1/144 HG リボーンズガンダム

発売元:バンダイ

『機動戦士ガンダム00』1/144 HG(ハイグレード)シリーズ

定価:1890円(税込)


HG リボーンズガンダム
「そうとも、この機体こそ・・・人類を導く、ガンダムだ!」

再生〜序章〜
セラヴィーガンダムのガンダムマイスター、ティエリア・アーデの捨て身の作戦により、ソレスタルビーイングはメインシステム・【ヴェーダ】の奪還に成功。セラヴィーから分離したセラフィムガンダムセラフィムシステムを起動し、【ヴェーダ】のバックアップの影響下にある機体の制御を奪ったことで、イノベイド勢の機体はすべて行動不能となり、戦いの決着は着いたかと思われた。

【ヴェーダ】と意識を一体化させたティエリアから、イオリア・シュヘンベルグの計画の真の意味を聞かされた、ダブルオーライザーのガンダムマイスター、刹那・F・セイエイは状況を報告するため、一度母艦へ戻ろうとする。その視線の先にはトライアルフィールドを維持し続けるセラフィムの姿があった。

セラフィムシステム使用中
刹那「ティエリア・・・」

その時、突如として飛来した粒子ビームにより、セラフィムが撃墜された! ティエリアの安否がわからず、プトレマイオス2のブリッジ内ではクルーたちに動揺が広がる。粒子ビームの飛んできた方向に機体を向ける刹那。そこには一機のMSがいた。刹那はその機体を操縦する者が誰なのか、瞬時に理解する!

対峙
刹那「そこか!」

出現、リボーンズキャノン
刹那「リボンズ・アルマーク!!」

リボンズ「感謝してほしいな。キミがその力を手に入れる事が出来たのは、
僕のおかげなんだよ? 刹那・F・セイエイ。」

紛争を根絶し、来るべき対話の時代に向かうため、人類を徹底して管理しようとするリボンズ・アルマークと、人類を革新に導こうとする刹那の意見は、真っ向から対立する。

「貴様が行った再生を、この俺が破壊する!」

「いい覚悟だ!!」

ダブルオーライザーが、リボンズの操縦する機体・リボーンズキャノンへと立ち向かう!

戦いの始まり@
刹那「ダブルオーライザー、刹那・F・セイエイ!」

戦いの始まりA
リボンズ「リボーンズキャノン、リボンズ・アルマーク!」

戦いの始まりB
刹那「出る!!」

リボンズ「行く!!」

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人類の未来を賭けた、最後の戦いラスト・バトルの火蓋が、切って落とされた!

ビームライフルを撃つリボーンズキャノン
刹那「この程度の砲撃・・・!」

リボーンズキャノンの放つ粒子ビームの砲撃、エグナーウィップをかいくぐり、接近したダブルオーライザーはGNソードVで斬りかかる。

接近!
刹那「ここは、俺の距離だっ!!」

しかし、次の瞬間、リボーンズキャノンはビームサーベルを抜き放ち、突進してきたダブルオーライザーを弾き飛ばしていた!

弾き飛ばされるダブルオーライザー
刹那「ぐわぁっ!」

弾き飛ばされ、岩盤に激突するダブルオーライザー。刹那が見上げるその先では信じられない光景が展開されていた! リボーンズキャノンが、ガンダムへとその姿を変えていたのである!

変形@
刹那「何!?」

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変形A
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変形B
ロールオーバーで画像が変わります

変形C
刹那「あれは・・・」

ロールオーバーで画像が変わります

変形・リボーンズガンダム!
刹那「ガンダム!?」

現れたガンダムの両肘には、赤いGN粒子の輝きを放つ、二基の擬似太陽炉が搭載されていた!

ツインドライヴ・システムが・・・
リボンズ「ツインドライヴ・システムが君だけの物と思ってもらっては困るな。
そうとも、この機体こそ・・・

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人類を導く、ガンダムだ!
「人類を導く、ガンダムだ!」

変形し、真の姿を現したリボーンズガンダムとダブルオーライザーの戦いの結末は!? 続きは近日公開予定のEXコラムで!!

切り結ぶ両機
人類の未来を賭けた対決の行方は!? EXコラム『ヴェーダ奪還作戦』に続く!!

