figma シャナ(炎髪Ver./黒髪Ver.

発売元:マックスファクトリー

販売元:グッドスマイルカンパニー

炎髪Ver. 定価2625円(税込)

黒髪Ver.(誌上・オンライン限定通販) 定価3000円(送料込み)


灼眼のシャナ
「天壌の劫火・アラストールのフレイムヘイズ。炎髪灼眼の討ち手。名前は、シャナ!!」

人ならぬ者達がこの世の日に陰に跋扈している。

この世の《歩いてはゆけない隣》の世界、紅世ぐぜより渡り来た、紅世ぐぜともがら

彼らは自分の欲望、在り様を示すかのごとく、人がこの世に存在するための根源の力《存在の力》を奪い、その力を使って自身を顕現させ、ありえない不思議を自在に起こす。ただ、欲望の赴くがままに。

紅世の徒に存在の力を喰われた人間は、はじめから存在していなかった事になる。その場所にいたはずの人間の存在が欠落する事で世界は歪む。そして、徒の自由自在の跳梁に伴い、世界の歪みは加速度的に大きくなっていく。

やがて、強大な力を持つ徒、《紅世の王》たちの中に、「大きな歪みがいずれ、この世と紅世、双方に大災厄を齎すのではないか」と、この状況を危険視する者たちが現れ始める。そして一部の王らは、「同胞を狩る」という苦渋の決断を下した。

彼ら紅世の王の尖兵、あるいは武器となったのは、徒への復讐を願い、誓った人間。自己の全存在を王の器として捧げ、異能の力を得た者たち。その異能者たちを、討滅者《フレイムヘイズ》といった。

徒相手に大立ち回りのシャナ

灼眼のシャナ
『灼眼のシャナ』は、フレイムヘイズの少女・シャナと、体内に宝具《零時迷子》(注1)を秘めたトーチ(注2)、ミステスの少年・坂井悠二を中心とした、バトルあり、恋あり、(恋愛方面の)バトルありの、燃えと萌えを兼ね備えた(注3)『痛快娯楽アクション小説』である。作者は高橋弥七郎氏、イラストは『涼宮ハルヒ』シリーズなどでもおなじみの、いとうのいぢ氏が手掛ける。

原作はアスキー・メディアワークスの電撃文庫シリーズの一つで、単行本は現在0巻から][(18)巻、短編集『灼眼のシャナS』、『SU』が発売されている。また、電撃大王誌上にてコミック版が連載中(T(1)〜Y(6)巻)、電撃黒マ王にて先代炎髪灼眼の討ち手・マチルダの活躍を描く『灼眼のシャナX Eternal song −遙かなる歌−』が連載されている。

2005年にアニメ化し、2007年4月に劇場版が公開。2007年10月には第二期も放送され、この他、ドラマCDにOVA、原作でイラストを描いている、いとう氏の画集が二冊、さらにPS2とニンテンドーDSでゲームまで発売されており、メディアミックスを極めていると言えなくもない作品である。言い方は悪いが、アスキー・メディアワークスのドル箱と言えよう。

アニメで初めて『灼眼のシャナ』に触れた俺は、そりゃあもう大ハマリ。放送終了後には余韻が忘れられず、原作単行本を買い漁ってさらにハマリ、コミック版にまで手を出してしまう程ハマリにハマッている。かつて、「ストーリー展開にはさしたる変化がないんだから、買うだけ無駄だろ。」と、俺に進言した男がいたが、そいつは・・・星になったよ(遠い目)。

注1『宝具《零時迷子》』:約束の二人《エンゲージ・リンク》と呼ばれた、紅世の徒・彩瓢 フィレスと、人間 ヨーハンが生み出した、『毎夜零時に所有者の存在の力を回復させる』宝具。この宝具を生み出した際、ヨーハンはそれを自身に取り込み、ミステスとなった。
とある戦いでヨーハンが消滅したため、零時迷子は無作為に転移。徒に存在の力を喰われた事でトーチとなった悠二の体内に入った。

