RG スカイグラスパー

ROBOT魂 パーフェクトストライクガンダム

バンダイ RGシリーズ

定価:2625円(税込)

ROBOT魂 パーフェクトストライクガンダム 定価:4725円(税込)

RG スカイグラスパー
大空の覇者、スカイグラスパーがRGで登場!
ストライカーパックをストライクに装備せよ!!

キラ「ムウさん、デンチ!」(某電童風に)
21世紀のファーストガンダムというコンセプトの下デザインされたストライクガンダムは、バックパックを換装することで状況に応じた武器を使用することができる。このストライクガンダムのバックパックはストライカーパックと呼ばれ、ストライクガンダムに追加装備を施し、さらにバッテリーとしても機能する。基本的にストライカーパックの装備はアークエンジェル内で行われるが、戦況に応じてストライクのサポートメカであるスカイグラスパーがストライカーパックを運んでくる。今回は、このストライカーパックとスカイグラスパーを紹介しよう!

ヘリオポリスから脱出したアークエンジェルは、第8艦隊と合流し補給を受けていた。その際に搬入されたのが、スカイグラスパーである。スカイグラスパーは合計2機がアークエンジェルに搬入され、1号機はエンデュミオンの鷹と呼ばれるムウ=ラ=フラガの乗機となり、2号機はカガリ=ユラ=アスハトール=ケーニヒが搭乗した。フラガが元々乗っていたメビウス・ゼロは宇宙用の機体で、地上では使用できないため、地球降下後はこのスカイグラスパーが主力となる。

スカイグラスパーの主な任務はストライクガンダムの支援とストライカーパックの運搬である。これは前年に福田氏が監督をしていたスーパーロボットアニメ、『GEAR戦士 電童』に登場したセルファイターと同じコンセプトである。エンデュミオンの鷹と名だ高いフラガは、電童の吉良国よろしくストライクガンダムにデンチを運んでくるわけである。

このスカイグラスパーは、PGで立体化されている。PGのストライクガンダムは本体だけの発売で、ストライカーパックは付属しなかった。そこで、別売でスカイグラスパーを発売することでそのキットにエールストライカーを付属させ、晴れてPG ストライクはエールストライクになることができたのだった。

一方、ストライカーパックはHGシリーズでは立体化されなかった。同じ1/144サイズのコレクションシリーズでは立体化されHGのエールストライクにも装着可能だったが、安価のシリーズであるため塗装やパーツ分割に難があった。また、1/100ではすべてのストライカーパックが立体化されたものの、わざわざ本体まで付けて別キットとして発売してしまったため、本体を3回も作らなければならない仕様だった。これを反省したのかMGでは、エールストライクがリリースされた数年後にソードとランチャーパックがセットで発売され、本体は2体で済むというところに落ち着いた。

その後、2011年になって発売されたRG エールストライクガンダムでは、PGの例に倣い同じシリーズでスカイグラスパーをリリースすることでソードパックとランチャーパックが同時に手に入るという仕様になった。まずは、スカイグラスパー本体を見てみよう。

RG スカイグラスパー 前 RG スカイグラスパー 後

RG スカイグラスパー 横
実際の航空機を基に設定を考証したスカイグラスパー
細かいディティールが映える逸品に仕上がっている

1/144サイズでは初めて立体化されたスカイグラスパーだが、RGの「実際にその機体が現実に存在したら」というコンセプトの下、航空機を基にしてデザインされている。キャノピー部はアンダーゲート仕様となっておりゲート跡が目立たないように工夫が加えられており、アニメのデザインを基に複雑なパネルのモールドが施されている。色分けも完ぺきで、塗装を施さなくてもパッケージの写真の通りになるように色分けされている。

後部の翼は連動して展開することが可能で、巡航形態から高速形態にすることができる。機体底部後方のバーニアは上下に可動させることが可能である。また、ストライカーパックを装備するときは翼を展開し、高速形態の状態で各種の武器を装着する。

サイズの都合でランディングギアを収納させることは出来ないが、ランディングギアがある装甲部分をランディングギアに取り付けることが可能である。ランディングギアを装備すれば、発進シーンを再現することも可能である。

