1/144 HG アルケーガンダム

発売元:バンダイ

『機動戦士ガンダム00』1/144 HG(ハイグレード)シリーズ

定価:1680円(税込)


アルケーガンダム
「やっぱ戦争は白兵でねぇとなぁっ!」

拭えぬ過去
ソレスタルビーイングのエージェント、王留美ワン・リューミンより、連邦政府の高官やアロウズの指揮官が出席するパーティーが開かれるという情報を得て、ガンダムマイスター、刹那・F・セイエイティエリア・アーデの二人は変装してこれに潜入。アロウズの情報を入手しようとした。

しかし、アクシデントから正体がばれてしまい、二人は撤退を余儀なくされる。

撤退中の二人
刹那「すまない、俺のミスだ。」

ティエリア「だが、見つけたぞ、刹那。世界の歪みを。
そうさ、僕たちはガンダムで、世界の歪みを破壊する!」

???「ところがギッチョン!!」

アルケー出現
刹那「あのガンダムは!」

ティエリア「スローネの発展型!?・・・まさか!」

ティエリアの言葉をさえぎるように現れたMSは、中東の一国・アザディスタン王国を壊滅へと追いやった赤い機体。その名をアルケーガンダムといい、それを駆るパイロットは、刹那とティエリアに因縁の深い男、アリー・アル・サーシェスであった! アルケーは右腕に搭載されたGNバスターソードを構え、2機のガンダムに対して戦いの開始を告げると、左右腰のバインダーからGNファングを射出。刹那のダブルオーガンダムとティエリアのセラヴィーガンダムに襲い掛かる。

戦いの開始を告げるアルケー
サーシェス「さぁ! 始めようじゃねぇか。ガンダム同士による、とんでもねぇ戦争ってヤツをよう!!」

ファング射出
サーシェス「行けよ、ファングッ!!」

刹那はビームライフルでこれに対処しようとするが、ガンダムスローネに装備されていた物よりもさらに強化されたファングに反応が追いつかず、セラヴィーがファングから放たれたビームの直撃を受けてしまう!

アルケーはGNバスターソードを構えなおすと、ダブルオーへと襲いかかってきた!

ダブルオーVSアルケー
サーシェス「物足りねぇなぁ、ガンダムゥ!!」

刹那「くッ! 生きていたのか!? アリー・アル・サーシェスッ!!」

サーシェス「おうよ! けどな、お前らの所為で身体の半分が消しズミよ!
ヤロウの命だけじゃ、物足りねぇんだよぉ!」

アルケーはダブルオーを海面に叩きつけるかのようにGNバスターソードを振るうが、ダブルオーはなんとかこれを堪える。

敵を見上げるダブルオー
刹那「貴様ァッ!!」

見下ろすアルケー
サーシェス「再生治療のツケを払え! てめぇの命でなァッ!!」

アルケーが再びダブルオーへと襲いかかる。ダブルオーはビームライフルでこれを牽制するが、全てかわされ、アルケーが間合いへと侵入。バスターソードを振りかぶる。ダブルオーはこれを回避するが、間髪入れずに繰り出される攻撃に、弾き飛ばされてしまう。

ビームライフルを撃つダブルオー

消えろ、クルジスのガキがぁッ!!
サーシェス「消えろ、クルジスのガキがぁっ!!」

ダブルオーを援護するため、セラヴィーがGNバズーカを連射する。

GNバズーカを連射するセラヴィー

セラヴィーはGNバズーカを両肩のGNキャノンに接続。アルケーに向けてツインバスターキャノンを放つ。が、アルケーはこれをあっさりと回避、間合いの内側へと入り込み、セラヴィーのバズーカを破壊する。


ティエリア「貴様が、ロックオンの仇か!」

ロールオーバーで画像が変わります

バズーカが爆発し、爆炎に包まれるセラヴィー。しかし、セラヴィーは爆炎の中から姿を現すと、アルケーに掴みかかった!


