聖闘士聖衣神話APPENDIX
ペガサス星矢(最終青銅聖衣)
聖闘士聖衣神話APPENDIXシリーズ
価格1980円(税込み)
某中古ショップ価格2080円(税込み)
繰り広げられる死闘!
アテナの元へ急げ、星矢!
冥界・・・。
冥王ハーデスが支配する死の世界。
光なき嘆きの世界へ降り立った少年たちの戦いは激しさを増し、運命にすら翻弄されようとしていた。
冥王ハーデスとなったアンドロメダ瞬!
第六獄(プリズン)へと向かうドラゴン紫龍とキグナス氷河!
コキュートスの氷地獄へと落とされたペガサス星矢!
そして第五獄では・・・!!
(冒頭部ナレーションより。田中秀幸氏の声で読むべし!)
辛苦のゼロリ伝説
ある日、BPが最近お気に入りの聖闘士聖衣神話のカタログを見ていました。
射手座サジタリアスのBP(射手座のロリ黄金聖闘士。対談コラムにおける出番がなくなりつつあり血の涙を流し慟哭する毎日に明け暮れていたが、「対談なんてでっち上げちゃえばいいじゃーん。」と割り切るに至り、目立とうと画策する小物。以下BP)「いやあ、最近のフィギュアの造型は恐ろしいほど進歩しているな。聖闘士聖衣神話の黄金聖闘士イケメン勢の再現率は、異常に良くなっているしなあ。ぜひとも12体そろえて、コラムで劇中再現をしてやる。ムフフフフ。」
パーン、パーン、パーン
BP「ムオッ!危ないところだった!この銃弾は、まさか!」
まじめにふまじめ怪傑ゼロリ(おうし座のロリ黄金聖闘士HUYU君の脳内に住むはずのイマジン。だが、対談の都合上、どこからともなく現れるメイワクな腐女子イマジン。以下ゼロリ)「はっはっはっはっはっは。ご名答。まじめにふまじめ怪傑ゼロリ様のご登場よ。その小さい目玉でよく凝視する事ね!」
BP(怪訝そうな顔で)「お前、HUYU君の脳内に住んでいるんじゃなかったのか?」
ゼロリ「イケメンと聞いたら、どこからともなく駆けつける。たとえ、現実世界でも誰かの脳内の中でも。北欧だろうが、海界だろうが、冥界でもやってくるのよ!」
BP「お前は、弟のピンチにどこからともなく駆けつけてくるフェニックス一輝か!」
ゼロリ「ということで、そのカタログを寄越しなさい!私の好みの黄金聖闘士の聖衣神話を買ってゼロリ様ウハウハランドの礎にしてやるわ!」
BP「腐女子の考えそうなことをまあ・・・。」
ゼロリ「何せ私は、公開当時の真紅の少年伝説(注1)を大スクリーンで見た女よ!」
BP「あれって1988年公開だろ。お前、いくつだよ!?」
ゼロリ「女に年齢のことを訊くな!!」
パーン パーン
BP「危ない!アトミックサンダーボルト!!」
「
アトミックサンダーボルト」とは、射手座サジタリアスのアイオロスがテレビアニメで使った光速拳である。しかし、あまりにネーミングセンスが悪すぎて、黒歴史になっている幻の技である!
