聖闘士聖衣神話
双子座の黄金聖闘士

バンダイ 聖闘士聖衣神話シリーズ

ジェミニ サガセットその1

価格6300円(税込み)

聖闘士聖衣神話 双子座の黄金聖闘士
双児宮を守る謎の黄金聖闘士が登場!
聖域決戦の火蓋は切って落とされた
邪悪の矢を受け、倒れたアテナを救うためにも
黄金聖闘士が立ちはだかる十二の宮を突破せよ!
急げ、アテナの聖闘士たち!!

第二の宮、金牛宮の黄金聖闘士アルデバランに敢然と戦いを挑んだ星矢は
見事アルデバランの黄金の角をへし折り、金牛宮通過を許されるのだった

そして第三の宮、双児宮に勇躍突入する星矢たち
しかしそこには聖闘士の姿はなく、その上出口も見つけられず
星矢たちは迷い人のように何度も入り口に戻ってしまうのであった

だが、二手に分かれたキグナスたちの前にジェミニの黄金聖闘士が現れた!

(冒頭部ナレーションより。BGM「銀河戦争」を流しながら、田中秀幸氏の声で読むべし。)

ゼロリ、立つ!もう一つの十二宮の戦い
まじめにふまじめ怪傑ゼロリ(HUYU君の脳内に住む腐女子イマジン。黄金聖闘士の中ではジェミニのサガとアクエリアスのカミュが大好きで、彼らが登場する話は一日1回欠かさずDVDでチェックしている。以下ゼロリ)「オーッホッホッホ。双児宮といえば、私の信奉するサガ様の宮!ということで、今回は聖闘士聖衣神話ジェミニのサガの話をするわよ!!」

射手座サジタリアスのBP(射手座のロリ黄金聖闘士。いつまでたっても発売されないスタジオリングのえっちっちゲーム、「はじめてのおてつだい りにゅーあるばーじょん」の発売日がやっとこさ確定し、一安心している男。以下BP)「勝手にコラムを始めるなああああ!サガは聖闘士聖衣神話の中でも、屈指の出来だからな!3回目からいきなり紹介はせんよ。」

ゼロリサガ様を出せええええええ

BP「うるさい!人の話を聞かんか、ヴォケ!そんなにサガのネタをやってほしくば、自力で教皇の間にたどり着くんだな。もちろん行く手には黄金聖闘士が待ち受けているぞ。」

ゼロリ「サガ様のためなら火の中、水の中。十二宮を這ってでも突破してやるわ!」

BP「もうムウとアルデバランのコラムは書いてしまったから、サービスで双児宮からのスタートにしてやる。そうそう、サガは毎日規則正しくアテナ謁見のために沐浴をするんだけど、その間は教皇の間には入れないんだ。サガが沐浴に入るのは今から10時間後。だから、後10時間以内に教皇の間にたどり着かなければ、サガに会えないぞお。

ゼロリ「オーッホッホッホッ。私の力を持ってすれば十二宮突破など、たやすいもの。サガ様、今行くわあ!

BP「しめしめ、上手いことあの腐女子を黙らせたぞ。これでコラムを書く邪魔はされまい。それどころか、ヤツをダシにしてコラムが書きやすくなりそうだな。まあ、せいぜい手持ちの黄金聖闘士で痛めつけてやるか。」

双児宮!光と闇の迷宮
ゼロリ「サガ様がいないということは、ここ双児宮は無人の宮ね。たやすく突破できるわ。」

BP「そいつはどうかな?」

ゼロリ「オーッホッホッホ。こんなちっぽけな宮ごとき、新開発のブースターであっという間に通過よ。そーれ、ゼロリブースター、オン!これで一気に突き抜けてやるわ」

ドバシューン!