ティエリア「仇討ちをさせてもらう!!」

サーシェス「自業自得だぁ! 右目が視えねぇくせに、戦場に出てくるたぁ!!」

ティエリア「貴様ぁッ!!」

ロールオーバーで画像が変わります

かつての戦いで命を落とした戦友、ロックオン・ストラトス(ニール・ディランディ)を愚弄するかのようなサーシェスの言動に、ティエリアは怒りをあらわにする! その時、セラヴィーの右膝のGNキャノンから隠し腕が出現。その手に握られたビームサーベルでアルケーに突きを繰り出す! が、その一撃は避けられてしまう。

書いて字のごとく、セラヴィーの奥の手
ロールオーバーで画像が変わります

突きを繰り出すセラヴィーと避けるアルケー
サーシェス「隠し腕!」

ティエリア「避けた!?」

セラヴィーの相手の意表を突く攻撃を避けたアルケーは、つま先からビームサーベルを発生させると、蹴りつけるような要領でセラヴィーに斬撃を浴びせ、隠し腕を破壊する。

こっちにもあるんだよぉッ!!
サーシェス「こっちにもあるんだよぉッ!!」

ティエリア「何!?」

ロールオーバーで画像が変わります

セラヴィーの隠し腕を破壊し、サーシェスは一人ほくそえむ。ダブルオーとセラヴィーの二機に挟み撃ちにされても、左腕のシールドとつま先のビームサーベルでこれを防ぐ。さらにこの状態から二機に対しファングを射出。ファングのビームを受けたセラヴィーとダブルオーは体勢を崩される。

切りかかるダブルオーとセラヴィー
刹那「ティエリア!」

ティエリア「まだまだぁッ!!」

ロールオーバーで画像が変わります

防ぎきるアルケー
刹那「くそぉッ!」

ティエリア「何ぃッ!」

サーシェス「フッ。ファングッ!!

アルケーがダブルオーとセラヴィーにトドメを刺そうとした、その時。その背後からビームライフルの閃光が飛来。サーシェスを驚かせる。援軍に駆けつけたのはロックオン(ライル)のケルディムガンダムと、アレルヤ・ハプティズムのアリオスガンダムであった。

まとめてお陀仏・・・
サーシェス「まとめてお陀仏・・・うッ!?」

援軍到着!
サーシェス「援軍!? 4対1か。・・・流石に分が悪い。」

形勢が不利と見るや否や、アルケーは撤退していった。

宿敵であるサーシェスが生きていた事に、刹那は「やはり、生きていたか。」と一人呟く。そしてそれは、サーシェスも同様だった。

撤退するアルケー
「クルジスの小僧め、しぶてぇ野郎だぁ。
けどなぁ、そう来なくちゃぁいけねぇよなぁ! こうでなくっちゃぁッ!!」

サーシェスの瞳は、嬉々として輝いていた・・・。

このすぐ後、ソレスタルビーイングの母艦・プトレマイオス2はガンダムの新装備(注1)を受け取るため、宇宙へ上がる事となる。プトレマイオス2の大気圏脱出を巡る戦いの中、戦術予報士、スメラギ・李・ノリエガはアロウズの前線指揮官が、学生時代を共に過ごしたカティ・マネキンであることを知らされるのだった。

注1『ガンダムの新装備』:ダブルオーガンダムと合体する事で、ダブルオーのツインドライヴを安定させる役目を持つ支援戦闘機・オーライザーと、アリオスガンダムとドッキングする支援機・GNアーチャーの事。
「今のスケジュールのままじゃあ、フラグ全部回収できませんよ〜。」(スタッフ)
「仕方ねぇ。今のうちに、謝っとこうかな・・・。」(サーシェス)

アリー・アル・サーシェスは戦いの中でしか生きられない男であり、1stシーズンの時は民間軍事会社・PMCトラストに所属する傭兵として、 自身の専用機としてカスタマイズされたAEU軍の主力量産機・イナクトや、鹵獲したガンダムスローネツヴァイを駆り、刹那たちガンダムマイスターらの前に幾度と無く立ちはだかった。
また、ゲイリー・ビアッジという偽名で、AEUの外人部隊に少尉待遇で籍をおく。