BP「危ないところだった。おのれ、この腐女子め!どうせ、お前みたいな奴が、好みの黄金聖闘士が出てきたときに黄色い悲鳴を上げて周りのお客様に迷惑かけてるんだろう!」
ゼロリ「あっはっは。荒木・姫野作画(注2)で、サガ様やカミュ様が出てくるんだから当然じゃないの!サガ様のギャラクシアンエクスプロージョンのシーンなんか、フラッシュを炊いて写真も撮ったわよ!」
BP「著作権無視の上に、周りのお客様に迷惑をかけるな!今日日、携帯電話のモニターの光でさえも映画を見るときに観客の邪魔をするって言うのに!良い子のチビッ子も小宇宙を燃やしてみる映画なのに、これじゃあ真紅の少年伝説じゃなくて、辛苦の少年伝説じゃないか!」
ゼロリ(無視)「そういえば、デスマスクやアフロディーテがやられたシーンでも歓喜の悲鳴を上げたわ!」
BP「デスマスクはわかるとして、魚座ピスケスのアフロディーテも結構なイケメンだと思うが?そもそも、自分で美の戦士とか言っているしな。」
ゼロリ「世界で一番美しいのは、私に決まってるじゃないの!何がバラを咥えて、『神よ、私は美しい』よ!あんな奴、コキュートスに落とされて当然よ!!そもそもあの泣きボクロが・・・(以下恨み言を千行ほど)」
BP「『神よ、私は美しい』は、白銀聖闘士のリザドのミスティの台詞だろ。しかも、全裸でわめいた台詞だ・・・。頭沸いてやがるなあ・・・。たちの悪い腐女子のたわ言は放っておいて、今回は聖闘士聖衣神話APPENDIX ペガサス星矢(最終青銅聖衣)のお話をしよう!」
注1 1988年夏に公開された聖闘士星矢映画第3弾。これまで45分だった上映時間が90分となり、最高傑作とも言われている映画である。十二宮の戦いで死んだはずの黄金聖闘士が再登場し、世のお姉さま方が大喜びした。
注2 聖闘士星矢の人気を支える作画さんのこと。その端正な顔立ちと、髪の毛1本1本まで動かす演出に定評がある。
どうせオイラは、聖闘士聖衣神話ですらないおまけだよお
聖闘士聖衣神話は、その可動の広さと造型の美しさで定評を受けているシリーズであるが、初期のシリーズの顔の造型は悲惨なものだった。確かに、劇中の顔に似せようという努力は見られたのだが、髪の毛の質感や、形、顔の大きさなど問題が山積みされていた。特にひどかったのが、ワイバーンのラダマンティスである。ヘルメットをつけた状態はよいとしても、ヘルメット抜きの状態は、どこのスーパーサイヤ人ですかと、言いたくなるくらい似ていない。
顔の造型に関しては、シリーズが進むに連れて改善されていき、ペガサス星矢(最終)が出た頃以降はマスクをつけてもつけなくてもかなり劇中に近い造型となっている。これ自体は歓迎されるべきことだが、新たな問題として初期シリーズとの格差が浮上してくる。・・・ということで、今の政治の世界で躍起になって叫ばれている格差是正ではないが、それを是正するために聖闘士聖衣神話 APPENDIXシリーズのリリースが行われるようになった。
APPENDIXとは、オマケという意味である。聖闘士星矢の劇中でおひつじ座の黄金聖闘士のムウの弟子の貴鬼というキャラクターがいるが、自分のことをアッペンディックスと呼称しているシーンがある。これにあやかったのかどうかは定かではないが、このAPPENDIXと冠したこのシリーズは聖闘士聖衣神話と連携した胸像シリーズである。単体では単なる胸像なのだが、頭部や手首パーツを聖衣神話に差し込むことが出来、トホホな造型の聖衣神話をパワーアップさせることが出来る。
初期のシリーズとして、主役の星矢、髪の造型がトホホだった神に最も近いバルゴのシャカ、黄金聖闘士の中でも人気の高いジェミニのサガ/カノン、そして先にも述べたトホホな出来だったワイバーンのラダマンティスの4種類がリリースされた。
いずれも出来が良く、シャカに関しては予算の都合で再現できなかった、オブジェ用のメッキされた手首とウイングパーツすらも付属する。これから見ればわかるように、胸像の形をした聖衣神話のオプションパーツ兼バージョンアップパーツと考えても良いだろう。
お前もオマケとはいえ聖衣神話の端くれなら、聖衣神話をバージョンアップさせるのが使命!