「僕はイノベイドを超え、真のイノベイターすら凌ぐ存在となった!」
リボンズ・アルマークは、旧ソレスタルビーイングの武力介入を裏からコントロールしていた人物である。

ガンダムスローネの見境のない介入行動による、世界の『対ソレスタルビーイング』という意思統一の促進。メインシステム・【ヴェーダ】の掌握。ソレスタルビーイングの監視者であった、アレハンドロ・コーナーの裏切りによる組織の滅亡。地球連邦政府や独立治安維持部隊アロウズの発足、といった、1stシーズン後半から続く一連の流れは、リボンズの計画による出来事である。

ソレスタルビーイングの創始者、イオリア・シュヘンベルグの計画の最終到達点である、来るべき対話の時代すなわち、外宇宙に存在するであろう、知性体との対話のため、連邦政府の黒幕としてリボンズはアロウズを手駒とし、武力で人類を管理。紛争を根絶し、その意識を統一しようとしていたのであった。

リジェネ・レジェッタやリヴァイブ・リバイバルら、リボンズの部下として活動する人造人間たちは、自分たちのことを人類を導く存在【イノベイター】であると言う。だが、イオリアの計画では、人類を導くイノベイターは、人類が進化して発生するとされており、彼ら人造人間の正体は、【イノベイター(純粋種)】の発生を促すために、その能力を模して人為的に作られた存在【イノベイド】であることが、新生ソレスタルビーイングとの最終決戦のさなか、ティエリアから明らかにされたのであった。

ガンダムマイスターの一人として作られた、戦闘用のイノベイドであるリボンズは、マイスターとしての滅びの運命(世界の意思を対ソレスタルビーイングに向ける事で統一し、これにより滅ぼされる。)に逆らい、自身を進化したイノベイター、その上位種と自称し、自らが人類を導く存在になろうとしていた。

リボンズは刹那の前に立ちはだかった最後の敵として、確かに戦闘能力は高いようだが、本当に彼曰くであるところの【進化した存在】であるかは、甚だ疑問が残る。

リボンズが刹那と決着をつけるべく搭乗した機体、リボーンズガンダムはツインドライヴ・システムを搭載した機体で、ダブルオーライザーとも互角に戦える機体となっている。が、唯一、擬似太陽炉を使用している点が劣っており、リボンズはそれこそが刹那との戦いにおける敗因だと考えた。ところが、実際には太陽炉による性能差の問題は、技術革新によりほぼ解消されているのだという。(イノベイドが使用する機体・ガデッサやガラッゾの擬似太陽炉は、オリジナルに匹敵する出力を持つ、とされている。)つまり、リボンズが刹那に敗北したのは機体ではなく、パイロットの能力差が原因ということではなかろうか?

リボンズ以外のイノベイドもそうであるように、彼らは基本、能力で劣る人類を見下している節がある。「機体の性能差で負けた。」と、いうのは、つまりは「イノベイターである自分が、人間如きに能力で負けているはずがない。」と、いう自負があるゆえの言い訳ということではないだろうか。結局の所、リボンズ曰くの【イノベイター以上の進化した存在】とは、滅びの運命から逃れるために生み出された、彼の悲しい妄想であったのかもしれない。

S世界を、 O思い通りに管理する、 Rリボンズ・アルマークのための、ガンダム
牡牛座タウラスのHUYU月刊ドラゴンエイジで連載中の、ツンツンエロエロヌレヌレムニムニ系押し倒し乗っかり寸ドメ(でもキスしまくり)漫画、『おまもりひまり』がアニメ化されるということで、連載開始当初からのファンとしては超楽しみ!・・・だったのだが、あまりにも原作の絵から逸脱したキャラデザインのため、放送開始される前から既に意気消沈気味のド阿呆。以下HUYU)「いやー、それにしても長かった!」

まじめにふまじめ怪傑ゼロリ富士見ファンタジア文庫から発売中の、美少女4人と男一人の生徒会役員が生徒会室で日ごとくだらない雑談を繰り広げる、『生徒会の一存(シリーズ)』がアニメ化されるということで、主人公と、そのクラスメイトの一方的なBLっぷりが、遂にアニメで思う様に視姦できるのが楽しみで楽しみでしょうがないという、本作の楽しみ方がずれている気がするド阿呆。以下ゼロリ)「ほんとよねぇ・・・。」

