MG ゴッドガンダム

バンダイ 1/100プラスチックモデルキット

価格 2625円(税込み)

MG ゴッドガンダム
それでは、ガンダムファイト、レディー・ゴー!!

イマジン×2、暁に吹き飛ぶ
電光勇者超特急ヒカリガイン(HUYUの脳内に住む下級イマジン。最近始まった、オーバーフローのエロゲー原作のアニメ、「School Days」を見るたびに、彼女との関係に「疲れた」とか喚く主人公の誠君に殺意を禁じえない。「疲れるんだったら、言葉ちゃんを俺の嫁にくれ」と考えているタワケ。以下ヒカリ)「おい、聞いたかゼロリ、今回のコラムは全キャラ集合で、俺たちにもお呼びがかかるらしいぞ。」

まじめにふまじめ怪傑ゼロリ(同じくHUYUの脳内に住む腐女子イマジン。その場の雰囲気に流され、複数の女に手をかけるSchool Daysの主人公の誠君に殺意を禁じえず、ピストルで世界に代わって(注1)抹殺しにいこうと企むテロリスト。でも、顔の良い男だったら許しちゃうタワケ。以下ゼロリ)「あれ、前回私食われたはずなのに、何で生きているの?」

ヒカリ「まあ、気にすんなよ。所詮俺たちは、HUYUの気分で生きているようなもんだし。

バ仮面HUYUイダー(School Daysのバッドエンディングの一つ、「我が子へ」で世界に包丁で刺される誠君を見て、「天罰が下った!ザマあ見ろ!!」と思ってスカッとした男。以下HUYU)「じゃあ、今回は俺の気分で二人とも吹き飛んでもらおうかな。」

ヒカリゼロリ「何っ!?」

射手座サジタリアスのBP(久しぶりに登場の射手座のロリ黄金聖闘士。スタジオリングのエロゲー、「はじめてのおてつだい」のりにゅーあるバージョンの値段が、りにゅーある前価格の9800円から2800円に大暴落しているのを見て、刻の涙を見たタワケ。以下BP)「ゴッドライジンバズーカ、セットオン!ファイナルファイヤー!!

ファイナルファイヤー
ヒカリとゼロリにファイナルファイヤーを放つBP

ヒカリ「あべしっ!」

ゼロリ「ひでぶっ!」

BPこいつらがいるせいで、俺の出番がめっきり減ったんだあ!だから、腹いせにBRAVE合金ゴッドライジンオーのファイナルファイヤーで吹き飛ばしました。いやあ、跡形も無く消えたね。気分がいいから、勝ち名乗りを上げておこう。

ゴッドライジンバズーカを担ぎまわす図
絶対無敵!

アニメではキャノンのパースと大きさがでたらめです。
ラーイジーンオー!!

HUYU「対談が始まって、わずか数秒で吹き飛んだ対談相手はいただろうか、いやいない。(反語)」

BP「まあ、どうせあの連中は君の妄想の産物なんだろ?どうせ、後でのこのこ出てくるって!

HUYU「そんな、身も蓋も無い事を。」

BP「今回は、夏休み企画で全員出してみたが、こういう意図があったのさ。まあ、あんな連中はほうっておいて、今回はMG ゴッドガンダムを紹介するぞ!」
注1 School Daysでは、主人公の伊藤 誠と桂 言葉(かつら ことのは)と西園寺 世界の三角関係のいびつな恋模様を描いているが、バッドエンディングでは言葉が世界の首をのこぎりで切ったり、飛び降り自殺して二人を分かれさせたりなどなど、えげつないオチが用意されている。そのバッドエンディングの一つで、誠の子どもを身ごもった言葉とくっついた誠は、同じく誠の子どもを身ごもった世界に、刺し殺されるのであるが、このエンディングは、「誠にふさわしい」、「天誅がくだった」などと、評判がすこぶるよろしい。尚、ちまたで誠君は、ヘタレ主人公三巨頭の頂点に君臨するキャラクターと言われている。
今度のガンダムは、ガンダム同士でプロレスをやるんですよ!(監督談)
HUYU「平成ガンダムシリーズは、古いファンに言わせると『ガンダムである必要は無い』らしいけど、Gガンダムは1作目にして早くも逸脱してるなあ。」

BP「一説には、富野監督がガンダムをぶち壊すために送った刺客と言われているんだよ。前番組の『Vガンダム』で、バンダイのやり方に散々疲れたらしいしね。その証拠に、VガンダムのDVDがでた時なんか、解説書のインタビューで『この作品は見れたものではないので、買ってはいけません』と言っていたくらいだし。」

HUYU「そりゃ初耳だったよ。で、その意図も、もろくも崩れ去ったわけだね。」

BP「うちらが小学3年生の頃の作品だが、この頃のガンダム人気は凄かったしね。BB戦士くらいしか、子供が入りやすい物はガンダムには無かったんだけど、一気にガンダムブームに火が付いた。熱いストーリーに、激しいバトルシーンは小難しい事考えずに楽しめるしね。」