BP「ということで、今回は主役の星矢のAPPENDIXを細かく見て行こうと思う。丁度対談相手がいなかったから、ゼロリでも使ってやるか・・・。」
ゼロリ「・・・鳳凰幻魔拳を受けたシーンなんか、ざまあ見ろって感じだったわね。」
BP「おい、そこの腐女子テロリスト!ここに、主役の星矢キュンの聖衣神話とAPPENDIXがあるぞ!」
ゼロリ「えっ、サガ様!?」
BP「違うわ、ヴォケッ!主人公の星矢だよ。サガは、神話すら手に入れてないわ!」
ゼロリ「星矢は、私のサガ様を映画でボコボコにしてくれたから要らないわ!」
BP(この忌々しい腐女子め!後でどうなるか、わかってるんだろうな?)「・・・まずは、胸像の全身画像だ。」
全身画像
ペガサス流星拳を放つシーンを胸像で再現
BP「デフォルトの星矢の顔でも、十分劇中に近いんだけど、髪の造型がさらにシャープになった上で、顔も劇中に近い。そういえば、神話の星矢の顔を見たHUYU君が、『とおちゃん!俺、聖闘士になりたいんだ。』とか言い出しそうな顔と、言っていたな・・・。」
ゼロリ「それなんて、巨人の星?これは聖闘士星矢じゃなくて?」
BP「前の声優が、そこでも主人公をやっていたから良いの!ちなみに、頭部パーツと手首パーツはもう1種類用意されている。さらに、破損した左肩アーマーに換装可能だ。」
差し替えた状態
破損したアーマーが付くのが大きなポイント
ゼロリ「ムウに聖衣を修復してもらえないとは、マンモス哀れな奴!」
BP「お前はデスマスクか!?しかも、デスマスクは嫌いじゃなかったのか?まあ、最終聖衣になっても、聖衣は破損したし必要なパーツだね。」
ゼロリ「所詮、青銅はぼろぼろの聖衣をまとっていればいいのよ!」
BP「この胸像単体で特筆すべき点は、これくらいかな。手首差し替えとかで、色々な表現が出来ることは出来るけど、所詮胸像は胸像だから、これだけで遊ぼうなんてことは考えないほうがいいね。あくまで、アニメに近い超絶造型を楽しんだほうがいい。ちなみに、胸アーマーをはずすと赤い服を着た星矢になる。」
一応、これだけでも決まってますね
ゼロリ「マスク(髪飾り)は差し替え出来ないの?」
BP「前髪ごと交換することが出来るから、歯を食いしばった状態の顔にもマスクはつけられる。逆も同様。ちなみに、マスクパーツは取り付けにくいので一度取り付けたらはずそうなんて、考えないほうがいいかも。そのままでも、箱にしまえるしね。」
ゼロリ「劇中でも真っ先に壊されるのは、マスクパーツだしね。あんなものでどうやって身を守ってるのかしら。」
BP「お前、黄金聖衣のようなヘルメット状のマスクをつけていたら、イケメンの顔がヘルメットで隠されるぞ。お前ら、腐女子のためだよ!」
ゼロリ「オーホッホッホッ。世の中は、我々(腐女子)を中心にして回っているのよ!!」
BP「・・・。さあ、次は聖衣神話に実際に装着させてみよう。」
実際に取り付けた図
胸パーツはプラ製だが、周りの色から浮くことがないのがよいところ
BP「デフォルトの状態だと、設定画にない背面の三角形が気になったが、APPENDIXを使用することで、アニメそのままの形にすることが出来る。」
ゼロリ「でも、聖衣神話のときは肩アーマーが上に動くことで肩のスイングを妨げないようにしていたんじゃなかったかしら?これだと、肩を持ち上げると邪魔になるわよ?」
BP「確かに、肩の可動範囲は狭まるが、V字のパーツは軟質パーツで出来ているから、それでも十分動く。まあ、その代わりといえばなんだけど、取り付けにくくて取れやすいんだがね。」
ゼロリ「さっきの、ダメージ聖衣にも差し替えられるわけか。」
破損した状態にも当然できる。
BP「この状態があるからこそ、冥界編の劇中再現がやりやすくなるんだよな。」
ゼロリ「握りこぶしの手首パーツまで差し替えてるけど、これは何の意味があるの?」
BP「ああ、デフォルトの手首は微妙に聖衣の色と違って、金属部分が暗くてな。APPENDIXのほうは、ちゃんと明るい色で塗装されている。しかも、造型もシャープになったぞ。」
ゼロリ「そういえば、もう片方の表情の付いた平手も使えるわね。」
BP「表情が付いているから、色々応用が利くぞ。デフォルトの平手以上に、ペガサス流星拳が決まる。」
うおおおおおおおお
ロールオーバーで画像が変わります
ペガサス流星拳!