電光勇者超特急ヒカリガイン二人の美形男子が変身して一人の仮面ライダーとなる、『仮面ライダーW』。それぞれ左右で異なるデザインやらカラーリングやらに、普通は原作者・石ノ森 章太郎氏繋がりで『人造人間キカイダー』を連想するところなのだろうが、なぜか原作者が違う『マジンガーZ』の登場人物・あしゅら男爵のことを連想してしまう俺は、異端なのだろうか?と、悩むド阿呆。以下ヒカリ)「・・・ああ! やっとここまで来たんだな!」

HUYU「ここに至るまでの道のり・・・思えば本当に長かった! 主人公が敵サイドの盟主と一体化したり、ヒロインが無力化されて拉致られたり、頼りになるお姉様は精神的なショックで倒れたり・・・怒涛の如き畳み掛け展開にヤキモキしたもんだけど、彼女は意を決して戦いの中、愛する少年に想いのすべてをぶつける・・・!」

ゼロリ「生徒会書記の妄想内で、主人公の恋人役だった美少年が実在した事にショックを受ける主人公! 儚げな美少年を支えるうちに、無自覚のうちに立っていく攻略フラグに苦悩する主人公! 果たして主人公の明日はどっち!?」

ヒカリ「うんうん・・・って、はぁ?」

HUYU「きっと次巻くらいで最終巻なんだろうなぁ。名残惜しいけど、超楽しみ!!」

ゼロリ「きっと今にすごい濡れ場展開が・・・グフフ♪」

ヒカリ「ちょっと待て、貴様ら! 何の話をしている!?」

HUYU「何のって・・・、『灼眼のシャナ』に決まってるだろ! もうすぐ最終巻だから、コラムの総力を挙げて盛り上げようってんじゃないか!」

ゼロリ『生徒会の一存』の話でしょう! もうすぐアニメ化するんだから、(主にBL方面で)盛り上げていこうってんじゃない!」

ヒカリ「ちっがうわ、このド阿呆ども!! 今回は・・・」

HUYU「はいはい。今回は、『機動戦士ガンダム00・2ndシーズン』の最終話で、刹那のダブルオーライザーと激闘を繰り広げたリボンズ・アルマークの機体、リボーンズガンダムを紹介しよう!!・・・っていうんだろ。冗談だよ。わかってるよ。」

ゼロリ「ええ!! そうだったの!?」

ヒカリHUYUは冗談だったらしいが、ゼロリは本気でそのつもりだったようだな・・・。」

HUYU「↑上の自己紹介でも書いたとおり、ちょっと凹み気味でなー。無理矢理テンション上げようと、暴走してしまった・・・。」

ヒカリ「放送前から作画崩壊が始まってれば、そら凹みもするか。」

ゼロリ「BL風に傷を舐めあってるブ男(×2)はほっといて。ってなワケで、リボーンズガンダムの紹介にいきましょう!」

HUYU「お前が勝手に仕切るな!!」

ヒカリ「ってか、どこをどう見ればBLになる!?」

ドガァッ!!

ゼロリ「あーれぇぇぇ・・・」

リボーンズガンダム/リボーンズキャノンは、ヴェーダの中に蓄積されたMS開発の技術を使って作られた機体で、機能、性能、武装の面において、これまでのMSのすべてを受け継いだスペシャルな機体という、如何にもアレな、ボスっぽい設定の機体である。かなり早い段階から機体の基礎設計は完成していたようで、イノベイドの一人でソレスタルビーイング内に潜入していた、アニュー・リターナーが盗み出したツインドライヴのシステムを組み込むことで、機体が完成した。

リボーンズガンダム正面 リボーンズガンダム背面

汎用性が重視されているガンダムモードの基礎データには、同じく汎用性の高い機体となっている、ガンダムエクシアとの共通項が色濃く残っている。データ上は兄弟機といえるが、エクシアが接近戦用として武装の多くをソード系の武器としているのに対し、リボーンズガンダムはフィンファングやGNバスターライフルなど、多種多様な武装を搭載しているため、外見的にはその面影は少ない。

肘の太陽炉から直接粒子供給を受けることで、強力な粒子ビームを発射する事が出来るGNバスターライフルや、両肩に装備された大型ビームサーベル、GNシールドなど、汎用性を重視しただけあって、基本的な(で、ありながら、且つ、強化されている)武装を搭載している。