中東の民族間紛争においてゲリラ側の指導者のようなことをやっており、子供の頃の刹那を組織の少年兵として育て上げた。

1stシーズンの、ソレスタルビーイングと国連軍との戦いでは、スローネツヴァイでロックオン(ニール)のガンダムデュナメスと激闘を繰り広げ、壮絶な相打ちとなった。この戦いでサーシェスは命を落としたと思われていたのだが、イノベイターによって回収され、肉体の再生手術を受け、復活を遂げた。

・・・と、設定されているが、噂では、【水島精二監督がサーシェス役の声優、藤原啓治氏の演技に惚れこんだ為、本当ならニールと共に死んでいたところを、無理矢理生きていた事にされた】ということらしい。好きなアニメにはあまりケチをつけたくないので、そんな事は無いと信じたい所なのだが。

傭兵の、『特定の組織に属さない』という特殊な職業柄ゆえに、製作者的には動かしやすかったらしく、サーシェスはいたるところで八面六臂の(?)大活躍を見せている。ということはつまり、様々な人から恨まれたりしているわけで、刹那やロックオン、ティエリアなどのガンダムマイスターと、家族や仲間の仇といった形で因縁を持つ。また、番外編『00F』の主人公、フォン・スパーク(注2)とも顔見知りであるご様子。

本編での登場に先駆け、2ndシーズンのOPにアルケーガンダムと共に登場。その中でティエリアのセラヴィーと激闘を繰り広げるという描写がなされていた事から、『ティエリアがロックオン(ニール)の仇を討つ』という流れになると思われていたのだが、話の展開の都合から最終決戦時には、ティエリアはソレスタルビーイングのメインシステム・ヴェーダの奪還を優先し、ロックオン(ライル)がサーシェスと対決し、『家族の仇を討つ』という展開となった。

・・・いわゆる、OP詐欺というヤツである。

結局、半年という短い放送期間の間に複数の因縁に決着をつけさせるのは無理だったというワケで、否定的な意見を持つファンの間では、【フラグに決着をつけられないなら、無理矢理生き返らせる事はなかった】と、意見されている。ま、それよりも一ファンとしては、出番が少なかったことが嘆かれるわけですが。

注2『フォン・スパーク』:テレビシリーズの裏側が語られる番外編・『OOF』の主人公で、ソレスタルビーイングの支援組織・フェレシュテに所属するガンダムマイスター。宇宙労働者の両親の間に生まれるが、苛酷な労働環境の中で発生した事故により父を失い、幼くしてテロリストになり、数々の組織を渡り歩いてきた。サーシェスのいたゲリラ組織も、その中の一つであるようだ。
「大将、俺の生き甲斐はガンプラ作りでね。」「フ、好きにすればいい。」
HUYU『けいおん!』の影響で女子高生のキャラクターに萌えるようになってしまった自分に絶望しかけていたが、自分的萌えの原点(むしろ聖典?)『カードキャプターさくら』をケーブルテレビで視聴し始めた事で、アテナの声が聞こえた星矢の如く、小宇宙コスモが再び燃え、じゃなくて萌えはじめた。以下HUYU)「と、いうわけで、今回のテーマは1/144 HG アルケーガンダムだ。」

電光勇者超特急ヒカリガインここ最近の、携帯電話に届いたメールの約8割がスパムメールという、個人情報が漏れまくりの男。誰だ!? 俺のアドレスを漏らしまくってるやつは!!以下ヒカリ)「何が『というワケ』か!? 主人公のガンダムはあらかた紹介したんだから、もう良いじゃん『ガンダム00』は。」

HUYUところがギッチョン、そうは問屋が卸さない。」

ヒカリ「どういうこった?」

HUYU「番組が終了してからも『00』関連のキットのリリースは定期的に続くんだよ。それも、放送期間中には無かったラインナップのオンパレードで!」

ヒカリ「ほほーう。」

HUYU「というわけで、ライバル機大好きな俺としては見過ごせるわけが無いっすよ、ってなワケ。」

ヒカリ「つまり、ソレスタルビーイングのガンダムと数々の名勝負を繰り広げてきた宿敵たちのキットも揃えたいな、と。・・・ようやる。」

HUYU「褒めても何も出んぞ。」

ヒカリ「別に褒めてない! ほら、さっさと始めようぜ。」

HUYU「それもそうだな。・・・アルケーガンダムはアリー・アル・サーシェスの新たな雇い主となったリボンズ・アルマークによって、サーシェスの専用機として新たな技術を惜しみなく投入して開発された機体なんだとさ。