スカイグラスパー発進!
ミリアリア「スカイグラスパー1号、発進位置へ。進路クリア、フラガ機どうぞ!」

フラガ「よっしゃ!出るぞ!!」
ロールオーバーで画像が変わります

デザイン上で特筆すべき点は、スカイグラスパーの主翼部分の形状がストライクガンダムと同じ形状になっていることである。これは、ストライカーパックを装備するのだから当然で、ストライクと同じくフレーム部を上下可動させることが可能である。これで、ストライカーパックを装備させることが可能となっている。

ムウがストライカーパックを装備する場合、好んでランチャーパックを装備している。ランチャーパックを装備すると機動力が落ちる分、火力が増し備え付けられているアグニでMSを撃破することも可能となるからである。

スカイグラスパー(ランチャー) 前 スカイグラスパー(ランチャー) 後

スカイグラスパー(ランチャー) 左 スカイグラスパー(ランチャー) 右
ランチャーストライクのアグニはスカイグラスパー時でも発射可能

このランチャーストライクのパックを装備する場合、翼に補助パーツを噛ませてランチャーの肩部を装着する。これはストライクガンダムにランチャーパックを装備させる時も同様である。

補助パーツ
ストライカーパックに対応するためにグレーのフレーム部が可動するようになっていたわけですね

もう1機配備されているスカイグラスパー2号機は、カガリの性格からかソードパックを装備してしばしば出撃した。

スカイグラスパー(ソード) 前 スカイグラスパー(ソード) 後

スカイグラスパー(ソード) 左 スカイグラスパー(ソード) 右
ソードパックを装備すると、戦闘機で格闘戦が可能になる

戦闘機に格闘専用の武器を装備するというのはナンセンスだが、機体底部に備え付けられたアンカーを使用し、対艦刀を縦にして切り裂くという戦法を取ることができる。この技の再現のために対艦刀の柄は展開することが可能となっている。

攻撃形態
機体底面にあるアンカーで敵を掴み、アンカーの巻き戻しの力を利用して対艦刀で切り裂く
この技でカガリはレセップス級にダメージを与えた

ソードパックを装備する際、機体底面にシールドを補助パーツを使って取り付けるのだが、補助パーツの取り付け部がゲート跡に見えてしまい筆者は片側をうっかりやすりで削ってしまった。スカイグラスパーは細かい出っ張りをデザインに盛り込んでおり、この部分が一見するとゲートと見間違えてしまうのである。この部分がなくなると取り付け出来なくなるので、気を付けよう。

このスカイグラスパーには別売りのエールストライクガンダムに付属するエールストライカーも装着することができる。バックパックを機体の後に取り付け、シールドとビームライフルは補助パーツを取り付けて機体の両サイドにセットする。

スカイグラスパー(エール) 前 スカイグラスパー(エール) 後

スカイグラスパー(エール) 左 スカイグラスパー(エール) 右
エールパックを装着することにより、機動力が大幅にアップする

この補助パーツを取り付けるために機体の主翼にはスライド機構が設けられており、後にバーニアをスライドさせるとこの補助パーツを装着するためのジョイントが現れる。ここに補助パーツを取り付けてシールドとビームライフルを取り付けるのである。

使用しないストライクパックは、専用の台座パーツに取り付けてスタンドパーツにディスプレイすることもできる。ストライク・スカイグラスパーに取り付けると1つパックが余ってしまうので、その余剰分を持てあまさないようにという配慮だろう。

ディスプレイスタンド

ストライカーパックも付けられますとは、俺は宅配便かぁ〜?
スカイグラスパーに付属しているストライカーパックは、もちろんストライクガンダムに装着させることができる。ランチャーパックを装備したストライクガンダムはランチャーストライクガンダムと呼ばれる。

ランチャーストライク 前 ランチャーストライク 後
ストライクガンダムの砲戦使用であるランチャーストライク

ランチャーパックはストライクが初めて装備したストライカーパックで、主力武器はバックパックに接続された320mm超高インパルス砲「アグニ」である。このアグニはバックパックとアームで接続されており、アームを介して手に持たせることが可能である。