GNバスターライフル
肘と接続されているシールド部分が、数少ないガンダムエクシアの面影を感じさせる。

銃身中央のGNコンデンサーっぽい箇所は、シルバーの上からクリアカラーのパープルで塗装。

大型ビームサーベル
他のクリアパーツとの兼ね合いからか、例によって無色透明だったので、クリアオレンジで塗装。

【大型】のはずなのに、他キットのビームサーベルとそんなに長さが違わないのが残念。

GNシールド(リボーンズ)
シールドの一部が展開されることで、搭載されている小型GNフィンファングをビーム砲として
弾幕に使用できる、防御能力が強化されているシールド。

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腰はPCパーツの内蔵により、前後のスイングが可能。パッと見では、肩も後ろにスイングできる構造になっているように見えるが、実はそうではなく、これはモードチェンジの際、胴体内に沈む頭部を固定するための構造である。と、いうわけで、モードチェンジ後も見ていこう。

前後を入れ替えて、作中再現の逆回しで変形させ、手首パーツを差し替えることで、ガンダムモードから遠距離射撃・砲撃能力に特化したキャノンモードへと姿を変える。

なお、作中再現では元となるシーンが存在しなかったため、割愛した脚部の変形は以下の通り。

脚部の変形@
ガンダムモード時にはハイヒール状になっている足を動かす。

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脚部の変形A
脚の内部で、膝の可動が内部構造に干渉するようになっているので、

ロールオーバーで画像が変わります

脚部の変形B
膝を動かす事で連動し、ふくらはぎの装甲が展開できるようになっている。

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で、変形したキャノンモードがこれである。

リボーンズキャノン正面 リボーンズキャノン背面
後ろから見ると、ガンダムになるのがバレバレな気が・・・

キャノンモードの設計データにはガンダムヴァーチェと同一のデータが使用されている。

巨大な一つ目のような意匠の頭部のセンサー部分には、バイザーにクリアーパーツが使用されている。

キャノンモード頭部センサー
キット付属のシールでそれっぽく再現することは可能だが、バイザーが無色透明なので、
内部をシルバーで塗装し、バイザーをクリアグリーンで塗装する方がカッコ良くなるのでオススメです。

キャノンモードでの主砲は、ガンダムモードではGNフィンファングとして、遠隔操作武器となる。この武器に「フィン〜」と名付けてしまったのは、中の人繋がりでリボンズ役の声優さんが昔演じていた、例のあの人の、あのガンダムを意識しての事なんだろうか・・・?

ゆけ! フィンファング!!
どう見てもフィン○ァンネルです。ありがとうございました。

キャノンモード時の、妙に古めかしいデザインのマニピュレーターはエグナーウィップという、ワイヤーで射出されGNフィールドを突破、敵機体に電撃攻撃を与えるという、イノベイド勢が開発した巨大MA(モビルアーマー)・エンプラスやレグナントに装備されている物と、同じ武器になっている。

マニピュレーターと付け根の部分に、リード線を差し込めそうな穴が空いていることから、製品には付属しないが、どこからかリード線を調達できれば、射出状態を再現できそう・・・。と、思っていたのだが、バンダイ製の他のキットに付属の物は微妙に径が太くて使用できず、また市販品の物は逆に細すぎて使用できなかった・・・。オイオイ。

エグナーウィップ
せめて径の合うリード線を付属しといてくれれば・・・。

ガンダムモードからキャノンモード、またはその逆の変形は、瞬時に行えるらしい。例えば、飛行中に背後から迫ってきた敵に対して変形し、主砲で撃墜するなど、バックパックにマウントした状態からバズーカを発射して背後の敵を撃墜したあのガンダムよろしく、前後両面に隙の無い戦い方が出来る機体となっている。

開発当初の段階では、ガンダムモードを主力機に、キャノンモードは支援用の別機体として設計されていたが、自分以外のイノベイドを見下していた、仲間をあてにしなかったリボンズが、一人で戦うために両者の機能を1機に集約し、現在の形になったのだという。

また、開発中の段階では、ガンダム、キャノンに続く第三の形態、タンクモードが存在していたが、陸上での戦闘がほとんど行われないからか、完成する前に変形機能はカットされた。キャノンモード時に脚部の装甲がスライドして開く事から、おそらくその部分からキャタピラか、ホバークラフトが現れる予定だったのだと推測できる。