ゼロリ「何だか、同じところをグルグル回っている気がするわね・・・。あっ、出口が見えたわ!」

BP「やあ、お帰り。」

ゼロリ「ちょっと、なんであんたがここにいるのよ!?ってことは、ここは双児宮の入り口!?」

BP「お前、サガのことが好きなくせに肝心なことが抜けているな。双児宮はサガのメディテーション(瞑想)で迷宮になるんだぞ。

ゼロリ「ああ、そういえばさっき同じところをグルグル回っている感覚に襲われたわね。それに、陰と陽の小宇宙も感じたわ。」

BP「まっ、お前ごときではサガには会えないというこっちゃ。あきらめなされ。」

ゼロリ「こんなことでくじける私ではないわよ。そーれ、もう1回ゼロリブースター、オン!」

ドバシューン!

BP「懲りないやっちゃなあ。このまま放っておいてもサガに会えないのは確定コースだけど、コラム的には面白くないので、あの人に登場していただきますか・・・。念能力、宇宙的聖衣神話(コズミッククロスマイス)!!

ゼロリ「うう、また同じところをグルグル回っているわね。あっ、誰かいるわ!」

BP「ああ、この人が双児宮を守るジェミニの黄金聖闘士です。」

ゼロリえっ、サガ様!?

ジェミニの黄金聖闘士 前 ジェミニの黄金聖闘士 後
ジェミニの黄金聖闘士全身像
ジェミニサガの素体Bと黒い顔を使用する

ジェミニの顔
顔が真っ黒なので、誰だかわかりません
まさに謎の黄金聖闘士

ゼロリ「って、誰よこれ?私はこんな黒子を見たいわけじゃないのよ。

BP「何を言っているんだね?この人こそ、双児宮を守るジェミニの黄金聖闘士だ。ちゃんと十二宮編にもハーデス十二宮編にも登場して立派に双児宮をまもってらしたではないですか。この方をどうにかしないと双児宮からは抜けられないぞ。」

ゼロリ「ええーい、こんな黒子を相手にしている暇はないわ。私は一刻も早くサガ様に会いたい。食らいなさい。ゼロリ必殺のトカレフ連射

パーン、パーン、パーン

BP「通常の武器が黄金聖闘士に通じるとでも思っているのか?」

ゼロリ「キャッ、ヒットしたはずの弾が戻ってきたわ!」

ジェミニ「貴様ごとき、教皇の間にたどり着けはせぬ。食らえアナザーディメンション!

ゼロリ「キャアアアアアア。異空間に飲み込まれるうううううう!!!!」

説明しよう!アナザーディメンションとは、小宇宙の力によって異空間に相手を飲み込ませ永久にその異空間にさまよわせてしまう恐ろしい技である!

BP「あーあ。異空間に飲み込まれたよ。あっけなさ過ぎる。もうちょっと手ごたえがあると思ったのに。尺があまりまくったので、ここからは本編の劇中再現をお楽しみください。」

恐怖!異次元への漂流
金牛宮を突破した星矢たちは、続く双児宮へやってきた。双児宮に突入し、黄金聖闘士と会うこともなく突破したかに見えたが、入り口に戻されてしまう。もう一度突入した星矢たちは、陰と陽の小宇宙を感じる。再び双児宮を突破したかに思えたが、今度は双児宮が二つに増えた。まるで、迷宮に迷い込んだ迷い人となった星矢たち。このままでは埒が明かないので、瞬と氷河、星矢と紫龍の二手に分かれ双児宮突破を試みる。

その頃、教皇のまでは教皇がメディテーションに入っていた。実は、この迷宮は教皇が作り出したもの。教皇の小宇宙により双児宮は迷宮と化すのである。

メディテーション中の教皇
教皇「双児宮が貴様たちの墓場だ!」

双児宮をひた走る4人は、ついに双子座の黄金聖闘士と対峙する。そして、今までの迷宮はこの黄金聖闘士が作り出した幻影であると確信したのであった。

立ちふさがる双子座の聖闘士 立ちふさがる双子座の聖闘士
二手に分かれた4人の前に立ちふさがる双子座の聖闘士

目の前に双子座の黄金聖闘士がいるのにもかかわらず、チェーンが反応しないことに瞬は違和感を覚える。しかし、氷河は瞬の警告を無視してダイヤモンドダストを繰り出し、双子座の聖闘士を攻撃するが、全ての攻撃をはじき返されてしまう。