320mm超高インパルス砲「アグニ」 320mm超高インパルス砲「アグニ」
一撃の威力が高い遠距離攻撃用の高出力ビーム砲

アグニの威力は強力で、コロニーのシャフトを一撃で破壊するほどである。ただし、アグニは威力と引き換えにエネルギー効率が非常に悪いのが弱点である。

右肩にはコンボウェポンポッドが追加されている。この武器は、接近戦に弱いランチャーストライクに敵を近づけさせないための牽制用の武器で、上の部分には120mm対艦バルカン砲が、下の部分には350mmガンランチャーと呼ばれるミサイルが装備されている。

ソードパックを装備すると、ソードストライクになる。この形態は格闘戦に重きを置いた形態で、飛び道具の類は装備されていない。

ソードストライク 前 ソードストライク 後
格闘戦に特化したストライクガンダムの姿

この形態での主力武器は15.78m対艦刀「シュベルトゲベール」である。このシュベルトゲベールは、その名の通り対戦艦用に開発された近接専用の武器で、ビーム刃と通常の刃で敵機を切り裂くことができる。ヘリオポリスの戦いでは、ミゲルの乗るジンをこの形態で撃破している。

ビーム刃はピンク色のクリアパーツで再現されており、ストライクガンダムの幅広い可動範囲を利用して両手持ちも可能である。

15.78m対艦刀「シュベルトゲベール」
取り回しに難があるものの、MSを一撃で真っ二つに切断可能

ストライクガンダムに付属する可動指の手首ではアグニやシュベルトゲベールの重さに耐えきれないため、専用の持ち手パーツが付属している。これらの武器を持たせる時は、この手首パーツを装着するようにしよう。

ソードストライクの左肩アーマーにはビームブーメラン「マイダスメッサー」が装備されている。このビームブーメランの刃もクリアパーツで付属している。

ビームブーメラン「マイダスメッサー」

また、シールドパーツにはロケットアンカー「パンツァーアイゼン」が備え付けてあり、相手を補足することができる。

ロケットアンカー「パンツァーアイゼン」
モラシム隊との二度目の交戦のときに使用した装備
ロールオーバーで画像が変わります

キットでは射出を再現するためにリード線が付属している。このリード線は自在に曲げることができるので、アンカーに表情を付けることが可能である。また、先端のクロー部分は展開することができる。

このようにスカイグラスパーはRG エールストライクガンダムの武器セットという役回りで、劇中のストライクの装備を完全再現することが可能である。ストライカーパックがあるのとないのとではプレイバリューが雲泥の差なので、RGストライクガンダムを買う時は必ずスカイグラスパーも購入したい。

どうせ俺は新米だけどね!
21世紀のファーストガンダムと謳われたストライクガンダムだが、途中から扱いがだんだん悲惨になっていった。いや、1クール目での撃墜数もそれこそジン2機だけで、ある意味悲惨だったのだが。(注1)番組中盤ではもう一人の主人公アスラン=ザラの駆るイージスガンダムと同士討ちになって、それ以後キラはザフト製ガンダムのフリーダムガンダムを奪取し、これに乗り換えた。ストライクのほうは中立国のオーブ首長国連邦で修理、OS(注2)をナチュラル専用の物にされフラガが乗ることになった。

それ以後、出番が激減し後方支援などでフリーダムガンダムの影でひっそりと活躍をしていたが、番組終盤では因縁の敵であるラウ=ル=クルーゼの乗る新型量産型MSゲイツ(マイク○ソフ○社の社長とは一切関係なし)にこてんぱんにやられ(注3)、最終決戦時には同じくクルーゼの乗るプロヴィデンスガンダムドラグーンシステムのオールレンジ攻撃でぼろぼろにされてしまう。

これではストライクガンダムの出番があまりに足らないということで、HDリマスター版ではオーブ攻防戦の際に、ストライカーパックをすべて搭載したパーフェクトストライクが登場した。これは、全面的に作画演出が見直され、アグニでストライクダガー3機をなぎ払うなどのフラガの初陣を華々しく強化した。