それがカットされたのは、地上では戦わないから必要がないという、設定上の理由と、アニメの尺の都合で第三の形態まで出せない、キット化するのが困難になる、といった、大人の事情があったであろうことは、疑いようもなく、容易に想像できる事である・・・。

HUYU「と、いう訳で、今回のレビューはこんな所かね。」

ヒカリ「まあ、こんなモンだろうな。で、今回のキットの評価は如何に?」

HUYU「クリアーパーツが個別の色に分かれてなくて、塗装の必要があるっていうのは残念だけど、原油高を考えたら仕方のないことかな。変形機構は一応そこそこのレベルでまとまってるから良しとしても、専用のリード線が無いからエグナーウィップを再現できないってのは、俺的には最大のマイナス要素かな。ってワケで今回は70点程度かなー。」

ヒカリ「そんなもんか。・・・あ、そうだ。射手座サジタリアスのBPから指示を受けとったんだが、」

HUYU「ほう? なんと?」

ヒカリ「今回のネタが2ndシーズン最後の敵・リボーンズガンダムってことだから、最後らしくアニメの評価もしてみては? だってさ。」

HUYU「2ndシーズン本編の評価って、一体何ヶ月前に最終話迎えたと思ってんだ。時期遅れにもほどがあるぞ?」

ヒカリ「まーまー。そう言うなって。」

HUYU「そうだな・・・。正直言えば、駆け足気味だったってのが感想かな。ガンダム作品って基本4クールで全50話位になるだろ。」

ヒカリ「放送打ち切られて、3クール弱で終わったガンダムもあるけどなー。でも『00』は1stシーズンとあわせて変則4クールだったろ。丁度50話で収まるから、問題ないのでは?」

HUYU「序章的な意味合いだった1stシーズンで25話は長い気がしたんだけど、2ndシーズンの方は色々詰め込まれていた分、どうにも話数が足りなかった気がするんだよ。アレルヤとか、ハレルヤとか、出番の少ない人もいたし。30話くらいあっても良かったんじゃない?」

ヒカリ「要は、超兵にもっと出番が欲しかったって言いたいんだな、オマエは。でも、放送期間が長いと、見る価値も無い総集編が入ったりして、中だるみが酷い事になるぞ。2クールと言う短い期間だからこそ、ストーリーやら作画やらを安定させる事に成功しているんじゃないかと思うんだ。」

HUYU「確かに、そうだな。放送期間は短くても、その分、作画は割と安定していたし、ストーリーにも密度があったと、言えなくも無いわな。・・・あ、でも、『駆け足気味』ってのと、『ストーリーの密度』は分けて考えるべきかな。駆け足気味でも内容がスッカラカンなアニメもあるわけだし。

ヒカリ「エート・・・それは、種とか運命の事かね?」

HUYU「別にそうとは言ってないがな。で、だ。『00』は密度が濃い分、見応えもあったし、戦闘描写もカッコよかった。ガンダムに限った話じゃないけど、結局の所、アニメってのは【そこそこの見応えのあるストーリー】と、【そこそこの安定した、魅力あるキャラ作画】。【そこそこの動き(戦闘シーンなど)】の三拍子が揃ってさえいれば、名作とまではいかないまでも、良いアニメにはなるんだ、という事が、このアニメを通してわかったよ。『コードギアス』なんかもそんな感じだしな。」

ヒカリ「なるほどなー。」

HUYU「で、やっぱり、【スッカラカンのストーリー】【魅力を全く感じない主人公のキャラ設定】【バンク(使い回し)シーンばかりの戦闘シーン】という、腐、もとい負の3拍子揃った種とか、運命は、全く駄目だったと言う事になる訳だ。」

ヒカリ「『00の作品評価を時期遅れ』とか言っといて、結局オマエも種とか運命の話もって来てんじゃないか。時期遅れはどっちだっつーの・・・。」

ちゃんちゃん♪

「これは・・・運命だ! まだ僕は、戦える!」(HG Oガンダムのコラムへ)

「くっ、この・・・人間風情がぁっ!!」(HG ガンダムエクシアのコラムへ)

「機体のダメージが・・・このままでは・・・!」(戻る)