HUYU俺は相変わらず、BB戦士しか買ってなかったけどな。小遣い少なかったし。」

BP「キットの話に入ろうか。昔のMGは、宇宙世紀のMSしか出していなかったんだけど、どういうわけか2001年の終わりにMGでゴッドガンダムが発売される事になったんだ。このキットは後のSEEDシリーズなどの可動性の高いMGのキットを語るには、無くてはならない存在だと思う。」

HUYU「そりゃまた、どういうことだね?」

BP「端的に言えば、MGのキットの可動範囲を飛躍的に引き伸ばしたからだね。PG ウイングガンダムゼロ(EW版)で培われたフレーム技術をMGにフィードバック。これで、格闘戦がメインのGガンダムシリーズのMG化が実現したんだ。」

HUYU「その技術が、SEEDにも活かされているというわけか。」

BP「というわけで、キットを細かく見ていこう。」

新たなる輝き MG ゴッドガンダム誕生!
BP「記念すべき、宇宙世紀以外のガンダムのMG化されたガンダムは、『機動武闘伝 Gガンダム』の主人公機で、二号メカのゴッドガンダムだ。まず、全身のプロポーションを見てみよう。」

MG ゴッドガンダム 前 MG ゴッドガンダム 後
ゴッドガンダムの全身画像

HUYU「頭部が小さいとか、何とか言われているけど、俺はそうは感じないがなあ。」

BP「MGは、イメージの最大公約数を狙っているから、細かい事を気にしなければ、よいデザインに見えるんですな。もちろん、違和感を感じる人もいるんだけども、そういう人は改造するしね。だから、別に普通という意見が出てもおかしくはないだろうね。」

HUYU「だから、電撃ホビーマガジンとかでは、やたらと改造されるんだな!」

BP「さっき言った、技術フィードバックだけど、このおかげで肩が引き出せるようになったんだ。これで、ゴッドガンダムの印象的な腕組みを再現できる。

腕組み 腕組み
ロボットの腕組みは、立体的に鬼門といわれているが、見事に再現している

HUYU「オープニングで印象深い、あのポーズが出来るわけだな!でも、胸が出っ張っていて前で組めないんじゃないのか?

BP胸パーツは引っ込める事が出来るようになっているんだ。二次元の嘘を、これでクリアしている。」

HUYU超合金魂ガンバスターも、腕組みのために微妙にへこんだ胸パーツを差し替えているしね。二次元の嘘をどう解消するかという努力には頭が下がるね。

BP「他にも、肘の二重関節や、肩の引き出し機構という、今のMGでは当然の技術が初めて導入されたのが、このゴッドガンダムなんだ。秘密は、内部のフレームにある。今では当然の、ABSによる内部フレーム機構は、このキットがMGとしては初めて全ての箇所に使用されたんだ。(注2)」

アクションポーズ
当時としては画期的なアクション機構
全身にフレームパーツが導入されたのは、このキットが初めて

HUYU「パンチやキックを行うこいつらに、アクション性の高いフレームは必須だからね。当然、膝立ちポーズも取れるんだろうね。」

膝立ち
膝立ちポーズもお手の物

BP「これまでのMGが出来ない事を、わずか2500円の値段で再現してしまったのが、このキットなんだ。MGとしては小粒だけど、ガンプラの歴史的には大物だね。

HUYU人類にとっては小さな一歩でも、ガンプラにとっては大きな一歩というわけだな。

BP「コクピット兼脱出装置のコアランダーの脱着も当然再現している。これは、1/144ですらも再現していたから当然か。そんなに難しいギミックじゃないしね。」

コアランダー コアランダー合体形態
コアランダー
コクピット部分が倒れてガンダムの背中に突き刺さってガンダムのコクピットになります

HUYU「安い割りに、プレイバリューは高いんだねえ。」
注2 内部フレームの完全再現は、PGガンダムが最初である。MGとしてはGP-01が脚のフレームを最初に再現し、陸戦型ガンダムが腕の内部フレームを初めて再現した。
キング・オブ・ハートの名にかけて!
BP「では、武装の方を見てみよう。ゴッドガンダムは、純粋に格闘戦用として作られているから、飛び道具が胸部と頭部のバルカンしかないんだ。キットでは、バルカンのアーマーを持ち上げることが出来る。」