このパーフェクトストライクの元々のコンセプトは、BB戦士のオリジナル形態スーパーストライクガンダムにさかのぼる。これをHDリマスター化に合わせて登場させたものである。リマスター化のアイキャッチで登場し、監督のいつもの鶴の一声で本編にも登場する運びになった。すべてのストライカーパックの武装をエールストライカーに集約し、追加バッテリーを装備させてオーブ防衛線に出撃した。この形態のエールストライカーはマルチプルアサルトストライカーと呼ばれる。

このマルチプルアサルトストライカーは、アークエンジェルが大気圏に突入する直前、スカイグラスパーが補給された時同時に配備されたという設定がプラモデルの説明書で説明されている。このとき、キラはこの装備を一目見ただけで重量が増すことと重武装による取り回しが悪いことを見抜いたということが述べられている。

元々、アイキャッチ用にメカ作画監督である重田智氏がデザインしたもので本編に登場させ動かすつもりはなかったため、パーフェクトストライクが登場するとき現場はヒイヒイ言っていたそうである。しかし、全部載せ形態というのはメカ好きにはそそるものがあり、合計して2話だけの登場だったが、カラミティガンダムとシュベルトゲベールで切り合ったりなどの活躍も見せた。

このおいしい機体を商品化しないわけはないということで、このパーフェクトストライクはまずプラモデルで発売されることとなった。リマスター化に合わせて再販されたSEEDプラモデルの追加シリーズとしてHG パーフェクトストライクが2013年2月に発売された。これは旧キットに追加パーツを付属させたもので、基本的に10年前のキットであるが故に今のキットと比べるとキットの色分けや可動範囲は非常にきつい。また、バッテリー部も白一色で塗装する必要がある。

その1ヶ月後の3月には、ROBOT魂版のパーフェクトストライクが発売された。こちらは、元々発売されていたROBOT魂 エールストライクガンダムを改修し、エールストライカーをマイナーチェンジしたマルチプルアサルトストライカーとプレミアムバンダイ限定だったストライカーパックセットの内容を収録したものである。

ROBOT魂 パーフェクトストライク 前 ROBOT魂 パーフェクトストライク 後
出来がよいと評判だったエールストライクに限定のストライカーパックが付いた豪華版

追加バッテリー
ゴジラのひれみたいに追加バッテリーが並べられている
使用したバッテリーは適宜切り離していくことも可能

ストライクガンダム本体はエールストライクとほぼ同じ可動範囲を誇っているので、劇中に見せたケレン味あるポーズをそのまま再現することが可能となっている。ただし、胸パーツの可動範囲がマルチプルアサルトストライカーを装備するため狭くなっているのが難点である。

立て膝 シュベルトゲベールの両手持ち

各種のストライカーパックの装備が付属しているが、肝心のバックパックが付属していないので、ソードストライクとランチャーストライクは再現することができない。これは限定商品を買った人のための配慮であろう。また、エールストライクに付属したビームライフルとシールドも付属しているが、バッテリーパーツが付いている都合上エールストライクも再現できない。しかし、限定品で付属していたパース付きシュベルトゲベールも付属しているのでアイキャッチのパーフェクトストライクのポーズも取らせることが可能である。

アイキャッチのポーズ
通常のものより長く造形され、先端が太く後が細くなっているパース付きシュベルトゲベール
一般販売の商品に付属するのがうれしいところ

アグニの方は、取り付け用のアームがフレキシブルに可動するため自由度の高いポーズを取らせることができる。

可動アーム 通常時の位置
各関節は金属製の軸と小さいボールジョイントで接続されている

アグニを構えたところ
複雑な軸接続のおかげでアグニの角度が自由に決められる

同じくシュベルトゲベールもバックパックに取り付けることが可能なのだが、私の持っている個体は塗装が厚ぼったくなっているせいでバックパックへの取り付けが非常に硬かった。対処としては穴の中の塗装をやすりで削ったが、軸はプラ製なので折ってしまわないように注意しよう。