アルケー正面 アルケー背面

ヒカリ「傭兵一人の為に機体を新造とは・・・。雇い主というより、もうスポンサーだよな。っていうか、兵器の開発ってヤツには普通、何億ってレベルの金がかかるはず。いくら連邦政府の黒幕とはいえ、使途不明金が多すぎるって、どうなんだ・・・?

HUYU「財閥であるハレヴィ家(注3)の当主から、莫大な資金援助を受けているらしいので、アルケーの開発費もそこから捻出したんでしょ。ってか、それを言ったらソレスタルビーイングはどうなんだ。新造戦艦に新型ガンダム4機。さらに支援機2機だろ。あと、各種特殊装備もあるし。開発費用とかえらい事になってるのでは?」

ヒカリ「アロウズがハレヴィ家なら、ソレスタルビーイングはワン家だろ。留美の実家の。あそこも超セレブだし。・・・ま、超兵器の開発費が個人資産から捻出されているなんて、普通は無理だと思うが。」

HUYU「昔のギャグアニメなんかだと、『金持ちの家の地下から巨大ロボットが!』なんてネタがあったりするんだが。」

ヒカリ「それだとお前の嫌いな『種デス』になるぞ。それはそうと、アルケーガンダムってえらく手足が長いよな。コードギアスのナイトメアフレームなんかに近い気がするな、この体型だと。顔もいつものガンダム顔じゃないし、なんか別作品のロボットみたいだな。」

アルケー顔面
ガンダムらしからぬ顔立ち。
写真ではわかりにくいですが、カメラアイが4つあります。

まさかの蜃気楼との比較
手足が長いというだけでなく、脱出機構付きのコックピットを備えるなど、他にも共通点が見られる。

『00』と『ギアス』。二つの作品の間に、繋がりなんて全く皆無な訳ですが。

HUYU「うーん。・・・アルケーガンダムの設計のベースとなったのは、かつてサーシェスが搭乗していたガンダムスローネツヴァイって事なんだけど、多分手足が妙に長いのは、これまたサーシェスが昔搭乗していた機体・AEUイナクトの影響を受けてのことじゃないかと推測できる。」

ヒカリ「なるほど。イナクトも手足が長い機体だもんな。」

HUYU「サーシェスはイナクトに搭乗している時からMS同士の格闘戦を得意としている所があったから、体型のバランスをガンダムからイナクトよりに近づけることで、サーシェスが実力を発揮しやすい機体を目指した・・・、とも考えられるな。」

ヒカリ「なるほどー。」

HUYU「ま、根拠の無い俺の妄想だから、鵜呑みに信じてもらっても困るけど。

ヒカリ「おいおい・・・。」

HUYU「胸部に搭載されているアルケーガンダムの動力源・GNドライヴ[T]タウ(擬似太陽炉)と、脚部のGNコンデンサーはホイルシールとクリアーパーツのレンズの組み合わせで再現されている。」

ヒカリ「あ、話をすり替えやがった。」

HUYU「・・・ただ、擬似太陽炉から放たれる赤いGN粒子をイメージしてレンズをクリアーレッドで塗装したら、下のホイルシールの色が見えなくなっちゃった。

胸部擬似太陽炉
やっちまった・・・。

ヒカリ「あらま。」

HUYU「と、まぁ、失敗の告白が済んだ所で、次は武器の解説だな。アルケーガンダムはスローネツヴァイの発展型というだけあって、武器もツヴァイに装備されていた物をさらに強化した物を使用している。」

ヒカリ「で、まず最初に紹介するのが右腕に搭載されている、このGNバスターソードだな。・・・それにしてもでかい剣だな。普通に破壊力ありそう。」

GNバスターソード
本体の可動範囲が広いので、両手持ちもバッチリ。

HUYU「それだけじゃなく、剣の中央部にチャージされた高密度のGN粒子を、振り回した瞬間に放出する事で破壊力を高める能力を持つ。ビームサーベルには引けをとらない切れ味を発揮するぞ。」