注2『トーチ』:紅世の徒に存在の力を喰われた人間の残り滓。本人の代替物といえるトーチをその場に配置する事で、その場にいた人間の存在が消える事で大きくなる、世界の歪みの進行を緩やかにする事が出来る。
フレイムヘイズは世界の歪みを察知して徒を追うため、その目を誤魔化すため徒がトーチを配置する場合もある。

注3『燃えと萌えを兼ね備え〜』:作者である高橋氏は、『鋼の錬金術師』の作者、荒川弘氏との酒の席で、「燃えと萌え、両方大好きなんじゃー!」という名(迷?)言を残している。荒川氏はその発言に、いたく感銘を受けたとか、なんとか・・・。

「フレイムヘイズだってfigmaになる。」(天壌の劫火 アラストール談・・・嘘)
さて、これだけ作品にハマれば、キャラクターのフィギュアが欲しくなるのは自明の理、なのだが・・・

キャラクターのフィギュアというのはこの場合、美少女フィギュアというジャンルのものになる。こういったフィギュアは、大抵どれもこれも可動の無いフィギュアで鑑賞専用といった趣で、そのうえフィギュア化されるシチュエーションは、水着だのパジャマ姿だの、きわどい物ばかりなので小心者の俺には敷居が高すぎるし、値段も高い。故に手が出せずにいた。(ちゃんときわどくない物もあります!)

アクションフィギュアが好きな俺としては、美少女フィギュアだって可動して欲しい。そのうえで造型と両立されており、お値段も手ごろな物が理想的である。関節の保持力も高ければ、文句も無い。そういう点で言えばfigmaは 、まさに理想が集約されたアイテムであった。

で、この度、大好きな作品のヒロインが、理想的な形で商品化された。それが今回紹介する、figma シャナ(炎髪Ver.)である!

シャナ(炎髪)正面 シャナ(炎髪)背面

着ている服は、シャナや悠二が通う御崎高校の制服。冬服のくせに何故かヘソ出しルックで、その上スカートが短いという、美少女フィギュアというジャンルにいまだ免疫が無い俺には、目のやり場に困る仕様となっている。

サイズ自体は以前購入したfigma セイバーと大差は無いのだが、頭部を大きめに作ることで、シャナのそれらしい体型(注4)を再現している。

体型比較
セイバーとシャナの体型を比較してみる。
頭を大きめに作ることでシャナのロリ体型を再現しているのがわかる。

制服のリボンにはシャナと契約し、彼女に異能の力を与える紅世の王・アラストールの意思を表出させるペンダント型の神器、コキュートスが取り付けられている。

神器・コキュートス
この神器を介してシャナにとっての父であり、兄であり、師でもあるアラストールと会話する。
冥界にあるという、もっとも過酷な永久凍土とは一切関係ありません。(それは聖闘士星矢だ!)

ペンダント型の神器なので、本来ならばチェーンなどで首から提げているのが正解なのだが、このサイズで首にチェーンを提げるとかさばるという判断から、こうなっているようだ。ここは意地でも、チェーン的なパーツで付けて欲しかったような・・・。

フレイムヘイズとしての二つ名に『炎髪灼眼の討ち手』とある通り、その髪は炎のように紅く、瞳もまた紅く燃えている。この最大の特徴とも言える炎髪は、一部のフィギュアと同じく、クリアー素材で成型されており、グラデーション処理によりその雰囲気が余すところ無く再現されている。

炎髪
シャナの炎髪がかなりのレベルで再現されている

また、髪の毛には左右に開くように可動が設けられており、風にたなびく髪といったような趣で飾る事も可能となっている。

風にたなびく炎髪

ただし、クリアー素材で成型されている髪は先端がとても尖っているので、どこかで引っ掛けたり、無理な力が加わって破損させたりしないよう、取り扱いにはくれぐれも注意されたし。なお、もみあげ部分は軟質素材で出来ているので、可動の妨げにはならない。

