装着変身シリーズEX
光の王子vs影の王子

激突!光の王子vs影の王子
激突!光の王子vs影の王子!!

ライダー死す!
大怪人ビシュム、大怪人バラオムを倒した光太郎の前に、シャドームーンが立ちはだかる。シャドームーンは世紀王の宿命(注1)に従い、光太郎に仮面ライダーBLACKに変身し、戦う事を強要する。光太郎はかつての信彦を取り戻すべく、戦うことを決意する。

変身1
変…

変身2
…身!!

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名乗り
仮面ライダー、BLACK!!
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シャドームーンvs仮面ライダーBLACK
にらみ合う両者
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自分たちの危機を幾度と無く救ってくれた仮面ライダーの正体が、光太郎である事を知った、信彦の妹・秋月杏子と信彦の彼女・紀田克美も戦いを見届けるために、その場へ駆けつける。
全く互角の戦いを繰り広げる、BLACKとシャドームーン。BLACKの蹴りがサタンサーベルを叩き落すが、戦いはさらにエスカレートしていく。

ライダーパンチ
信彦、俺はお前を倒したくないんだ!!
ライダーパンチ!

ライダーパンチをその身に受け、よろけるシャドームーン。
戦いの様子を見ていた大怪人バロムが加勢しようとするが、シャドームーンはそれを制する。しかし、
「シャドームーン、やはり私の助けが必要なようだな!」 創世王によって放たれた閃光を浴びたシャドームーンは、元の信彦の姿に戻ってしまう。
その正体を知り、驚きを隠せない杏子と克美。BLACKは信彦へと駆け寄る。

元の姿に戻った信彦
BLACK「元の姿に戻ったのか!?信彦!」
信彦「光太郎・・・。」

しかし喜んだのもつかの間、再び閃光に包まれ、信彦は再びシャドームーンになってしまう。シャドームーンは肩に添えられたその手を叩き落すと、BLACKの腹部にチョップを喰らわせる。 BLACKのライダーパンチとシャドームーンのシャドーパンチ、ライダーキックとシャドーキックがぶつかり合う。

ライダーパンチvsシャドーパンチ
シャドームーン「シャドーパンチ!」
BLACK「ライダーパンチ!」

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ライダーキックvsシャドーキック
シャドームーン「シャドーキック!」
BLACK「ライダーキック!」

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お互いに吹き飛ばされながらもなお立ち上がる二人。しかし、先に腹部にチョップを受けていたBLACKは、体勢を崩してしまう。
シャドームーンは地面に突き刺さっていたサタンサーベルを抜き取ると、BLACKに斬りかかる!

斬られるBLACK
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サタンサーベルの斬撃を浴びたBLACKは倒れてしまう。

仮面ライダー、最期の時!@
シャドームーン「ブラックサン、いよいよ最期の時が来たようだな・・・。」
BLACK「の、信彦・・・。」


仮面ライダー、最期の時!A

BLACKは腹を貫かれた事により死んでしまった。
杏子と克美はBLACKに駆け寄ろうとするが、突然の地震に阻まれる。 それはまるで、「仮面ライダーの死」を地球が悲しんでいるかのようだった・・・。

創世王はシャドームーンに、BLACKからキングストーンを取り出すよう命じる。シャドームーンは創世王の指示通り、キングストーンを奪おうと手を伸ばす。しかし、変身が解けた光太郎を目にしたシャドームーンには、それが出来なかった。
まるで、信彦の記憶がそうする事を拒んでいるかのように・・・。

シャドームーン「ブラックサンのキングストーンなど無くても、私は立派に次期創世王になってみせる・・・!」

創世王「愚か者! 一瞬とはいえ人間の姿に戻したばかりに、信彦の心を取り戻したか!」

シャドームーン「違う!そうではない!ただ・・・、できない!」
稲妻に包まれながら消え行くシャドームーン。
シャドームーン「俺はシャドームーン。次期創世王だぁぁっ!!」

シャドームーンが消えた後、杏子と克美は光太郎の亡骸に駆け寄ろうとする。
しかし、目の前で仮面ライダーの姿になった光太郎の亡骸は、再び起きた地震により崖下へと転落。
海の底へと沈んでいった・・・。

仮面ライダーBLACKを失った世界に希望はあるのか!?
人類はこのまま、ゴルゴムに支配されるのを待つしかないのか!?
次回を待て!!