一方、星矢と紫龍のペアは紫龍が盲目だったおかげで出口を発見することに成功する。星矢たちは、なまじ目が見えるので目の前の幻影に惑わされてしまったが、目の見えない紫龍は幻影の姿こそが双児宮の出口であることに気づき、双児宮を抜けることに成功するのだった。

一方の氷河と瞬は、幻影に惑わされ続けていた。氷河はオーロラサンダーアタックを繰り出し、双子座の黄金聖闘士に攻撃をしかけたが、まるで攻撃がすり抜けたようにはじき返されてしまうのだった。再三警告を出し続けていた瞬は、良い迷惑である。そんなこんなで、人の話を聞かない氷河は自らの技で気絶してしまう。

瞬は防御のためにサークルディフェンスを仕掛けるが、チェーンは全く反応せず双子座の黄金聖闘士は、サークルディフェンスを素通りしてしまう。そして双子座の黄金聖闘士は、自身の技アナザーディメンションを放つ。

アナザーディメンション
黄金聖闘士の真の力の恐ろしさをとくと見よ!
アナザーディメンション!
ロールオーバーで画像が変わります

瞬はネビュラチェーンのおかげで異次元空間に飛ばされずに済んだが、気絶していた氷河はそのまま異次元空間に飲み込まれてしまう。

異次元に飛ばされた氷河
鎖に捕まって!氷河ー!!

氷河を異次元空間に吹き飛ばした双子座の黄金聖闘士は、再びアナザーディメンションを放ち瞬を攻撃した。

アナザーディメンション!
さあ、お前も今度こそ飛んで行け、異次元の空間へ!!
アナザーディメンション!
ロールオーバーで画像が変わります

鎖に掴まる瞬だったが、その鎖が徐々に砕けていく。絶体絶命のピンチが瞬を襲うのだった!

吠えろ!攻防一体の星雲鎖(ネビュラチェーン)
鎖が砕かれそうになった瞬間、教皇のメディテーションを何者かが干渉してきた。

メディテーションに干渉する一輝
余のメディテーションを直接頭脳に働きかけ、邪魔したものがいる!!
ロールオーバーで画像が変わります

教皇の瞑想に干渉してきたのは、カノン島で静養していた一輝であった。瞬の助けを求める小宇宙が一輝を目覚めさせたのである。教皇の瞑想が途切れた瞬間、双子座の黄金聖闘士と迷宮は姿を消し、瞬は一命を取り留めたのであった。

しかし、氷河の身を案じた瞬は双児宮にとどまった。程なく幻影が現れ、ジェミニの黄金聖闘士も姿を現したのであった。再び現れたジェミニの黄金聖闘士は、再びアナザーディメンションを放ち、瞬を異次元に飲み込ませようとした。

アナザーディメンションに吹き飛ばされ、再び絶体絶命の危機に陥った瞬であるが、一輝の言葉やアテナとの約束を思い出し、小宇宙を燃焼させた。砕かれたチェーンを小宇宙の力で復活させ、ローリングディフェンスを敷いた。

ローリングディフェンス
左手のサークルはあくまで鉄壁の防御で僕の身を守り
右手のスクエアは敵のどこに隠れていようと必ず見つけ出して攻撃する!
たとえ、どこにいようとだ!

瞬のテーマソング、「ネビュラチェーン〜兄弟の絆〜」をバックに瞬はジェミニに宣言した。

瞬の決意
ボクは人を傷つけることは嫌いだ。
聖闘士となった今でさえ、出来れば身を守るだけで済ませたい。
しかし、この十二宮での戦いだけは別だ!
しかも、相手がボクの大切な友を抹殺しようとするなら、ボクは戦う!
徹底的にね!!

