動箇所を慎重に動かしながら可動方向を確認し、何回か動かすことでパーツの動きの硬さを取り除いておく必要がある。また、テンションの高い部分にはグリスを塗るというミニ四駆などでの常套手段を用い、グリスを塗ったりシリコンスプレーをパーツにかけておけば動きがスムーズになり破損の可能性が下がる。

Ζガンダムには、変形機構を搭載するが故に整備性と生産性が難しくなったピーキーな機体になったという設定があるが、このRGは整備性も生産性も難しいというその設定を見事に再現したある意味で「リアル」なキットになってしまった。プラモデル初級者の人にはあまりお勧めできない、ガンプラ歴の長いコアなファン向けのキットと言えるだろう。近頃のアクションフィギュアで変形物が減った理由が見えてくるキットなのであった。

エマ=シーン、Mk-U行きます!(HGUC ガンダムMk-Uのコラムへ)

本当に排除しなければならないのは、地球の重さと大きさを想像できないあなたたちです!(もどる)