バルカン
「バァルカン!」と叫びましょう

HUYU「なかなか芸の細かいギミックだな。」

BP「昔の1/100キットでも再現していたから、当然といえば当然のギミックといえる。」

HUYUネオ=ジャパン代表モビルファイターらしく、ビームサーベルは腰に挿してるんだねえ。」

BP「ビームソードこと、ゴッドスラッシュなんだけど、劇中ではピンク色なのに、何故か緑色のビーム刃が付いてくる。しょうがないから、他のキットから流用したよ。」

ビームサーベル
何故か色が違ったので他のキットから刃を持ってきました
G-GUNDAMの刻印も再現されていません

HUYU「何か、お粗末な失敗だなあ。」

BP「ビームサーベルは、必殺技にも使う事があるから、確かにお粗末だね。」

HUYU「必殺技といえば、ガンダムには似つかわしくないものだな。おそらく古いファンが受け入れられない、ハイパーモードはどうなんだ?」

BP「ハイパーモードの再現も、ばっちりこなせるよ。せっかくだから、ロールオーバーでハイパーモードへの変形を見てみよう。」

エネルギーマルチプライヤーが展開する図
ロールオーバーで画像が変わります

背中のウイングが展開する図
ロールオーバーで画像が変わります

ハイパーモード
ハイパーモードに変形完了!

ハイパーモード前 ハイパーモード後ろ
ハイパーモード
ガンダムファイターが明鏡止水の心にたどり着いたときに発動する

HUYUエネルギーマルチプライヤーも差し替え無しで開閉できるのか!」

BP「中のキング・オブ・ハートのマークもジュエルシールで再現しているよ。ただし、作るときに、間違って傾いて貼っちゃった。

HUYU「おいおい。それじゃあ、台無しだぜ。」

BP「ギミックの都合上、しょうがないんだけど、プライヤーを開いた時に、正面の顔が隠れちゃうという問題もある。これは、デザインが悪かったとしか言いようが無い。」

顔が隠れてしまいます
マルチプライヤーが邪魔して、正面から見ると顔が隠れてしまう弊害あり

HUYU「オープニングとかでは、エネルギーマルチプライヤーを開いていない状態でも戦っていたから、気に食わない人は閉じた状態にしておいても良いかもな。」

バトルモード?
プライヤーを開いていない状態
プライヤーが開いていないので、さしずめバトルモードか?

BP「後、開発段階ではウイングの間に形成される日輪の再現もされる予定だったんだけど、結局オミットされちゃった。ウイングが薄すぎるし、取り付けることが難しかったんだろうね。」

HUYU「あれは、非常に重要な部分だと思うんだけどな。ゴッドガンダムといったら、必殺のゴッドフィンガーだね。これは、ばっちり再現できるんだろ?」

BP「これを決めるために、アクション性があるといってもいいね。表情のある平手になっているし、かなり格好よく決まる。ここもロールオーバーで再現してみよう。」

必殺技の口上。ものすごく長いです
俺のこの手が真っ赤に燃える!
勝利をつかめと轟き叫ぶ!


台詞は「ぶわぁーく熱!」に聞こえます
爆熱!
ゴーッドフィンガーーーーー!!!

ロールオーバーで画像が変わります


キメポーズ
ヒート・エーンド!!!!

HUYU「ゴッドガンダムが最高に映えるシーンだな。そして、もう一つの必殺技が石破天驚拳だ。これは、ゴッドガンダムの最強の必殺技だね。」

BP「それも再現できるんだけど、ゴッドフィンガー用の平手を片方なくしちゃいまして、写真を撮れませんでした。

HUYU「おいおい、何やってるんだよ。まあ、俺も人のこと、言えんけどな・・・。(HGUC ガンダムMk-U+フライングアーマーのコラム参照)」

炸裂!ホビマガ付録商法!!
BP「MG ゴッドガンダムが出たときに発売された電撃ホビーマガジンでは、このキット用の改造パーツも付録として付属していたんだ。これが、話題を呼んで、当時のMGゴッドガンダムと電撃ホビーマガジンは、凄い売れ行きだったんだよ。」

HUYU「改造パーツって何が付いていたんだ?」

BP「ガンダムヘッドを掴んだ手首と、キットとは違う形のゴッドフィンガー用の手首が左右共に付属。さらに、顔面をパイロットのドモンにした顔パーツが2種類付属するんだ。」

HUYU「付録のくせに、なかなか豪華じゃないか。」

BP「だけども、複雑なドモンの顔を再現している割に、成型色はクリアオレンジ一色なんだ。これは、相当な塗装技術がないと作れない代物で、ライトユーザーには厳しいんじゃないかな。」

HUYU「手首を優先した成型色ってわけだな。」

BP「その証拠に、中古屋さんで150円の値段で叩き売られていたよ。そういえば、この頃からなんじゃないかな?プラモとかが雑誌の付録につくことで、結果的に値段が吊り上がるという迷惑な号が出てくるようになったのは・・・。

HUYU「フルドドとか、プリムローズとかまさに、それなわけね・・・。」

BP「こういう事情を踏まえると、良くも悪くも、MGゴッドガンダムはエポックメイキングな製品だったわけだね。

鮮血の結末!出撃ヒカリ&ゼロリ連合!!
ゼロリ「あー、酷い目にあったわ!危うく、火星付近まで飛んでいくところだったじゃない!あのブ男その2め!友達に頼んでいじめぬいた末に、彼氏を寝取ってやる!!(いや、それは・・・)」

ヒカリ「今回ばかりは、俺もアイツを許せん!!やつの首の大動脈をのこぎりで切ってやる!!!!