髪の長いキャラクター共通の欠点というか何というか、首の可動が制限されており、上を仰ぎ見るようなポーズに出来ないのが残念なところか。また、髪がえらく重く、重心が後ろよりとなっているので、自立させるのが多少厳しかったりもする。

シャナさんのフィギュアを観賞するうえでついつい眼がいってしまう絶対領域、というか、ハイニーソックスとフトモモの境目は段差になっている。そこまで頑張ってくれんでも塗り分けで十分な気もするのだが、こういうところにも力を入れるのが『よく動く、キレイ』をキャッチフレーズに掲げるfigmaのfigmaたる所以という事なのだろう。

禁断の絶対領域

ここからは付属物について見ていこう。まず最初に紹介するのが、figmaシリーズで毎度おなじみの、ロゴ入りスタンド。本体の広い可動範囲を活かしたポーズをとらせるのに役立ってくれる。

シャナのハイキック!
モモタロス「み、見えた・・・!」

シャナ「なに見てんのよ!」

正面から見ようものなら、確実にこちらにも飛び火しそうなので、この角度から。

今回はこのスタンドに、さらにジョイントパーツが別に付属。これを使えば支柱を横に向けることも出来るので、シャナの長い炎髪に干渉することなく、ポーズをつけることが出来る。

スタンド用ジョイント

デフォルトで本体にセットされている手首の他、交換用の手首が左右にそれぞれ4個ずつ付属。いずれも可動軸が設けられており、微妙な角度をつけることが可能となっている。例によって交換用手首はホルダーにセットされているので、紛失する心配は少ない。

交換用手首+ホルダー
右から、握り拳、刀保持用、指差し、開き手

なお、発売日当日に俺が入手したシャナは、初期不良なのか入れ間違いなのか、刀を持たせるための穴あき手首が二個とも左手用になっていた。そんな時は慌てず騒がず、販売元であるグッドスマイルカンパニーに問い合わせよう。割と丁寧に対応してくれるぞ。

表情パーツはデフォルトの顔の他、敵を睨みつけるかのような顔が一種付属。こちらも戦闘シーンなどの再現に使えそうな凛々しいお顔である。

交換用表情パーツ
figmaシリーズのお約束、例によって前髪パーツを外してから取り替える。

武器としてシャナが戦闘に用いる、その名前の由来(注5)にもなった大太刀の宝具、贄殿遮那 にえとののしゃなが付属。交換用手首、表情パーツと組み合わせる事で、劇中の様々なシーンを再現することが出来る。字面は同じ《宝具》でも、英雄としての象徴であるFate/stay nightの宝具とは全く関係無いぞ!

敵に名乗りを上げるポーズ
右:刀保持用、左:指差しで、敵に名乗りを上げるポーズ。

刀を構えるポーズ
左手を開き手にして、大太刀を構えさせてみたり。

また、ホルダーにセットされている交換用手首の他に、軸部分に角度のついた保持用手首が左右両方に付属。これのおかげで大太刀を持たせたポーズにより表情をつけることが可能となっている。

刀を振りぬくポーズ
角度のついた手首のおかげで、大太刀を振りぬくポーズや、

突きの構え
突きの構えなど、色々バリエーションが増える。

大太刀の保持用手首は差込みがかなりきつめなので、両手持ちなど無理のかかるポーズはさせない方が良さそうである。前述した「手首パーツの入れ違い」について問い合わせた時に、ついでにこの事について対処法を質問したところ、またも丁寧に「冬場はPVC素材が硬くなりますので、暖房器具や熱湯で温めながら遊んでください。」と、返答を頂いた。

で、言われたとおりに温めてみたが、全然持たせやすくなるような気配は無かった。と、言う訳で、少々強引な気もするが、俺のは棒状に丸めた紙ヤスリで穴あき手首の内側を削り、刀を持たせやすくしてある。こうした方が柄の塗装がはげる心配も激減するので、試してると良いだろう。