ロールオーバーで画像が変わります
ゼロリ「キャッ。流星拳がこっちに飛んできたわ!」
BP「そのまま、吹っ飛んでしまえ!!」
ゼロリ「あじゃぱー!!!!」(デスマスクのように飛んでいくゼロリ。)
BP「ふう、やっと飛んで行ったか。イマジンどもは、こういうオチがお似合いさ!邪魔者が消えたので、ここから先はOVAの劇中再現をお楽しみください。」
女神!その命をかけて
エイトセンシズに目覚め冥界に突入した星矢は、アンドロメダ瞬とともに行動し、次々と冥界を守護する冥闘士を撃破していった。冥界にいた伝説の白銀聖闘士琴座ライラのオルフェ(注3)の協力もあり、ついにハーデスの宮殿ジュデッカにたどり着くのであった。
オルフェと共謀してハーデスを討とうとした星矢であったが、冥界三巨頭の妨害に遭い、オルフェは死亡。さらに、ハーデスの魂が一緒にいた瞬に乗り移るという異常事態が発生し(注4)、返り討ちにされてしまう。星矢はコキュートス(注5)の氷地獄に落とされてしまい、氷付けにされ身動きが取れなくなってしまう。
その後、ジュデッカには一輝がやってきた。弟がハーデスとなったことに、動揺を隠せず、一度は瞬ごとハーデスを仕留めようとしたが、寸でのところで拳を止め、星矢と同じく返り討ちにされてしまう。そのとき、一輝の体を運んできたのが冥闘士の一人、天哭星ハーピーのバレンタイン であった。
星矢は、バレンタインに氷付けから解放するように頼む。しかし、当然ながらバレンタインはそれを拒むが、星矢は「自分を倒せば、アテナの聖衣が手に入る」と交渉し、手柄を得ようと考えたバレンタインによって解放された。
さあ、早く出せ!
氷地獄から解き放たれた星矢は、バレンタインに攻撃を仕掛けるが、氷付けにされていた影響で思うように力が出せない。バレンタインは、そんな星矢に必殺のグリード・ザ・ライブを繰り出す。
食らえ、ペガサス!
グリード・ザ・ライブ!!
ロールオーバーで画像が変わります
吹き飛ばされた衝撃で、しまっておいたアテナの聖衣が飛び出してしまい、地面に転がってしまう。それを目ざとく回収しようとバレンタインが近づいていった。
なるほど、あれがアテナの聖衣か
しかし、星矢は意識を失いながらもアテナの聖衣をつかみ、離そうとしない。そんな星矢に驚きながら、バレンタインは星矢を足蹴りする。
その聖衣は、もはや君には不要のもの。離さぬか!!
蹴り飛ばされても決して、星矢はアテナの聖衣を離そうとしなかった。バレンタインが、アテナの聖衣に触れようとしたとき、凍死寸前の星矢の体から強力な小宇宙を感じるのであった。それは、アテナの加護によるものであった。
信じられん!