ヒカリ「ほー。確かこれ、ビームライフルにもなるんだろ。」

HUYU「剣の中央部に銃が内蔵されていてな。刀身を展開、手持ち用のグリップを差し替えてやれば、ライフルモードに変形する。」

バスターソード・ライフルモード
ライフルに変形することで銃撃戦にも対応できるようになった。

HUYUただ、あまりにも重い所為ですぐに腕周辺の関節がへたれるんだけど。・・・。左腕に装備されたシールドは、赤いパーツを展開することで、ビームシールドを形成する事ができるんだってさ。いつ使っていたか、よく覚えてないけども。」


ビームシールドは攻撃力も有しているので、防御しながら攻撃に移るという、変則的な戦法も可能としている。

ロールオーバーで画像が変わります

HUYU「モモ部分に接続されているバインダーにはGNファングが内蔵されている。これもバスターソードと同様、スローネツヴァイから継承した武器だ。・・・流石にキットでは射出までは再現できなかったようで、バインダーの内部に形状が再現されているだけなんだが。」

バインダー展開!
ロールオーバーで画像が変わります

ヒカリ「ファングってのは、歴代ガンダムシリーズでいうところの、ファンネルとかビット的なオールレンジ兵器なんだよな。」

HUYU「そうそう。しかもスローネツヴァイのときよりも搭載数やら機動力やら、色々強化されてるから、襲われる方はたまったもんじゃないだろうな。」

ヒカリ「確かに。」

HUYU「大抵のガンダムにとってビームサーベルは手持ち武器なんだけど、アルケーの場合はつま先に内蔵されている。これによって繰り出されるトリッキーな格闘攻撃には、エースパイロットやガンダムマイスターの技量をもってしても対応が難しい、との事。」

つま先から出るビームサーベル
ビーム刃は軟質素材ではなく、無色透明のクリアーパーツなので、塗装は必須。
飾ってる時にどこかに引っ掛けると折れてしまう可能性があるので、注意が必要。

ヒカリ「実際、はじめて見た時のティエリアは、見事なまで翻弄されまくっていたよな。」

HUYU「脚部のGN粒子噴射口は、スネ前面のパーツを引っ張ることで開く事ができる。」

スネ装甲の展開
ロールオーバーで画像が変わります

ヒカリ「地味だけど、なかなかいいギミックだな。」

HUYU「背中のバックパック的なものは、本体から分離。一部差し替えで脱出装置・になる。本体とは丸穴のポリパーツで接続されているので、軸の径が同じならアクションベースの差込用ジョイントに立てる事もできる。」

コアファイター:上から コアファイター:横から
この写真ではわからないが、コックピットブロックと頭部がコアファイターの下面についている。

ヒカリ「イノベイター製MSのお約束・撃墜された時のための脱出装置ですな。さて、そろそろ総評といこうか。」

HUYU「ソードがライフルになったり、バインダーが開いたりと、ギミックが多いのはすごいと思う。それにのっぺりとした印象にならないよう、全身にこれでもかとばかりにメカディテールが再現されてるのもカッコイイ。キットしては文句なしの100点だな。ポイントごとに塗装しなきゃならんが。」

ヒカリ「おお。すごい高評価!」

HUYU「惜しむらくは本編での出番が少なかった事だな。2ndシーズン中、結局ガンダムとは3回しか戦ってないわけだし。射手座サジタリアスのBP君が、【ガオガイガーの修理の報酬に】ってプレゼントしてくれなかったら、多分自腹では買わなかったと断言できるぞ。」

ヒカリ「うわぁ〜、報われねぇ〜・・・。」

注3『ハレヴィ家』:石油の輸出産業で富を得ていた大財閥。両親や親戚がガンダムスローネに教われて命を落としたため、アロウズに所属するパイロット、ルイス・ハレヴィが当主を務める。
「アンタの戦いに意味は無いのか!?」「あるよ。おめぇにゃあ理解できねぇだろうがな。」(戻る)