ただし、これまたいつものパターンだが、改造やら修理なんてものは、自身の責任で行っていただきたい。「言われた通りにやったのに、壊れた!」と、クレームをつけられても、こちらには責任の取り様がないからな。

これはネタなのか、何なのか。シャナの大好物、メロンパンも付属。メロンパンには微妙にかじった跡まであるという凝り様で、平手を使ってそれっぽく持たせることも出来る。

シャナとメロンパン
シャナ曰く、カリカリ(クッキー生地の部分)とモフモフ(パン生地の部分)を
バランスよく食べるのがメロンパンのおいしい食べ方・・・らしい。

シャナとメロンパンA
モモタロス「俺にも少し分けて・・・」

シャナ「なによ。あげないわよ!」

シャナさんはメロンパンを絶対死守する構えのようです・・・。

シャナの炎髪灼眼は、フレイムヘイズとしての力を使う時(主に戦闘時)に現れるもので、普段は黒髪に黒い瞳となる。こちらの、いわゆる黒髪Ver.は、『フィギュアマニアックス』などの誌上通販、及びオンラインショップ『電撃屋』でのネット通販のみの限定品となっている。現在(2008年12月)は受注受付を終了しており、手元に届くのは3月頃になるとの事。今から楽しみである!

・・・と、楽しみに待っていたら、とある情報が舞い込んできた。黒髪Ver.の発送開始が2月初旬になるというのだ! 発送開始は3月下旬になると聞いていたので、約2ヶ月もの繰上げとなる。何があったのかと調べてみると、電撃ホビーマガジンの誌上通販のページにこんな記述があった。

『figma シャナ黒髪Ver.は、商品の生産が予定よりも早く終了したので(以下略)』

『商品の生産が早く終了した』ということは、裏を返せば『注文数がそれほど多くなかった』って事になるのでは・・・? いちシャナファンとしては、複雑な気分な訳で・・・

シャナさんテレ顔
「なによ! 早く届くのに越した事は無いでしょ!!」

ごもっとも。ってなわけで、黒髪Ver.の紹介もしておこう!

黒髪Ver.正面 黒髪Ver.背面
原作文中で「冷えた鉄のように黒く〜」と表記される黒髪は、黒とブラウンのグラデーションで再現。

宝具・零時迷子のミステスとして、徒に狙われる事になった悠二を護衛するため、存在の消えかけていたトーチ、平井ゆかり自身の存在を割り込ませた姿。事情を知る悠二からすれば、背格好諸々、本人とは全く違うので丸わかりなのだが、周囲の人間は彼女を《平井ゆかり》と認識。クラスメイトは平井さん、ゆかりちゃんなどと呼ぶ。

髪と瞳のカラーリング以外は炎髪Ver.と大差がないように見えるが、前髪の形状が炎髪Ver. と違っている。また、神器・コキュートスのカラーも能力の非開放時をイメージして、黒く変更されている。

炎髪Ver.の前髪と形状比較 黒いコキュートス

交換用の表情パーツは頬を赤く染めた顔に変更されている(ツンデレ顔と命名)となっている。こうなってくると、ついつい「どっちが可愛い?」だの比べたくなってしまうわけだが、一介のシャナファンならばここは、そんな不毛な比較よりも、炎髪Ver.と並べて、《戦いに赴くフレイムヘイズ》と、《恋する一人の少女》という、シャナの二面性を存分に堪能しようじゃありませんか!

炎髪と黒髪でツーショット
前髪と付属の表情パーツが違うだけでこの違い。
2体を並べて『燃えと萌え』を兼ね備えるシャナを堪能しよう!

シャナの大好物・メロンパンももちろん付属。炎髪Ver.と違って、こちらはかじった跡がない、丸いメロンパンとなっている。

メロンパンを食べようとするシャナ
「なによ、物欲しそうにジーッと見て。食べにくいでしょ!」

これらの他に、炎髪Ver.と同じく、大太刀・贄殿遮那、交換用手首が左右それぞれ5種類ずつ、専用ジョイントつきスタンドが付属する。ツンデレ顔で大太刀を構えてもあんまり似合わないので、付属物は大太刀ではなく、学生鞄とかの小物でも良かったんではないかと思うんだが、どうだろうか?