注1『世紀王の宿命』;ゴルゴムでは次期創世王の候補者である二人の世紀王を戦わせて、勝った方を次期創世王としているのである。
ゴルゴム最期の日
BLACKは命を失い、崖の下に転落したが、かつて助けたゴルゴムの怪人、クジラ怪人に亡骸を保護されていた。クジラ族に伝わる命の祠に連れ込まれたBLACKは、命のエキスの力により、新たな命を得た。仮面ライダーBLACKの復活である!

地上に戻った仮面ライダーBLACKは、再びシャドームーンと相まみえる事になる。しかし、相棒のバトルホッパー(注2)が、洗脳されシャドームーンと共に襲い掛かってきた。

バトルホッパーに正義の心を取り戻させるため、キングストーンフラッシュを放つ。

キングストーンフラッシュ
キングストーンフラッシュ!!
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正気を取り戻したバトルホッパーは、シャドームーンを振り落とす。しかし、逆上したシャドームーンはバトルホッパーを容赦ない斬撃を浴びせた。バトルホッパーは最後の力を振り絞り、シャドームーンと共に自爆する。

バトルホッパーの命懸けの攻撃によって、シャドームーンは重傷を負い、近くにいた侍女怪人につれられて、退散していった。

重傷を負ったシャドームーン
離せ、俺はまだ戦える!

シャドームーンが撤退した後、BLACKはシャドームーンが落としていったサターンサーベルを手に、全ての決着をつけに、ゴルゴムの地下神殿へ 向かう。その前に、再びシャドームーンが立ちはだかった!

最期の決戦
シャドームーン「さあ、ブラックサン、決着をつけよう・・・。」
BLACK「やめろ、信彦!その身体でシャドーキックを放つのは危険だ!!」

BLACKの言葉に耳を貸すことなく、シャドームーンは最後の力を振り絞り、シャドーキックを放った。

最期のシャドーキック
シャドーキーック!!
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BLACKはキックを放ったシャドームーンのキングストーンを、サタンサーベルで斬りつけた。

決着のとき
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倒れたシャドームーンに駆け寄るBLACK。シャドームーンはBLACKにサタンサーベルを手に持たせてくれるように頼んだ。

シャドーサーベルを手渡すBLACK
シャドームーン「サタンサーベルを・・・。そいつがねえと、心細くて死ねそうにない。」

しかし、それはシャドームーンの最期の罠だった。サタンサーベルを手にしたシャドームーンは、BLACKにそれを突きつけた。

サーベルを突きつけるシャドームーン

しかし、シャドームーンにBLACKを倒すだけの力は残されていなかった。シャドームーンは、その場で崩れる。

辞世の言葉
ブラックサン、お前は確かに私を倒した。
だが、勝ったなどとは思わないことだ。
お前は、親友を、信彦を抹殺したのだ!
お前はこの苦しみを一生背負っていくのだ・・・。
俺は、次期創世王、シャドームーンだあああああああ!!

シャドームーンが倒れた事を知った創世王は、ブラックサンを次期創世王にしようとするも、BLACKはそれを拒んだ。
創世王は、その身を地球の中心にぶつけ、地球を破壊しようとした。

それに対し、BLACKはサタンサーベルで創世王に止めを刺したのであった。

創世王の死と共に、ゴルゴム地下神殿は崩壊していく。
光太郎は確かに世界を救った
しかし、多くの大切なものを失った光太郎に勝利の喜びは無かった。
光太郎はサタンサーベルを破壊した後、その場から姿を消し、放浪の旅に出るのであった・・・。

次回に続く・・・のか!?

注2 バトルホッパー:光太郎がゴルゴムの基地から脱走する時に、奪ったバイク型生命体。仮面ライダーには無くてはならない、バイクである。光太郎にとっては、かけがえの無い友であり、戦友でもある。
「俺はシャドームーン。次期創世王だぁぁっ!!」(戻る)