普段、温厚な瞬が初めて牙を剥いた瞬間であった。そして、右手のスクエアチェーンでジェミニに攻撃を仕掛けるのだった。

サンダーウェーブ
倒すのは目の前のジェミニではない
それを操っている異次元の入り口の向こう側にいるやつだ!
そいつがたとえ何万光年彼方に隠れていようとも必ず見つけ出して倒せ!
大宇宙に走る稲妻!アンドロメダ、サンダーウェーブ!!


サンダーウェーブ
何!?このチェーンの形は!?

ジェミニの顔面を捉えたサンダーウェーブは、次元の壁を越えて教皇の間にたどり着き、ついに幻影の元凶であるアーレス教皇に直接攻撃を加えることに成功したのであった!ヒットしたチェーンが、教皇のマスクとロザリオを吹き飛ばした。

倒れる教皇
馬鹿な!時空間を越えてこの余の体に直接攻撃を仕掛けてくるとは!

驚きと怒りを隠せない教皇は、こう言い放つ。

怒りの教皇
おのれ、アンドロメダめ
くちばしの黄色いヒヨッコと思って侮っていたが
もう容赦はせん!

怒りに燃える教皇だったが、そんな彼を何者かの声が制止した。アナザーディメンションで五感を断たれてセブンセンシズに目覚め始めた事、それにより眠れる獅子を目覚めさせたのは他でもない教皇であるとその声は言い放ち、教皇の負けを認めさせた。

負けを認める教皇
良かろう。ならば、双児宮は通してやる!
だが、二度とこの先手加減はせん!!
全力を持って青銅聖闘士の小僧どもを皆殺しにしてくれるわ!
いわばこの余を本気にしてしまったのだぞ、本気にな!!
フハハハハハハハ

幻影の本体を攻撃したことにより、双子座の黄金聖闘士と迷宮は姿を消した。瞬は鎖に絡まったロザリオに気づく。

ロザリオを入手した瞬
鎖に絡まってきたこのロザリオのようなものは、敵が体につけていたものか?
これが敵の正体を知る鍵になるはずだが・・・

かくして双児宮の戦いは、アンドロメダ瞬の勝利で幕を閉じた。そして意味深なロザリオを入手した瞬であったが、このロザリオが本筋に関わってくることは全くなかったのであった。戦いは続く巨蟹宮へと進む。

腐女子の執念!驚愕の教皇
ゼロリ「ああ、異空間に飲み込まれて五感が断たれていくわ・・・。こういうときこそ、セブンセンシズは発揮されやすいのよね・・・。サガ様、サガ様、サガ様・・・。

一方その頃、教皇の間では・・・。

アーレス教皇「ムオッ!この余の頭脳に直接攻撃してメディテーションをさえぎるものがいる!しかも、この恐ろしく猟奇的でいやらしい小宇宙は何だ!?ええーい、気味が悪くて瞑想などやっていられるか!・・・寝る!!

その頃の双児宮

BP「何ッ!?幻影とジェミニの聖闘士が消えていくだと!?まさか、ヤツのサガへの執着が奇跡を起こしたとでも言うのか!?」

ゼロリ「ぜえぜえ、はあはあ。何とか異次元空間から脱出することに成功したわ。あっ、双児宮の出口がはっきりと見えるわ。今よ、ブースターオン!!」

ドバシューン!!

ゼロリ「オーッホッホッホ!私のサガ様への愛が奇跡を呼んだのよ。これで双児宮は突破ね!待っていてサガ様ぁぁぁぁぁ!!」

BP「ムウウ。恐るべし腐女子の執念。まあ、良い。次の巨蟹宮の黄金聖闘士も並大抵では攻略することは不可能だぞお。首を洗って待っているが良い!!」

そーら、口を開けて待っているぞ!異次元の入り口がな!!(もどる)