ゼロリ「でも、不用意に近づいても返り討ちにあうだけだから、今回ばかりは手を組むわよ!」

ヒカリ「よし、こうなったら、Gガンダムの最終回のネタで勝負してやる!!」

BP「おやおや、下級イマジンどもじゃないですか。跡形もなく吹き飛ばしたはずなんだけど、生きていたんだね。」

ヒカリ「行くぞ、ゼロリ!」

ゼロリ「わかってるわよ!」

ゼロリヒカリ二人の拳がドス黒く燃える!恨みを晴らせと、とどろき叫ぶ!

石破怨恨天驚拳!!!!

HUYU「ウワッ、嫌な技名な上に、物凄く黒い!キングオブハートのおっさんも、真っ黒だ!!

BP「まかせとけ!ゴッドライジンバズーカ、セットオン!ファイナルファイヤー!!

チュドーン!!

ゼロリヒカリ「やったか!」

HUYU「あーあ、言っちゃいけない台詞を言っちゃったね。(注3)」

ゼロリヒカリ「!?」

BP「ゲホゲホ。下級イマジンの分際でよくやるね。劇中同様に、ゴッドライジンバズーカが壊れちゃったよ。」

ゼロリ「何で、咳き込むだけで無事で済んでるのよ!?」

BP「ファイナルファイヤーを連射して、威力を相殺したのさ。」

ヒカリ「ウワッ!スッゲー無茶な理屈・・・。」

BP「君たちに本当の地獄を見せてやろう。ゴッドライジンソード!!!

ゴッドライジンシールド!

剣が実体化する図
ロールオーバーで画像が変わります。

BP重力波!!

重力波を照射する図
ロールオーバーで画像が変わります

ゼロリ「ああ・・・。ヒカリと嫌な格好でくっついたまま動けないわ!!!

ヒカリ「いかに、嫌な格好なのかはご想像にお任せします!!」

HUYU「やられかけのクセに、やけに余裕だな。ヒカリのほうはなんだか、とっても嬉しそうだぞ・・・。

BP「その余裕もここまでさ!ハイパーサンダークラーッシュ!!!



いやな格好で引っ付いたまま切られる二人
ロールオーバーで画像が変わります

ゼロリヒカリ「やな感じー!!!」(ロケット団風に叫ぶ二人。もちろん、十字切りにされている。)

チュドーン!!!!

HUYU「あー、次はどこまで吹っ飛んだのかなあ。っていうか、斬られているから間違いなく死んでるね。もう二度と迷い出てくんなよー。」

BP「いやー、苦戦(?)した後の勝利はやっぱり格別だね。気分がいいから、勝ち名乗りを上げておこう。」


絶対


無敵!


ラーイジーンオー!!

ロールオーバーで画像が変わります

HUYU「二人が成仏できるように、お経でも唱えておくか・・・。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・

BP「やっぱり、恋愛は奪い合いなんてよろしくないね。まして、女の子同士で殺し合いなんてねー。Gガンダムの最終回のように(注4)、ギャルゲーは、清く正しくハッピーエンドが一番ということで。

HUYU「その教訓は今回のコラムのどこから生まれたんだ?」

BPあまりにも、School Daysをネタにしすぎちゃったから・・・。まあ、病んデレ(注4)は、ほどほどにしておけということでどうでしょ?

HUYU「コラム史上、類を見ない釈然としないオチだな・・・。」

チャンチャン♪
注3 「やったか?」という台詞を吐くと、100%倒せていないというのがロボットアニメやバトルアニメのお決まりである。

注4 『機動武闘伝 Gガンダム』のラストは、デビルガンダムに生体ユニットとして取り込まれたヒロインのレインに、ドモンが告白する形で彼女を救い出し、見事にデビルガンダムを打ち破った。そのときのドモンの告白は、「お前が好きだ、お前がほしい!!」というド直球なもので、視聴者を驚愕させた。School Daysの主人公、誠君と大違いである。

注5 今回のSchool Daysのヒロインたちのように、主人公を愛すあまり、ろくでもない行動を取る病んだデレ方をする女の子のこと。相手が好きだからって、言葉のように勝手に鍵を持ち出して家に入ったり、まして恋敵を殺すようなことをしたりしたらダメだぞ。(はぁと)

ヒートエンド!!(もどる)