死を目前にしたペガサスの体から、ここまで強力な小宇宙が立ち上ってくるとは!
星矢に止めを刺そうとグリード・ザ・ライブを放とうとしたバレンタインであったが、星矢の蹴りを受ける。
その蹴りは空を切ったと思われたが、バレンタインのマスクパーツに直撃していたのであった。
馬鹿め!死人同然の君の蹴りなど、かすりもせぬと何度言えば・・・!
!?
バレンタインに一矢報いた星矢であったが、バレンタインの猛攻を受け依然苦戦を強いられる。
フッ。わずかに残っていた小宇宙を燃やし、このバレンタインに一矢報いたことは褒めてやる。
だが、君にはただ一滴の小宇宙も残ってはいない。
これまでだ!
不利な状況に陥っても、目が死なない星矢を見たバレンタインは、星矢のアテナに対する忠誠心に感銘を覚え、その覚悟に免じてグリード・ザ・ライブを再び放つ!
グリード・ザ・ライブ!
ロールオーバーで画像が変わります
グリード・ザ・ライブの直撃を受けても、こらえた星矢は最期の勝負をバレンタインに仕掛けた!
アテナよ!俺に力を!!
ロールオーバーで画像が変わります
グリード・ザ・ライブ!!
ペガサス流星拳っ!!
ロールオーバーで画像が変わります
バレンタインの技を流星拳が打ち破り、バレンタインの体に直撃した!!
ぬわああああああああああ
ロールオーバーで画像が変わります
そんな・・・
コキュートスにいながら・・・
何故・・・それほどまでの・・・小宇宙を・・・!
辛くも勝利を収めた星矢であったが、その場で倒れてしまう。這ってでも前進していた星矢だったが、しばらく後アテナの小宇宙を感じられなくなり絶望した星矢は、その場で気絶してしまう。
沙織・・・さん・・・
一体アテナに何が!?
神話シリーズが順調に揃えば続く!!
注3 毒蛇に殺された恋人、ユリティースを生き返らせようと禁忌を破って冥界に潜入した白銀聖闘士。その美しい琴の演奏をハーデスに気に入られ、ユリティースを生き返らせる約束を取り付けたものの、ハーデスの側近の策略でユリティースは地上に出る寸でのところで、石にされそのまま冥界にとどまっていた。白銀聖闘士でありながら、実力は黄金聖闘士並で、琴を使った音響攻撃を得意とする。
注4 ハーデスは、神話の時代から真の肉体をエリシオンに隠し、地上でもっとも清らかな心の持ち主の肉体に憑依し、現世に現れていた。この時代において、幼い頃の瞬がハーデスの肉体に選ばれたのであった。幼い頃にパンドラが憑依させようとしたが失敗し、その証であるペンダントを与えたにとどまった。瞬も一輝も、そのペンダントを親の形見と思っていたらしい。
注5 神に拳を向けた人間が落ちる、もっとも過酷な地獄。神話の時代からハーデスに拳を向けた聖闘士たちの骸が氷付けにされている。また、ハーデス城でラダマンティスに吹き飛ばされたムウ、ミロ、アイオリアも同じくこの場所に落ちている。
Zerori Days
BP「そういえば、放送が自粛されたSchool Daysの最終回がAT-Xで放送されたんだっけ。オチが壮絶だったのはアニメ感想サイトのキャプチャーで知ってるけど、ニコニコ動画で見てみよう。」
(30分後・・・)
BP「うわああ、こりゃえげつないオチだな。誠君が世界の目の前で言葉とディープキスしたり、メールで中絶しろなんて無責任かつ鬼畜なことを貫き通したから、こうなるんだ!やっぱり恋愛は、清く正しくハッピーエンドが一番ということで。後、男の子は、好きな女の子一人くらい責任を持って幸せにしてあげないとな・・・。」
(後ろから現れる影)
BP「ムッ!殺気!!アトミックサンダーボルト!!!」
ゼロリ「チッ。やり損じたか!!」