このほかにボーナスパーツとして、バズーカが付属している。このバズーカは、アークエンジェルが紅海を横断している最中のモラシム隊との水中戦で使用したものである。この装備はテレビシリーズで1回しか登場せず、その目立たなさからなかなか立体化に恵まれなかった装備である。

バズーカ砲
プラモデルでは付属しなかったマイナーな武器も付属する

このバズーカもポージングを考慮した作りになっており、グリップ部が可動するのはもちろん、砲身の前部にあるサイドグリップは360度回転するようになっている。これにより、両手持ちがどちらの腕を使っても決まるようになっている。
両手持ちその1 両手持ちその2
グリップが可動するので角度の調整が可能
またサイドグリップは根元が360度回転する

また、ストライクガンダム本体にもバズーカを取り付けられるように腰部分にジョイントができている。

腰への取り付け

重田氏は本編への登場を考えずにデザインしたと言っていたが、立体化した場合のパーフェクトストライクは武装が多くなって自立が困難になる上に、バックパックの武装を懸架するパーツが干渉してしまい、通常のエールストライクよりも可動範囲がどうしても狭まってしまっている。アニメとしては、線が多くなって動かすのが非情に大変である都合のためか、パーフェクトストライクは宇宙に上がってからは登場せず、テレビシリーズと同じ武装で戦い抜いた。

俺は奇跡を起こす男だ
番組後半ではやられてばかりだったが、最後の見せ場があったのが不幸中の幸いか。母艦のアークエンジェルが敵艦のドミニオンのローエングリン(注4)で撃沈されそうになった時に、プロヴィデンスとの戦いで手傷を負いながらもアークエンジェルの盾となって果てた。艦長のマリュー=ラミアスと恋仲だったのだが、愛するもののためにわが身を犠牲にしたというわけである。

ローエングリンを受け止めるストライクガンダム
フラガへへっ・・・やっぱ俺って・・・不可能を可能に・・・!
ロールオーバーで画像が変わります

(クルーゼも止めを刺さずにいたもんだ矛盾を感じたが)私はこういうシチューエーションに弱くて、私にとっての種ガンダムにおける数少ない名シーンであり、これがMG ストライク購入を決意させたのである。

しかし、この感動的なシーンも続編の『SEED DESTINY』の放送が決定すると、DVD発売時に宇宙空間に漂うヘルメットが削除された。これは続編でムウを出すという都合で差し替えられたもので、またしても制作側の都合でキャラクターの死がなかったことにされたのである。続編で登場したムウは、ネオ=ロアノークを名乗り、連合軍の大佐としてミネルバを執拗に攻撃したのだった。私の感動を返してもらいたいものである。
注1 2回に1回しか戦闘をやっていないという理由もあるのだが、相手が残りのガンダム4体という事もあって、商売の都合上下手に撃墜させられないという事情もあった。2クール目はバクゥなど敵をバリバリ撃墜しているが、ガンダムの強さを見せるのが少し遅すぎやしないだろうか。変に回想(というか過去の回の使いまわし)など入れずに毎回戦闘やれば良かった感じなのだが。これが、作品評価を下げている理由のひとつである。

注2 ガンダムSEEDの世界ではMSの操作はコンピューター制御でOSで行っている。このOSはコーディネーター専用のものであり、ナチュラルが扱うには難しすぎる。ということで、連合はナチュラル用OSを作るのに苦労していたおかげでMSの開発が大幅に遅れてしまったのだ。

注3 その後、そのゲイツも駆けつけてきたフリーダムガンダムにあっけなく切り裂かれてしまい、唖然とした。さらにこれがゲイツ初登場の回だった上に、このゲイツはデザインコンテストの優秀賞で選ばれた物だったのでなおさら。

注4 アークエンジェル搭載の対要塞専用の陽電子砲。ドミニオンはアークエンジェルの黒いバージョン。艦長は元アークエンジェルクルーのナタル=バジルール。ストライクのシールドは対ビーム用のコーティングが施されているのだが、要塞用の高出力ビームを止めてしまうとは、まさに奇跡。

ボウっとしていると次が来るぞ!(もどる)