今回も可動範囲はそれなりにあって、かつ、可愛く作られており、かなり満足のいく一品となっているのだが、何かが足りないとは思わないだろうか。そう、炎髪灼眼の討ち手が戦闘時に纏う自在の黒衣・夜笠よがさが付属していないのだ!

シャナは戦闘に赴く際、大抵の場合この夜笠を身に纏う。四次元ポケット的な能力を持つ夜笠から太刀を取り出す。故にシャナには絶対付属すべきアイテムだと思っていたんだが・・・。

と、いうわけで、次は是非とも(figma フェイトと同様に、着脱式のパーツとして )夜笠を付属したバージョンを発売してほしいものである。その時には本体を御崎高校夏制服に変更、飛行時に背中に現れる炎の翼などを付属した豪華仕様になっていればなお嬉しいと思う。欲を言えば、交換用の表情パーツも一つだけでは十分とはいえない。シャナはコロコロ表情が変わるので、最低でも2個は欲しかった。別バージョンが出るなら、その辺りにも期待したい所。

黒髪Ver.の方は誌上・オンライン通販限定で、申込期間も限定であったため、例によって転売屋さんが跋扈している。ネットオークションを見てみると、出品価格からして二倍以上の値がついており、即決価格は10500円! 誰が買うんだ、こんなモン・・・。あ、買えなかった人たちが群がるんですね。わかります。

個人的にはシャナ一人だけにはとどめず、《弔詞の詠み手》マージョリー・ドーや、《万条の仕手》ヴィルヘルミナ・カルメルなどの他のフレイムヘイズ、ミステス・坂井悠二などの仲間も欲しいところ。商品化が叶ったら、前二つはともかく、「男なんか誰も欲しくない!」とか、言われそうだがな。敢えての吉田さん(注6)でもあり!?

『なのは』や『ハルヒ』だけじゃなく、『シャナ』もシリーズ化してほしいよぉぉぉぉーーーーッ!!

注4『それらしい体型』:紅世の王と契約し、フレイムヘイズとなった契約者は、過去、現在、未来の自己の全てを王に捧げるため、身体の成長・老化は契約したその時点で停止、基本的に不老の身体となる。
本人曰く、リアルタイムで高校に通うような年齢であるシャナだが、契約した時の年齢は推定10〜12歳前後であるため、いわゆるロリ体型なのである。

注5『名前の由来』:赤子の頃に拾われ、将来、アラストールと契約し、炎髪灼眼の討ち手として相応しい者となるべく育てられてきた彼女には、名前が無かった。そんな自分を「ただのフレイムヘイズ」と卑下するような言い方をする彼女に、悠二が贄殿遮那から名前をとって、シャナと名付けた。(存在が消滅した《平井ゆかり》と区別する意味もあった。)

注6『吉田さん』:本名、吉田一美(ヨシダカズミ)。シャナや悠二とはクラスメイトで、悠二に想いを寄せる。シャナとは悠二を巡って反目しあっていたが、互いの悠二への想いを確認すると、お互いを認め、友達(兼、恋敵・戦友)となる。
料理が得意で、悠二に毎日お弁当を作ってきたり、勉強会などで皆が集まる際にはその腕を存分に発揮する。弟への誕生日プレゼントとしてお手製のブックカバーをプレゼントするなど、裁縫も得意な様子。
家庭的な女の子という意味では、全ての面でシャナを上回っている。また、他のクラスメイトにからかわれるくらい、胸が大きい・・・。(シャナ的にはそこら辺もコンプレックスのタネ。)シャナ曰く、『今まで戦ってきた、どの紅世の徒よりも手強い強敵。』

「そう、私はフレイムヘイズよ。」(戻る)