BP「おや、ゼロリじゃないか。流星になったと思っていたのに。あらあら、世界よろしく包丁なんか持っちゃってさ・・・。」
ゼロリ「ひどいよ!いつもコラムを盛り上げるために、何だってしてあげていたのに、自分だけ勝ち誇って楽しもうなんて!」
BP「こいつ、School Daysの最終回を見て影響を受けているな!ふっ、格の違いというものを見せてやる!アトミックサンダーボルト!!」
ゼロリ「聖闘士に、一度見た技は二度も通用しないのよ!!」
BP「何っ。拳の網目を縫って、こっちに向かってくるだと!ていうか、お前は聖闘士じゃないだろ!!」
世界「BP、死んで!!」
(包丁が突き刺さる)
BP「ウオッ。本当に刺しやがった・・・。しかも、名前まで世界になっているし。」
ゼロリ「あーっはっはっは。ついに、にっくきブ男二号を倒したわ!!見たか、必殺のヤンデレ同化を!!」
「ヤンデレ同化」とは、心も体も有名なヤンデレキャラと同化することで、相手を劇中のキャラクターと同じ方法で殺し、同じ末路を迎えさせてしまう恐ろしい技である。繰り出す際には、同化したキャラクターの名前が表示され、性格もそのキャラクターと化す!
BP「フッ。甘いな。『人を殺すにはもっと深く刺さなければ』と、一輝兄さんも言っているだろう!」
ゼロリ「馬鹿な!ちゃんと包丁を突き刺したのに・・・。」
BP「忘れたのか?ロリ黄金聖闘士はロリ黄金聖衣をまとっていることを!聖衣が包丁ごときで貫かれてたまるか!!」
ゼロリ「そんなの初耳よぉぉぉぉぉ」
BP「同じ技は二度も通じぬと言ったな!ならば違う技を繰り出してやる。行くぞ。ギアス能力、今週のビックリドッキリメカ!!」
「ギアス能力 今週のビックリドッキリメカ」とは、合体ロボットマニアで画像やロールオーバーを大量に駆使して劇中再現を行ったコラムを、大量に執筆しているBPのみが扱えるギアス能力である。実際にコラムを執筆したロボットに限り、ランダムで1体そのロボットを召喚することができる。ただし、週に1回しか使えない。
超巨大合体!
グレートエクスカイザー!!
ゼロリ「ゲゲッ。なんか、めちゃくちゃ強そう・・・。」
BP「実際、強いよ?後さあ、こっちは君の技を1回見てるんだよね。あの技程度だったら、簡単にコピーできるんだよ。ということで、君の技をこのグレートエクスカイザー君に使ってやる。グレートエクスカイザー、言葉にヤンデレ同化しろ!!」
西園寺さん、本当かどうか確かめさせてください
世界「エッ!!」
包丁を抜き出して応戦した世界であったが、言葉に片手を押さえられて封じられてしまう。
物言わず世界の腹を切る言葉(イメージ)
ゼロリ「腹切られてしまったわ・・・。もう駄目・・・・・・。」
チュドーン!!!
BP「いやあ、いつものパターンだけど、跡形もなく吹き飛んだね。どうせ、アイツはイマジンで不死身だから、またノコノコ出て来るんだろうけどね。ちなみに、言葉はどうなったかな?」
やっぱり、嘘だったんじゃないですか。
中に誰もいませんよ・・・。
BP「あーあ。子宮の中まで掻っ捌いて、わざわざ確認するとは。いつ見ても、恐ろしいオチだのお・・・。っていうか、こんなもん地上波で放送できてたまるかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
その後、どこかの海上で浮かぶドラゴンジェットの上で、誠君の生首を抱きながら倒れているエクスカイザーが発見されたという・・・。まさにNice Boat・・・。(厳密にはヨットだけど・・・)
俺は止まらない!こんなところで、立ち止まったり出来ない!!(もどる)